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職場の人間関係に苦しんだ工場勤務の20代女性が転職前にやった3つの事

ウーマンコンシェルジュ

体験談を寄せて頂いたのは工場で働かれていた20代女性のM.Oさん。
職場の人間関係に悩み職場で出来ることをやった上で転職を決意したM.Oさん。
この記事では工場で一般事務をしていたM.Oさんが職場の人間関係に苦しみながら転職に至るまでの体験談について紹介しています。
職場の人間関係に悩んでいる人は、ぜひこの記事を読んでみて下さい。

【M.Oさん】

  • 年齢:24歳
  • 家族構成:独身
  • 転職のきっかけ:職場の人間関係
  • 転職活動のタイミング:在職中
  • 転職方法:転職サイト(リクナビNEXTラシーク
  • 転職決定までの応募社数:3社
  • 転職活動期間:約1ヶ月
  • 転職前の職種:工場事務
  • 転職後の職種:一般事務
  • 転職前の勤務地:埼玉
  • 転職後の勤務地:埼玉

目次

20代女性M.Oさんが働いた工場での仕事内容

高校を卒業後に地元の埼玉県内にある工場に勤め始めました。

工場では主に事務の仕事をしており、日々の経費精算や小口現金の管理など簡単な経理業務まで行っていました。

工場で製造している精密機械用の金型部品は生産量の季節変動もあるので、繁忙期には工場内で簡単な組み立て作業も手伝っていました。

性格的にもコツコツ取り組む仕事が好きなので、事務の仕事や工場での組み立て作業も楽しく取り組むことができました。

自分の関わった製品が誰かの役に立っていることが実感できたので、仕事には大きなやりがいを感じていました。

20代女性M.Oさんが職場の工場で悩んだ人間関係

私が働いている部署内の女性上司がとても気の強い方で、仕事の指示も怒鳴るような口調でされる方でした。

そのため仕事中は女性上司に怒られないか、いつもビクビクしながら働いていました。

工場で働き始めた最初の頃は「女性上司ともっと仲良くしよう」「気軽に話せるように自分から女性上司に話しかけよう」と意気込んでいましたが、工場で働くうちに精神的に辛くなり、目の前の仕事をやるだけで精一杯の状態になりました。

また、その女性上司は勉強ということで自分の仕事をほとんど私に振るようになり、自分は1日のほとんどを部長や次長とおしゃべりをしている状態でした。

部長や次長も女性上司の方が先輩のようで、女性上司に気を遣いながら働いているようでした。

私は振られた仕事が終わらず毎日残業をするようになり、私の仕事が遅いということで残業代も出ないサービス残業で働いていました。

また、他の部署で仲良くなった女性の先輩とお昼休みに話しているのを見た女性上司が「あの子は性格悪いから関わらない方がいい」と言われました。

自分の交友関係にも口を出されるようになり、職場で常に女性上司から監視されているようで仕事へ行くこと自体が辛くなっていきました。



20代女性M.Oさんが工場の人間関係が原因で転職する前にやった3つの事

1.できない仕事は断る

女性上司に対してしては頼まれた仕事を全て引き受けるのではなく、どうしてもできない仕事は断るようにしました。

特にサービス残業が毎日のように続いていたので、終業間近に頼まれた仕事は「今日は歯医者なので」など具体的な理由を伝えて仕事を断るようにしていました。

また「今日は残業できないので今から組立の作業を手伝おうと思ってたんですけど、どっちの仕事を優先した方がいいですか?」と上司に判断を任せることもしました。

こうすることで私が暇でないことを遠回しに伝えながら、上司が自分で判断したことなので後で文句を言われることもなくなりました。

言葉的にも仕事ができないと直接伝えているわけではなく、上司にも伝えやすいのでおすすめです。

女性上司は最初の頃は全て引き受けていた仕事を断るようになった私に対して少しおかしいと感じているようでしたが、転職する気持ちが次第に固まっていたのであまり気にしませんでした。

2.母親への相談

女性上司のことを社内の同僚・同期には相談できなかったので、月に1回〜2回実家へ戻った時には母親に胸の内を話すようにしていました。

母親は私にとってよき理解者ですし、私よりも社会経験も豊富なので「こういうことを上司から言われた」と伝えると「こう返事をするといいんじゃないか」と具体的なアドバイスをもらえたことも良かったです。

そして何より自分の良き理解者が少なくとも1人はいるという安心感から、精神的にもかなり助けられました。

3.在職中から転職活動を始めた

母親に悩みを相談していたものの会社で女性上司と一緒に仕事をすることが本当に辛かったので、今の状況をなんとか変えたいと在職中から転職活動を始めました。

最初は現実逃避から始めた転職活動でしたが、実際にネットで掲載されている求人をチェックしていくと自分が働いている工場以外にもたくさんの会社があることが分かり(当たり前のことですが…)、精神的にもかなり楽になりました。

また、求人を見ていく中で企業が求めている人材や自分に足りないスキルが明確になったので、簿記の資格取得を始めるいいきっかけにもなりました。

20代女性M.Oさんが工場の転職を決意した後にやった転職活動

在職中から転職活動を始めたことで自分でも働ける職場が工場以外にもたくさんあることが分かり、工場を辞めることを決めた後は本格的に転職活動を進めていきました。

ただし、一人暮らしで生活費のこともあるので転職先が決まってから退職することにしました。

転職活動についてはネットで転職エージェントが良いとたくさん書かれていましたが、自分が働くことになる仕事探しを誰かに頼むことに抵抗を感じたことや自分のペースで求人を探したかったので転職エージェントは利用しませんでした。

そのため、会社の昼休みや休日を利用して大手転職サイトのリクナビNEXTや女性の向けの転職サイトラシークを利用して求人を探しました。

求人数は圧倒的にリクナビNEXTが多かったですが、私が探していた事務職の求人はラシークの方が条件の良いものが多く、個人的には事務職の求人を探す女性にはラシークがおすすめです。

また、私はある程度一般事務の経験がありましたが、未経験から応募できる求人も多くあったので、これから事務職の仕事に挑戦したい女性にもラシークはいいと思います。

結果的には在職中から求人探しを進めていき、転職活動を始めてから1ヶ月後にはラシークで見つけたIT系企業の一般事務職の仕事に転職することができました。

工場で職場の人間関係に悩んでいる人へアドバイス

私が働いていた工場に限らず、職場の人間関係が原因で会社に行くことが辛くなっている人がいると思います。

そんな時は意識して笑顔でいることををおすすめします。

女性上司と一緒に働くことを考えると会社へ行くことが本当に辛かったですが、社内の人と話す時は意識して笑顔でいました。

そうすることで他部署の方から「いつも笑顔で頑張ってるね」と言われることも多くあり、私の頑張りを認めてくれる人もいました(他部署の方でしたが退職する時は送別会を開いてくれました)

その方達には本当に感謝しており、自分が働きやすい環境は自分で作れるものだと学ばせてもらいました。

辛い人間関係の職場で働いている時は精神的にもキツイですが、自分が気づかないだけであなたの頑張りを見てくれている人はいるものです。

今の職場で自分ができることを一生懸命やり、その上で今とは違った環境で働く選択肢も常に頭に入れておくことが大切です。

自分を必要以上に責めず、あなたが自分らしく働ける仕事に出会えることを願っています。

まとめ

ウーマンコンシェルジュ

M.Oさん、体験談を寄せて頂きありがとうございました。

M.Oさんと同じように職場の人間関係で悩んでいる人もいるかもしれません。

M.Oさんが言っていたように、今の職場で出来ることをやった上で働く環境を変えることも1つの選択肢となります。

転職することが全て正しい選択ではありませんが、今の状況が続いた1年後、3年後の自分の姿を想像しながら、これからの行動を考えてみて下さい。

転職サイトコンシェルジュ

M.Oさんが転職活動で利用した転職サイトのリクナビNEXTとラシークはどちらも無料で利用できるので、気になる人は利用してみて下さい。

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