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20代男性がハローワークによる転職活動を後悔した理由とは?

ヤングコンシェルジュ

今回、体験談を寄せて頂いたのは調理師から工場の仕事へ転職した20代男性のS.Aさん。
ハローワークで紹介された工場の仕事へ転職したS.Aさんですが、思っていた仕事と違い転職したことを後悔することに。
この記事では調理師から工場の仕事へ転職したS.Aさんがハローワークを利用して後悔した時の体験談について紹介しています。
S.Aさんと同じように、これからハローワークを利用した転職活動を考えている人は、ぜひこの記事を読んでみて下さい。

【S.Aさん】

  • 年齢:20代後半
  • 家族構成:独身
  • 転職活動のきっかけ:残業の多さ
  • 転職活動のタイミング:退職後
  • 転職方法:ハローワーク
  • 転職決定までの応募社数:4社
  • 転職活動期間:4ヶ月以内
  • 転職中の悩み:希望の求人が見つからない
  • 転職前の職業:調理師
  • 転職後の職業:工場
  • 転職前の勤務地:愛知
  • 転職後の勤務地:愛知

目次

20代男性S.Aさんの転職前の仕事内容

高校卒業後は周囲の友達が大学へ進学する中、私は小さい時から好きだった料理の仕事をするために調理師学校へ進みました。

調理師学校を卒業してからは専門学校で紹介してもらった洋食店へ調理師として就職しました。

仕事内容は洋食店のキッチンスタッフで、調理から新作メニュー作りまで様々な仕事をやらせてもらいました。

  • 店内外清掃
  • 皿洗い
  • 料理の仕込み準備
  • 調理
  • 新作メニュー作り

自分が小さい時からやりたかった料理の仕事に携わることができ、仕事自体には大きなやりがいを感じていました。

また、日々できる仕事が増えていくことで自分の成長も実感できたので、辛い仕事にも耐えることができました。

20代男性S.Aさんが調理師から転職を考えたきっかけ

やりがいを感じていた調理師の仕事でしたが、毎日日が昇る前に出勤して深夜遅くまで続くサービス残業や教育という名の先輩によるパワハラから精神的に仕事を続けることが辛くなっていきました。

また、調理師の頃は一ヶ月の給料が10万円程だったので、当時一人暮らしをしていた私は家賃の5万円に加えて水道光熱費や調理師学校の学費ローンなどから自由になるお金は全く無く、生活費が足りない時は親に頼んでお金を借りていました。

休日も週1日だったので疲れが全くとれず、休みの日は何もせずただ寝ているだけでした。

大学生活を楽しんでいる同級生だった友人達を羨ましく感じながら、このままの生活を続けていると自分の若い可能性が全て駄目になってしまうと焦り始め、転職することを決意しました。

20代男性S.Aさんが転職方法にハローワークを選んだ理由

転職を決意した後はハローワークを利用しながら転職活動を進めていきました。

当時の私は正社員として勤めた会社を初めて辞めたので、何をどうすればいいのか全く分かりませんでした。

親に相談したところハローワークを紹介されたので、そのままハローワークを利用していました。

今でも詳しくありませんが当時の私はネットに疎く、ネットで利用できるサイトはアルバイトを探すタウンワークやバイトルなどの求人サイトしか知らず、正社員の転職先をインターネットで探す概念がありませんでした。

そのため、選択肢は自然と限られることになり、消去法で親から教えてもらったハローワークを利用することになりました。

今思うとハローワークだけで転職活動をしたことが大きな間違いで、今でも本当に後悔しています。

20代男性S.Aさんがハローワークの転職を後悔した理由

ハローワークで転職活動を進めていくことになりましたが、当時の私は専門学校で紹介してもらった洋食店に就職したため、就職活動らしい活動を一切してきませんでした。

そのため、普通であれば就職活動の時に自分の適正を判断してから就職先を見極める期間がありますが私にはその期間が全く無く、たくさんある求人の中から自分に向いている仕事を見つけることが本当に難しかったです。

調理師の資格を活かして別の調理の仕事に就く選択肢もありましたが、調理師の辛い仕事は二度としたくないと考えていたので今までと違う職種の仕事を探しました。

自分一人で転職活動を進めていくことが難しい状況の中、何度もハローワークに通っていると担当者の方から和菓子工場の求人を紹介されました。

正直、自分にも向いているのか分かりませんでしたが「専門家の人に紹介してもらった求人だから大丈夫だろう」と安易に転職先を決めてしまいました。

紹介された求人で採用が決まり実際に働き始めると、事前にハローワークで説明を受けていた仕事内容と全く違い、蒸気を使う危険な仕事をやらされました。

また、転職前に聞いていた給料の額と実際の額も異なり、転職してから1ヶ月後には既に転職したい気持ちになっていました。

職場の人間関係も前職の洋食店に負けないぐらい悪く、工場長のNO2のような存在の人に色々な嫌がらせを受けました。

安易に転職先を決めてしまった自分も悪いですが、思い切ってした転職が思わぬ形となり、ハローワークで紹介された仕事に転職したことを後悔することになりました。

ハローワークの転職を考えている人へアドバイス

当時の私と同じようにハローワークで転職活動を考えている人は、企業の求人要項には注意深く目を通し、おかしい点がないかチェックすることをおすすめします。

よくあるのが求人要項の給料の欄です。

例えば、給料が22万円〜25万円と記載されている求人は掲載されている給料から社会保険料や年金が引かれるため、手取りの給料ではない場合がよくあります。

また、求人によっては残業代が給料に含まれているケースもあります。

あとは、ハローワークから紹介された求人を鵜呑みにせず、自分が納得いくまで調べ尽くすことが大切だと思います。

自分で調べられることにも限界はありますが、中途半端に転職先を決めてしまうと私のように転職したこと自体を後悔することになります。

いずれにしても、転職活動は根気のいる作業となりますが、転職サイトなどを利用すれば、このような作業ももっと簡単にできると今になって後悔しています。

自分が利用できる転職方法は全て利用して、少しでも自分に合った求人に出会える可能性を高めて下さい。

まとめ

ヤングコンシェルジュ

S.Aさん、体験談を寄せて頂きありがとうございました。

20代男性の中にはS.Aさんと同じようにハローワークでの転職を考えている人もいるかもしれません。

S.Aさんが言われていたように、転職活動をする時には自分が利用できるあらゆる転職方法を利用しながら自分に合った転職方法で転職活動を進めていくことが大切になります。

S.Aさんのようにハローワークで紹介された求人と求人票の内容が異なる時は、ハローワークに開設されている「ハローワーク求人ホットライン」に相談することもできます。

ハローワーク求人ホットライン

引用:厚生労働省HP

≧ハローワーク求人ホットライン

しかし、ハローワークに限ったことではありませんが、転職前後で様々なギャップを感じる人も少なくありません。

  • 転職前に聞いていた仕事内容と違う
  • 転職前に聞いていた給料額をもらえない
  • 転職前は残業が無いと聞いていたのに毎日深夜までサービス残業がある

さらに、職場の雰囲気や人間関係などは転職前に知ることが難しく、転職前後のギャップからS.Aさんのように転職を後悔する人も少なくありません。

このような転職の後悔や失敗を防ぐためにも、転職エージェントを利用した転職活動をおすすめします。

 

転職エージェントは転職者と企業の間に入り様々な転職サポートをしてくれる無料の転職サービスになります。

転職エージェント 仕組み

転職エージェントを利用することで様々な転職サポートを受けることができます。

転職エージェントの転職サポート
  • 転職希望に合った求人紹介
  • 転職先との給与・条件交渉
  • 履歴書・職務経歴書の添削
  • 面接日の日程調整
  • 企業別の面接対策(過去の面接で聞かれた質問内容や答え方のアドバイス等)
  • 転職前に転職先のリアルな情報を教えてくれる(職場の雰囲気、人間関係、本当の残業時間等)

転職エージェントを利用することで自分1人では知ることが難しい「職場の人間関係」「職場の雰囲気」「本当の残業時間」といった転職先のリアルな情報が転職前に分かるため、転職前後のギャップによる転職の後悔や失敗を防ぐことができます。

全国には大小合わせて約18,000もの転職エージェントがあるため、受けられる転職サポートの質や紹介される求人も大きく異なります。

「自分が転職エージェントに望む事」「各転職エージェントの特徴」を照らし合わせながら2社〜3社の転職エージェントを併用することで、自分が納得のいく転職活動をすることができます。

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転職サイトコンシェルジュ

転職することが全て正しい選択ではありませんが、今の状況が続いた1年後、3年後の自分の姿を想像しながら、これからの行動を考えてみて下さい。
ここで紹介した転職エージェントは全て無料で利用することができます。
自分に合った転職エージェントをうまく活用しながら希望の求人に出会える可能性を少しでも高めるようにして下さい。

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