昼夜逆転の仕事が心や体に大きな負担となり、将来的に安定して働ける昼間の仕事へ転職を決意したものの、高卒という学歴や未経験の仕事に転職することが大きなハードルとなり、転職活動に苦戦したK.Aさん。
この記事では、未経験の仕事に挑戦した高卒20代男性のK.Aさんが、転職したことで手に入れた生活について紹介しています。
K.Aさんと同じように、自分の学歴や未経験の仕事に転職することがネックとなり、思うように転職先が決まらない20代の人は、ぜひこの記事を読んでみて下さい。
転職者情報
- 名前:K.Aさん
- 年齢:20代前半
- 性別:男性
- 家族構成:独身
- 転職活動のタイミング:退職後
- 転職方法:知人からの紹介、求人誌、転職サイト
- 転職決定までの応募社数:2社
- 転職活動期間:1ヶ月以内
- 転職活動中の悩み:転職先が決まらない
- 転職前の勤務地:福岡
- 転職後の勤務地:福岡
- 転職前の職業:バーテンダー
- 転職後の職業:造園業
未経験の仕事に転職した高卒20代男性の転職前・後の仕事内容
転職前はバーテンダーの仕事をしていました。
基本的に夜の仕事になりますので、出勤はだいたい18時頃でした。
出勤後は開店準備のために店内の掃除や集客のための挨拶連絡をして、開店後は早朝までお客様を相手に接客します。
閉店後に店内の掃除をして、帳簿をつけると1日の仕事が終わりになります。
転職後は造園屋として仕事をしています。
早朝6時に起きて7時には出社し、8時には現場に到着しています。
依頼を受けた家の庭管理から庭掃除、剪定、伐採、草刈りなどをしています。
だいたい、1日に2件ほど回ります。
夕方の17時ごろには現場を片付けて、現場解散して帰宅しています。
高卒20代男性が未経験の仕事に転職を考えたきっかけ
転職前のバーテンダーの仕事は夜の仕事だったので、一番の悩みは昼と夜が逆転した生活を余儀なくされていたことです。
仕事を始めた頃は夜眠れなくても大丈夫だと思っていましたが、人間は日光を浴びることで活力を得るよう作られているのか、しばらくして自律神経の異常を感じるようになりました。
また、お客様へ接客する中で自分自身もお酒を頂くので、毎晩たくさんのお酒を飲むことになり、肝臓への負担も強く感じるようになりました。
バーテンダーの仕事を2年ほど続けていく中で身体の不調を感じ、将来のことを考えこのまま今の仕事を続けることは難しいと感じたので、思い切って転職をすることを決意しました。
未経験の仕事に転職した高卒20代男性が選択した転職方法
転職活動を始めた当初は自分がしたい仕事がなかなか見つからなかったので、とりあえずすぐに求人をチェックできる転職サイトを利用しました。
また、コンビニなどに置いてある無料の求人誌などを持ち帰り、どんな求人が出ているのかチェックしていました。
それから、友人や知人にも仕事の紹介を頼みした。
結局のところ、自分がよく知っている人から聞く仕事の信頼度が一番高いと思ったので、知り合いを通じて仕事の情報を得ることにしました。
未経験の仕事に転職した高卒20代男性が転職活動で悩んだ事
転職活動では、将来的に安定して働ける仕事に転職できるのか不安を感じていました。
今まで大きな会社に勤めたことはなく、しっかりとした面接がある会社で働いた経験もありませんでした。
また、転職に役立つ資格が何もなかったので、面接でアピールする材料も不足していました。
転職前の仕事が安定していない夜の仕事だったので、昼間働くことに対しても不安を感じていました。
また、中途採用で求められている人材のほとんどが大卒以上だったので、最終学歴が高卒の自分は学歴の面でもハンデを感じていました。
応募しても書類選考の段階でほとんど落とされてしまい、転職先が決まらない日が長くなるにつれて精神的にも追い込まれることになり、自分に対する自信や自尊心が大きく揺らいでいきました。
焦らないことを意識して転職活動に取り組んでいましたが、退職してから転職活動を始めたこともあり、経済的な面からも追い詰められていました。
未経験の仕事に転職した高卒20代男性が転職成功のためにやった事
転職活動中に意識して取り組んだことは、体力面の強化です。
昼夜逆転の生活を続けていたので、そこを改善しようと思いました。
夜は11時までに寝て、朝は6時に起きることを意識して行い、それを毎日続けました。
それから、日を追うごとに転職活動がうまくいかないことに対する不安と戦うために、ポジティブなことを考えるようにしていました。
今の自分にないものを考えるのではなく、これまでの自分が経験してきたことにフォーカスして、自分に合った仕事が必ずあると自分に信じ込ませていました。
また、たくさんの本を転職活動中は読みました。
たくさんの考えを取り入れることがいい刺激になり、自分を高めることができると考えたからです。
だいたい、週に10冊は読んだと思います。
もちろん、本は図書館などに出向いて借りました。
そのついでに街を歩きながら人と接する機会も増やし、引きこもることがないように気をつけました。
未経験の仕事に転職した高卒20代男性が転職して良かった事、後悔した事
転職したことは、私にとってとても良かったです。
昼夜逆転の生活から解放されて、昼間に陽の光があたる場所で働ける仕事はとても心地いいものです。
給料面においては転職前より低くなりましたが、それでも健康的な毎日を送りながら仕事ができることは何より大事なことだと思っています。
また、転職によって新たな自分に気づくこともでき、自分が今後進んでいくべき道も見えてきた気がします。(独立して会社を起こすことを考えています!)
転職というのは一つの人生における節目ですが、その機会を一つの経験にできたことは良いことだと思っています。
未経験の仕事に転職を考えている高卒の20代男性へアドバイス
私と同じように、未経験の仕事へ転職する時は大変なことも多くありますが、自分をさらに高める良い機会だと考え、前向きな気持ちで転職活動を進めてみて下さい。
焦らずにゆっくりと仕事を探せば、自分に適した仕事が見つかるはずです。
精神的に余裕を持ちながら仕事を探すためにも、私は退職後に転職活動を始めましたが、在職中から転職活動を始めることをおすすめします。
収入がない中でも転職活動は、思っていた以上に大きなプレッシャーを感じました。
あなたに合った仕事がみつかりますように。
まとめ
K.Aさんも言われているように、転職活動では大変なことも多くありますが、自分のことを見つめ直す良い機会となり、その後の生き方をより良いものにすることができます。
転職活動をする時には自分に合った仕事をしっかりと見極めながら求人を探すことが大切になりますが、退職後に転職活動を始めたK.Aさんは収入がない状態での転職活動に大きなプレッシャーを感じ、思うように転職活動を進めることができませんでした。
在職中に転職活動を始めることで、K.Aさんが感じたような経済面でのプレッシャーを感じることはありませんが、仕事と両立しながら行う在職中の転職活動は、転職活動自体が大きな負担となり、途中で転職活動を諦めてしまう人も少なくありません。
このような在職中に行う転職活動の負担を少しでも軽くしたい人は、転職エージェントを利用しながら転職活動を進めてみて下さい。
転職エージェントは、転職者のあなたと企業の間に入って、転職活動のサポートをしてくれる転職サービスになります。
転職エージェントの具体的な転職サポートには、次のようなものがあります。
転職エージェントの転職サポート |
|
これらの転職サポートを全て無料で利用することがきます。
転職エージェントを利用することで、転職希望を伝えた後は担当のキャリアアドバイザーが希望に合った求人を探してくれるため、在職中の転職活動も無理なく進めることができます。
また、自分一人で転職活動をする時には難しい給与交渉や面接の日程調整をしてくれるだけでなく、転職先の職場の雰囲気や人間関係、実際の残業時間といった「リアルな転職先」も転職前に教えてもらえるため、転職前後のギャップを小さくすることができます。
全国には約18,000もの転職エージェントがありますが、自分の学歴や未経験の仕事に転職することがネックになっている20代におすすめの転職エージェントは就職Shopになります。
就職Shopは業界最王手のリクルートが運営する転職エージェントで、自分の学歴に自信のない20代や未経験の仕事に転職する20代の転職サポートに特化した転職エージェントになります。
そのため、就職Shop利用者の4人に3人は正社員未経験となり、未経験の仕事に転職する時でも、安定した働き方のできる「正社員」として転職することができます。
また、就職Shop利用者の約2割は高卒となっており、自分の学歴を気にすることなく利用することもできます。
また、自分の学歴や未経験の仕事に転職することがネックになっている人は、K.Aさんも苦戦した「書類選考」が大きな関門となります。
いくら転職したい気持ちを強く持っていても、書類選考で落とされてしまうと、その熱意を面接で伝えることができませんが、就職Shopでは転職活動で最初の関門となる書類選考が免除され、応募後はいきなり面接に進むことができます。
書類選考が免除される理由として、就職Shopで紹介している求人先の企業が、転職者の人柄や仕事への意欲を大切にしている企業となっていることがあります。
そのため、応募者の今までの学歴や経歴を元にした書類選考は行わず、新しい仕事へ挑戦する熱意や想いを、応募者から直接聞くようになっています。
転職することが全て正しい選択ではありませんが、今の状況が続いた1年後、3年後の自分の姿を想像しながら、これからの行動を考えてみて下さい。
実際に転職するかどうかはともかく、あなたが今より自分らしく働けるようになることを願っています。