給料の支払遅延と時を同じく奥様の妊娠が分かり、生まれてくる子供のためにも安定した経済環境を求めて転職することを決意したI.Mさん。
この記事では、給料の支払遅延から転職した40代男性のI.Mさんが、転職を成功させた方法について紹介しています。
I.Mさんと同じように、給料の支払遅延から転職を考えている40代の男性は、ぜひこの記事を読んでみて下さい。
転職者情報
- 名前:I.Mさん
- 年齢:40代前半
- 性別:男性
- 家族構成:既婚(子供2人)
- 転職活動のタイミング:在職中
- 転職方法:ハローワーク、転職サイト、転職エージェント
- 転職決定までの応募社数:5社
- 転職活動期間:半年以内
- 転職活動中の悩み:今より悪い環境の会社に転職しないか
- 転職前の勤務地:愛知
- 転職後の勤務地:愛知
- 転職前の職業:社内SE兼カスタマーサポート
- 転職後の職業:社内SE兼総務
給料の支払遅延から転職した40代男性の転職前・後の仕事内容
転職前は、IT技術を使った住宅用セキュリティ機器とそのサービスを販売する企業で働いていました。
仕事は社内SEとして、システム構築と運用・管理及び販売しているサービスのカスタマーサポートを兼任していました。
転職後は、プラスチック関連製品の商社で社内SEをしています。
部署としては総務に所属しており、総務業務も一部兼任しています。
給料の支払遅延から転職した40代男性が転職を考えたきっかけ
転職はこれまでに3回経験しており、結婚も既にしていたので、これ以上転職をする気はありませんでした。
しかし、その時所属していた企業はかなり規模が小さいベンチャー企業で、売上の不振から給料の支払遅延が起きていました。
また、給料の支払遅延と同時期に妻の妊娠も発覚し、生まれてくる子供のためにも安定した収入が見込める企業で働きたいと考え、転職することを決意しました。
このことに加えて、売上の不振からこれまでの業務に加えて、広告を取得してくるよう会社から営業活動をするように指示されたことも、転職を決意したことに少なからず影響しています。
恥ずかしながら営業職はこれまで経験したことが無く、営業をすることに不安を感じたことで、転職の決意がより固まったと思います。
給料の支払遅延から転職した40代男性が選択した転職方法
今回は在職中の転職活動ということで、ハローワークは基本的に使いませんでした。
これまでもハローワークではあまり良い求人の紹介が無かったことも影響していたと思います。
転職サイトにも登録しましたが、仕事をしながらの転職活動だったため、転職活動をする時間の面からも、転職エージェントを中心に転職活動を進めていきました。
転職エージェントは、アポイントの調整面で本当に助かりました。
仕事が忙しかったので、応募先企業と面接の日程調整のためにメールや電話のやり取りをすることが少し煩わしかったですが、全て転職エージェントに任せられたので本当に助かりました。
給料の支払遅延から転職した40代男性が転職活動で悩んだ事
転職活動で悩んだことは沢山ありましたが、最も悩んだことは転職によって今より悪い状況になることでした。
というのも、私はこれまで既に3回の転職を経験しており、直前の転職は望んだものではなく、当時所属していた企業が民事再生となったことが原因でした。
民事再生と同時に給料の一時的な支払遅延も起きたことで前職に転職しましたが、結果として2年も経たずに再び給料の支払い遅延を経験することになりました。
しかも企業規模は以前より小さいので、倒産の危険も前より高くなっています。
「2度あることは3度ある」ではないですが、再び給料支払いの遅延があるような企業に転職してしまわないか不安を感じていました。
もちろん、今度の転職では転職先の企業について十分精査するつもりでしたが、上場企業でもなければ経営状況を調べることは難しく、最後まで不安を抱えながら転職活動を続けていました。
また、転職活動で身重の妻に生活の不安を掛けてしまうことも、大きな悩みの一つでした。
初産で不安だった妻に迷惑を掛けてしまい、妻には今でも頭が上がりません。
給料の支払遅延から転職した40代男性が転職成功のためにやった事
誇れることではありませんが、転職回数が3回と多かったので、転職ノウハウについてはある程度のものがあると思っていました。
転職を成功させるためには、真摯な対応ができることが最低限必須だと思います。
そのため、転職エージェントを使っていたのでアポイントは基本的にエージェント任せでしたが、なるべく相手の希望に合わせるよう調整は怠りませんでした。
また、どうしても合わない場合でもできる限り代替案を出すように意識したのを覚えています。
それだけで印象が変わったのではないかと思っています。
さらに注意したのは面接の時の受け答えです。
できる限り虚勢と見えない範囲でよどみなく答えられるよう会話はゆっくり話すことを意識し、しっかりとした内容を応えられるように普段からシミュレーションをしていました。
特に、私の場合は転職回数が多いことに目を付けられると思っていたので、その点についての回答はカンペを使って何度も繰り返し頭に叩き込みました。
給料の支払遅延から転職した40代男性が転職して良かった事・後悔した事
転職して良かったことは、やはり不安なく働けることです。
現在所属している企業は一部上場企業の子会社で、経営は右肩上がりというわけではありませんが安定しており、財務状況にも不安がありません。
しっかり働いた分だけお給料が期待できるという環境は、それだけで嬉しいものです。
また、着実に給料が上がっているのも嬉しい点だと言えます。
以前の企業はベンチャーだけあって、基礎給料は高いもののボーナス等が無いため、年収に換算すると低くなってしまいました。
現在は月収自体は前職とそれほど変わりませんが、5ヶ月分のボーナスが出るので、年収に換算すると大幅な年収アップになりました。
給料の支払遅延から転職を考えている40代男性へアドバイス
40代の転職では、思うように転職活動が進まない人も多いと思います。
ただし、これは転職の事情にもよりますし、本人の経験やスキルによっても状況は大きく変わると思います。
40代の人でも、転職に成功している人は成功しています。
また、私のように転職回数が多い人も、転職回数が増えたことに対する明確な答えを用意し、複数の企業を経験したからこそ出来ることをアピールできれば、転職の成功は近いと思います。
あとは非公開求人もありますので、転職エージェントには登録しておいて損はないのでおすすめしたいです。
最後まで諦めずに転職活動を続けて下さい。
まとめ
I.Mさんも言われているように、年齢を重ねるにつれて転職活動も難しくなり、40代という年齢から思うように転職先が決まらない人も少なくありません。
そのような人は、I.Mさんも利用した転職エージェントを利用しながら転職活動を進めてみて下さい。
転職エージェントは、転職者のあなたと企業の間に入って、転職活動のサポートをしてくれる転職サービスになります。
転職エージェントの具体的な転職サポートには、次のようなものがあります。
転職エージェントの転職サポート |
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また、自分一人で転職活動をする時に難しい給与交渉や面接の日程調整をしてくれるだけでなく、転職先の職場の雰囲気や人間関係といった「リアルな転職先」を転職前に教えてくれるため、転職前後のギャップによる転職の後悔や失敗を防ぐことができます。
全国には約18,000もの転職エージェントがありますが、給料の支払遅延から転職を考えている40代の男性におすすめの転職エージェントはパソナキャリアになります。
パソナキャリアは「社会の問題点を解決する」という企業理念を元に、障害者雇用や社会貢献活動に積極的なパソナグループの一員で、丁寧な転職サポートが特徴の転職エージェントになります。
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さらに、パソナキャリアは利用者の8割以上が40代以上となっているため、自分の年齢を気にすることなく40代の人も利用することができます。
パソナキャリア利用者の年代
給料の支払遅延から転職を考えている40代の男性がパソナキャリアを利用することで、40代に合った丁寧な転職サポートを受けることができ、転職成功の可能性を高めることができます。
転職することが全て正しい選択ではありませんが、今の状況が続いた1年後、3年後の自分の姿を想像しながら、これからの行動を考えてみて下さい。
実際に転職するかどうかはともかく、あなたが今より自分らしく働けるようになることを願っています。