[chat face=”824919.jpg” name=”チーフコンシェルジュ” align=”left” border=”green” bg=”none” style=”maru”]今回、転職活動の体験談を寄せて頂いたのは、接骨院から介護職に転職した30代男性のK.Tさん。
接骨院の仕事内容や職場環境(院長)に対する不満から、転職することを決意したK.Tさん。
この記事では、接骨院から介護職に転職した30代男性のK.Tさんが、介護職に転職したことで良かった事と後悔した事について紹介しています。
K.Tさんと同じように、接骨院から介護職の仕事へ転職を考えている30代の男性は、ぜひこの記事を読んでみて下さい。[/chat]
転職者情報
- 名前:K.Tさん
- 年齢:30代前半
- 性別:男性
- 家族構成:既婚(子供2人)
- 転職活動のタイミング:在職中
- 転職方法:転職サイト、転職エージェント
- 転職決定までの応募社数:3社
- 転職活動期間:1ヶ月年以内
- 転職活動中の悩み:希望の転職先が見つからない
- 転職前の勤務地:東京
- 転職後の勤務地:東京
- 転職前の職業:接骨院
- 転職後の職業:デイサービスの機能訓練士
接骨院から介護職に転職した30代男性の転職前後の仕事内容
転職前は接骨院で働いていました。
電動機器を患者様に装着して、簡単なマッサージを行うことが主な仕事でした。
雑用が多く、仕事とは関係ないことまで院長によくやらされました。
骨折や脱臼の応急手当や軟部組織損傷に対する施術といった、専門学校で習った事を施術することはほぼありませんでした。
転職後はデイサービスの機能訓練士として働いています。
利用者に合わせたリハビリを行い、営業活動や必要書類の作成、必要があれば利用者の送迎や排泄介助等もしています。
接骨院から介護職に転職した30代男性が転職を考えたきっかけ
転職を考えたきっかけは、仕事内容や職場環境(院長)に対する不満です。
仕事は電気機器の取り付けとマッサージを繰り返すだけで、自分のマッサージスキルを伸ばせないことに不満を感じていました。
また、マッサージの練習では院長が気に入れば良し、そうでなければ手指が腱鞘炎になるまで練習をさせられます。
勤務時間は週6日の8:00〜19:00ですが、終業後に院長から仕事と関係ない雑用(個人的なチケットの取得やパソコン操作の練習など)や雑談に付き合わされ、帰宅時間はいつも23:00~24:00になっていました。
帰りが遅いので、帰宅後は夕食と入浴を済ませて寝るだけです。
日曜日は疲労困憊で休むだけとなり、充実したプライベートは望めませんでした。
ちなみに、給料は自給換算すると700円程度になり、仕事に対するモチベーションも上がりませんでした。
最終的には、保険をごまかすための不正カルテの作成を指示をされたことをきっかけに、転職することを決意し辞表を提出しました。
接骨院から介護職に転職した30代男性が選択した転職方法
転職活動では、いくつかの転職サイトを利用しました。
転職サイトはweb上に自分の履歴書を作成することで、マッチングした企業からスカウトを受け取れるので、効率的に転職活動を進めることができました。(実際、比較的短期間で転職先を決めることができました)
なかには関係のない職種からスカウトが届くこともありましたが、目の粗いザルでも無いよりはあった方が良いと思います。
履歴書や職務経歴書を一度webに作成してしまえば、その後はそのデータを何度も利用できることも、面倒くさがり屋の私には大きな魅力に感じました。
また、自分の視点だけで求人を探すことに不安を感じていたので、途中からは転職エージェントも利用して求人を探していました。
結果的に、転職エージェントの担当者から転職先の選択肢としてリハビリ施設を教えてもらえたので、利用して良かったと思います。
接骨院から介護職に転職した30代男性が転職活動で悩んだ事
今より良い職場環境の仕事に転職できるかどうかが不安でした。
接骨院では自分に合わない職場環境から急性副鼻腔炎や急性胃腸炎になりました。
自分では仕事を辛いと思わないようにして、気持ちを押し殺して淡々と仕事をこなしていましたが、体の方は誤魔化すことができませんでした。
このようなことを繰り返さないためにも、少しでも良い職場環境の仕事に転職しようと考えていましたが、求人欄にはブラック企業かどうかの記載はなく、どのように転職先の良し悪しを判断すればいいのか悩んでいました。
接骨院から介護職に転職した30代男性が転職成功のためにやった事
転職を成功させるために、面接では自分が持っているスキルや知識が、転職先の職場で活かせることをアピールしました。
転職エージェントの担当者と面談したことをきっかけに、転職先を接骨院からリハビリ施設に切り替えていました。
今までリハビリ指導の経験がなかったので、それをカバーするためにも、自分の得意分野を生かしたアピールをすることを意識していました。
具体的には「運動学の知識に基づく〇〇の体操を行い、その経過を記録して資料を作成して営業時に持参する事で、新たな契約獲得に繋がるのではないか」等、上から目線にならないよう気を付けながら、面接の時に提案しました。
私を採用した場合、どのような働きができるのかを具体的にアピールしたことで、面接の時も積極的に話を聞いてもらうことができました。(実際に内定をもらうことができました)
機能訓練士はデイサービスに必須ですが、1つの施設に対して1人~2人いれば問題ない人員なので、面接官は同じ知識を有する人間ではありません。
そのため、多少知識を間違えていても自然に話すことが出来れば問題ないと考え、自信を持って話すようにしていました。
接骨院から介護職に転職した30代男性が転職して良かった事、後悔した事
転職したことで労働時間が大幅に改善され、体調不良を起こす事もほとんどなくなりました。
私が転職したデイサービスは公共施設の中にある事業所なので、閉館時間や休日も決まっています。
利用者は17時までには全員送り出すので、後片付けを含めても17:30~18:00には退社することができるので、プライベートの時間も十分に確保することができています。
また、様々な症状の利用者のがいるので、リハビリスキルが向上していることも実感でき、仕事にやりがいを感じています。
転職して後悔したことは特になく、満足のいく転職ができました。
私の場合、接骨院時代の給料が安かったため給料の変化はほとんどありませんでしたが、世間一般の私の年代にしては給料が安いと思います。
でも、職場環境が前職に比べて大きく改善されたので、転職して後悔したことはやはりありません。
接骨院から介護職に転職を考えている30代男性へアドバイス
接骨院から介護職に転職する場合、転職すること自体はとても簡単ですが、人手不足が常態化しているため、職員1人に対して2人〜3人分の業務兼任は当たり前です。
また、介護職で高給を望むなら管理職以上でないと難しく、現場にいるうちは低賃金を覚悟した方がいいと思います。
糞尿を素手で触らないといけない状況も発生するので、そのようなことも頭に入れて転職活動をして下さい。
基本的にデイサービスであれば早く退社する事はできますが、中にはサービス残業をせざるを得ない状況を作り出してくる事業所もあると聞きます。
そのため、転職前に一度職場見学をしておくのもいいと思います。
まとめ
[chat face=”824919.jpg” name=”チーフコンシェルジュ” align=”left” border=”green” bg=”none” style=”maru”]K.Tさん、転職体験談を寄せて頂きありがとうございました。[/chat]K.Tさんと同じように、接骨院から介護職の仕事へ転職を考えている30代の男性もいるかもしれません。
K.Tさんも言われているように、介護業界は人手不足が続き、介護職へ転職を考えている人には有利な状況が続いています。
接骨院から介護職へ転職を考えている人は、事前に職場見学をしておくことで、転職前後のギャップを小さくすることができます。
しかし、1日〜2日の職場見学では完全に仕事内容や職場環境を把握することは難しく、転職前後のギャップから転職を後悔する人も少なくありません。
このようなリスクを避けるためにも、K.Tさんも活用した転職エージェントを利用しながら転職活動を進めてみて下さい。
転職エージェントは、転職者のあなたと企業の間に入って、転職活動のサポートをしてくれる転職サービスになります。
転職エージェントの具体的な転職サポートには、次のようなものがあります。
転職エージェントの転職サポート |
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また、自分一人で転職活動をする時に難しい給与交渉や面接の日程調整をしてくれるだけでなく、転職先の職場の雰囲気や人間関係といった「リアルな転職先」を転職前に教えてくれるため、転職前後のギャップによる転職の後悔や失敗を防ぐことができます。
全国には約18,000もの転職エージェントがありますが、接骨院から介護職の仕事へ転職を考えている30代の男性におすすめの転職エージェントはマイナビ介護職になります。
マイナビ介護職は就職活動でお世話になった人も多い「マイナビ」や転職サイトの「マイナビ転職」を運営するマイナビ株式会社が運営する安心の転職エージェントになります。
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転職することが全て正しい選択ではありませんが、今の状況が続いた1年後、3年後の自分の姿を想像しながら、これからの行動を考えてみて下さい。
実際に転職するかどうかはともかく、あなたが今より自分らしく働けるようになることを願っています。