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転職エージェントで行われる「書類選考」という名の社内審査とは?

転職サイトコンシェルジュ
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「転職エージェントを利用して応募したけど、応募先企業から書類選考で落とされたと、転職エージェントから連絡があった。書類選考だからしょうがないよね」

このような経験をした人はいないでしょうか?

応募先企業に落とされたと思っていた書類選考が、実は転職エージェントの社内審査で落とされていた可能性もあります。

この記事では、転職エージェントを利用した時の、書類選考の裏側とその対策について紹介しています。

転職エージェントを利用しても思うように内定が決まらない人や、これから転職エージェントの利用を考えている人は、ぜひ参考にしてみて下さい。

転職エージェントの書類選考までの流れ

転職エージェントでは、無料登録後にキャリアアドバイザーが添削を行なった履歴書や職務経歴書などの応募書類を、推薦状と一緒に企業へ提出することになります。

企業の採用担当者が届いた応募書類をチェックし、応募者に会いたいと思った時が書類選考の通過となり、転職者は面接へ進むことができます。

一方、応募書類をチェックして求めている人材でないと判断された時は、書類選考を通過することができず、その時点で選考は終了となります。

選考結果がどちらになろうと、応募書類を提出した後の転職エージェントと企業とのやりとりの実態を、転職者側の私たちは一切知ることができません。

そのため、書類選考でダメだったと転職エージェントに言われれば、そのまま受け入れるしかない状況となっています。

転職エージェント内の社内審査とは?

転職者側が書類選考がどのように行われたか分からない状況の中で、転職エージェントでは応募者を企業に紹介するかどうかの社内審査を事前に行います。

転職エージェントの立場になって、少し考えてみて下さい。

例えば、次のような人材が欲しいという企業からの依頼と、その企業に応募したいという応募者がいたとします。

 企業からの人材紹介依頼 応募者Aさんの職歴
  • 年齢:30歳まで
  • 職歴:法人営業経験3年以上
  • 転職者に求めること:即戦力希望
  • 年齢:29歳
  • 職歴:営業経験なし
  • 営業で一から頑張りたい

これは少し極端な例にしていますが、このような企業からの人材紹介依頼に対して、転職エージェントは応募者Aさんを企業に紹介することができるでしょか?

転職エージェントは、転職成立時に企業側から紹介料をもらう成功報酬型のビジネスを行なっています。

この紹介料を元に転職エージェントは運営されているため、私たち転職者は無料で転職サポートを受けることができますが、転職エージェントはボランティアで私たちに転職サポートを提供しているのではなく、あくまで転職を成立させるためのビジネスを行なっています。

企業の求めている人材に少しでもマッチした人材を紹介しようと努力する中、企業との信頼関係の観点からも、紹介依頼の人材とミスマッチの人材を紹介することは避けなければならず、社内審査で事前に応募するかどうかのふるいにかけることになります。

全ての応募希望者を企業に紹介していては、企業の採用業務の負担が増すだけでなく、そもそも企業が転職エージェントを利用した意味もなくなってしまいます。

このような事情から、実際に企業へ書類選考へ出される前に、採用の可能性が明らかに低い人などは、社内審査という書類選考で落とされる応募者も出てくることになります。

しかし、転職者側の私たちはその裏側を知ることはできないため、キャリアアドバイザーから次のような言葉を言われて、企業の書類選考で落とされたと感じているケースもあります。

キャリアアドバイザー
キャリアアドバイザー
  • 「タイミングの問題で、既に採用が決まっていました」
  • 「少しキャリアが足りなかったようで、書類選考では残念な結果になりました」

ほとんどの応募は実際に企業へ出されていますが、企業の募集人材と応募者のミスマッチが大きい時には、このようなケースがあることも頭に入れておいて下さい。

転職活動で転職エージェントは利用しない方がいい?

私たち転職者側からすると、企業に応募されたと思っていた書類が社内審査で振り分けられてしまい、企業に出されていないことから騙された気持ちになる人もいます。

しかし、1つだけ勘違いしないで欲しいのは「転職エージェントが転職者の敵で、企業の味方」ということではありません。

先ほども少し紹介したように、転職エージェントは転職を成立させることで、初めて企業から紹介料をもらうことができる「成功報酬型」のビジネスを行っています。

そのため、転職エージェントは転職を成立させなければ企業から紹介料をもらうことができず、ビジネスとして成立しません。

私たちが何としても転職先を決めたいと思っている気持ちと同じく、転職エージェントも、あなたと企業を結びつけて転職を成立させたいと思っていることは間違いありません。

転職エージェントもビジネスを行なっていることから、転職者と企業の双方に価値を提供しなければならず、このような社内審査を行う必要も出てきます。

私たち転職者が無料で転職サポートを受けられるのも、転職エージェントが企業の紹介料によって活動を続けられる面があることも、また事実としてあります。

転職サポートを無料で受けられるメリットと、自分が納得できる転職方法の折り合いを考えながら、転職エージェントを利用するかどうかの判断をして下さい。

転職エージェントを利用して書類選考を通過するポイント

転職エージェントを利用している人の中には、思うように書類選考を通過できないことが続き、この記事をみてさらに疑心暗鬼になった人がいるかもしれません。

そのような人は、次の2つのことを試してみて下さい。

1.紹介された求人の意味を考える

転職エージェントを利用する時には、自分の転職希望をしっかりと伝えた上で、キャリアアドバイザーから転職希望に合った求人を紹介してもらうことになります。

しかし、自分の転職希望に合った求人を紹介されず、転職エージェントに物足りなさを感じている人もいますが、キャリアアドバイザーは第三者の視点からあなたに合うと思われる求人を紹介しています。

紹介された求人へ実際に応募するかどうかは別にして、キャリアアドバイザーが「なぜその求人を自分に紹介してきたのか」を考えることが大切です。

自分のことは自分が一番分かっているようで、自分のことを客観的に見ることができる人はそう多くありません。

自分自身の職歴やスキルに対する認識と、第三者(社会)の自分に対する評価のズレから、思うように書類選考が通過できないこともあります。

自分の転職希望をキャリアアドバイザーの意見も参考にしながら一度見直してみることで、今までと違った選考結果が出ることもあります。

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2.複数の転職エージェントを利用する

ある転職エージェントでは自分の職歴やスキルが思うように評価されず、満足のいく求人を紹介されない場合でも、他の転職エージェントではまた違った評価を受けることにより、今までとは違った求人を紹介してもらうことができます。

そのため、今の転職エージェントで思うような求人を紹介されず、書類選考でいつも落とされている人は、複数の転職エージェントを利用しながら転職活動を進めることをおすすめします。

一口に転職エージェント言っても、大手の転職エージェントから地元に根ざした転職エージェントまで、全国には約18,000もの転職エージェントがあります。

そのため、利用する転職エージェントによって紹介してもらえる求人内容求人数はもちろん、受けられる転職サポートの内容や質も大きく変わることになります。

複数の転職エージェントを利用することで、次のようなメリットがあります。

複数の転職エージェントを利用するメリット
  • 各転職エージェントの転職サポートを比較できる
  • 各転職エージェントの独自求人をチェックできる
  • キャリアアドバイザーとの相性が悪い場合、他の転職エージェントでリスク回避できる

「自分が転職エージェントに望む事」「各転職エージェントの特徴」を照らし合わせながら複数の転職エージェントに登録しておくことで、自分が納得のいく転職活動をしやすくなります。

〜各転職エージェントの特徴〜
リクルートエージェント 業界NO1の転職エージェント。
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エージェント。
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リクルートエージェントでカバーできない
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まとめ

転職エージェントの書類選考について紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?

転職エージェントは企業が求めている人材と転職者の両方のバランスを考えながら人材のマッチングを行なっています。

そのため、利用している転職エージェントによっては思うような書類選考が行われないこともありますが、複数の転職エージェントを利用することで、自分に合った転職エージェントに出会うこともできます。

複数の転職エージェントを利用しながら、あなたを正しく評価してくれる転職エージェントに出会えることを願っています。