職場の人間関係は次第に悪化していき、挨拶をすることすら難しい状況になったことで、転職することを決意したO.Tさん。
この記事では、営業の20代男性O.Tさんが、人間関係に苦しんだ職場から転職したことで手に入れた「大切なもの」について紹介しています。
O.Tさんと同じように、職場の人間関係に苦しんでいる20代の営業の方は、ぜひこの記事を読んでみて下さい。
転職者情報
- 氏名:O.Tさん
- 性別:男性
- 年齢:28歳
- 家族構成:未婚
- 転職活動のタイミング:在職中
- 転職方法:転職エージェント
- 転職決定までの応募社数:5社
- 転職活動期間:2ヶ月以内
- 転職理由:職場の人間関係
- 転職前の勤務地:埼玉
- 転職後の勤務地:東京
- 転職前の職業:営業
- 転職後の職業:営業
職場の人間関係に苦しんだ営業の20代男性の転職前後の仕事内容
転職前は解体現場などで利用する重機のアタッチメントを扱う会社で営業をしていました。
地元の埼玉と茨城を担当エリアとして、すでに取引のある顧客を回るルート営業がメインでしたが、新規開拓のノルマも課せられていました。
転職後は農業用機械を扱う会社で営業として働いています。
主な仕事は商品を購入してもらったお客様のアフターフォローになりますが、前職と業界は異なるものの、同じ重機関係ということもあり、前職の経験も生かしながら働くことができています。
職場の人間関係に苦しんだ営業の20代男性が転職を考えたきっかけ
前職の転職を考えた1番のきっかけは、職場の人間関係が修復できない状態になったことです。
もちろん、人間関係が最初から悪かったわけではなく、徐々に関係が悪化していくことになりました。
前職の会社には2年ほど在籍していましたが、最後には挨拶すらしない険悪な雰囲気になり、自分が会社に存在していないような扱いを受けるようになりました。
大学卒業後に新卒として入った会社で、職場の人間関係が悪化した直接の原因は、定期的にある飲み会を断っていたことです。
貯金も全くない時で、最初の歓迎会以降に開催される飲み会を断っているうちに、次第に周囲との関係が悪化していきました。
もちろん、お金がないことも説明しましたが理解されず、「貯金していないお前が悪い」と言われ、1時間ほど説教されたこともあります。
新卒が飲み会を断るのは生意気?なのかもしれませんが、今思うとつまらないことで人間関係が悪化していき、仕事上でも働きにくさを感じ始めた頃から転職を意識するようになりました。
職場の人間関係に苦しんだ営業の20代男性が転職前に苦しんだ事
転職することを考え始めたとはいえ、せっかく苦労して就職した会社だったので、すぐに辞めることは考えませんでした。
仕事自体は苦ではありませんでしたし、人間関係が悪いと言っても営業職なので基本的には外出しています。
そのため、上司と顔を合わせる頻度もそう多くはありませんでした。
しかし、何よりも苦しかったことは人間関係の悪化による責任転嫁でした。
何かにつけて目の上の瘤のような扱いをされ、ちょっとしたミスでも必要以上に叱責されました。
中には自分とは関係のないクレーム処理をすべて自分のせいにされ、その責任を追及されると言ったこともありました。
その結果、営業成績は良かったのですが、上司をはじめとした会社からの信用はドンドン下がっていきました。
誰にも相談することができず、誰からも信用されない会社で働き続けることは精神的に辛く、仕事に対するモチベーションを維持するのが難しかったです。
さらに追い討ちとなったのは、借金の返済です。
学生時代に友人の連帯保証人となっており、友人が借金の返済を放棄したことから(消息がわからなくなった、、、)、自分が返済することになりました。
一人暮らしをしていたこともあり、常に家系は火の車でした。
自分の趣味や友人付き合いを捨て、それでも働かなければ借金の返済ができなかったので、仕事にだけしがみつくような毎日でした。
その仕事も人間関係が悪化していたので、給料の数字を見ることだけが唯一の楽しみとなっていました。
「周りからどう見られても、仕事さえちゃんとやっていれば大丈夫」と思っていましたが、次第に精神的に追い詰められていき、進路も退路も見出せずにただ毎日が過ぎていく辛い日々でした。
職場の人間関係に苦しんだ営業の20代男性が転職成功の為にやった事
この状況を打破する為にやったことは「転職」です。
というか、転職以外に現状を変える方法を全く思いつきませんでした。
生活費や借金返済といいたお金の関係から収入を途切れさせることはできなかったので、在職中から転職活動を始めました。
営業だったので、外回りの空き時間や休憩時間を利用して、転職サイトで求人をチェックしていきました。
しかし、初めての転職ということや仕事をしながらの転職活動ということもあり、思うように転職活動は進まず、書類選考が通過してもことごとく面接で落とされてしまい、どうすればいいのか分からなくなりました。
その時に、既に転職を経験している大学時代の同級生から教えてもらった転職エージェントを利用しました。
転職エージェントに登録後、面談で転職希望を伝えた後は条件に合った求人を紹介してもらえるようになったので、転職活動が一気に進むようになりました。
また、今までは会社の人間関係の問題などもあり、自分は1人だけ生きていると悲観しているところがありましたが、転職エージェントの担当者の方が自分の為に色々と動いてサポートしてくれることが、精神的な支えになりました。
「仕事だから当り前」と思う人もいると思いまうが、当時の自分は担当者の方に本当に救われたと思います。
結果的に、転職エージェントに紹介された求人に転職することができたので、本当に感謝しています。
職場の人間関係に苦しんだ営業の20代男性が転職して手に入れた大切なもの
私は前職と今の職場の2社しか経験したことがありませんが、仕事をする上で職場の人間関係がいかに大切なのかを痛感しました。
現在の職場に転職して、毎日の仕事が本当に楽になりました。
楽になったと言うのは少し語弊がありますが、仕事が「楽しい」と思えるようになり、会社に行くことが嫌ではなくなりました。
もちろん、今の会社でも大変なことはありますが、今の会社はそれぞれの従業員がお互いのことを尊重してくれて、以前のような強引な飲み会の誘いもありません。
職場の人間関係は仕事をする上で全ての土台となるもので、仕事で多少嫌なことや大変なことがあっても、自然と「もう少し頑張ってみよう」と言う気持ちになり、この会社でこれからも腰を据えて働きたいと思います。
職場の人間関係に苦しむ営業の20代男性へアドバイス
転職先の人間関係は求人票に書いていませんし、実際に働いてみて歳月を掛けないと分からない部分も少なくありません。
人間関係の悪い職場で働いている人は、今の職場で改善を心掛けることは良い事だと思いますし、やるべき事だとは思いますが、それにも限界があります。
あまりに酷いのであれば、迷わず転職することをお勧めます。
幸い私は働けなくなるほどまでには追い詰められませんでしたが、人によってはうつ病のように働くことが難しい状態になってしまう人もいます。
石の上にも3年という言葉もありますが、3年が経過して会社ではなく病院にいては元も子もありません。
今の会社だけでが全てではないので、自分が生活する上での収入とうまく折り合いをつけながら、計画的に転職活動を進めてみて下さい。
あなたの人間関係の苦しみが少しでも軽くなることを願っています。
まとめ
O.Tさんのアドバイスにもあったように、職場の人間関係によるストレスから体調を崩してしまうことで、働く事自体が難しくなってしまう可能性もあります。
転職することが全て正しい選択ではありませんが、自分の体調を第一に、これからの行動を考えてみて下さい。
自分1人で転職活動をすることはできますが、職場の人間関係をはじめとした転職先について調べる時には、1人の転職活動には限界があります。
事前に転職先の人間関係について詳しく知りたい人は、O.Tさんも利用した転職エージェントで転職活動を進めてみて下さい。
転職エージェントは、転職者のあなたと企業の間に入って、転職活動のサポートをしてくれる転職サービスになります。
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転職エージェントの転職サポート |
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全国には約18,000もの転職エージェントがありますが、職場の人間関係に苦しんでいる20代におすすめの転職エージェントはパソナキャリアになります。
パソナキャリアは「社会の問題点を解決する」という企業理念を元に、障害者雇用や社会貢献活動に積極的なパソナグループの一員で、丁寧な転職サポートが特徴の転職エージェントになります。
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さらに、非公開求人はパソナキャリアに登録しなければ見ることができないため、誰もが見られる公開求人と比べてライバルの少ない求人の中から、自分に合った求人を紹介してもうらことができます。
職場の人間関係に苦しんでいる20代がパソナキャリアを利用することで、質の高い転職サポートを受けながら、ライバルの少ない好条件の求人を紹介してもらうことができます。
転職することが全て正しい選択ではありませんが、今の状況が続いた1年後、3年後の自分の姿を想像しながら、これからの行動を考えてみて下さい。
実際に転職するかどうかはともかく、あなたが今より自分らしく働けるようになることを願っています。