今回、体験談を寄せて頂いたのは、建設現場によって転勤を繰り返す生活を続けてきた20代男性のM.Nさん。
転勤生活が原因で、パートナーとの関係がこじれてきたことをきっかけに転職を決意したM.Nさん。
この記事では、転勤生活を繰り返してきた20代男性のM.Nさんが、転職をしたことで「手に入れたもの」を紹介しています。
M.Nさんと同じように、転勤を繰り返す生活から転職を考えている20代男性の人は、ぜひこの記事を読んでみて下さい。
転職者情報
- 名前:M.Nさん
- 年齢:20代中頃
- 性別:男性
- 家族構成:既婚
- 転職活動のタイミング:在職中
- 転職方法:ハローワーク、転職サイト
- 転職決定までの応募社数:3社
- 転職活動期間:2ヶ月以内
- 転職中の悩み:在職中に転職活動を行う時間の確保
- 転職前の職業:建設業ゼネコン
- 転職後の職業:建設コンサルタント
転勤のない職場へ転職を考えている人は、こちらの記事も参考にしてみて下さい。
転勤を理由に転職を決意した30代男性が転職成功のためにやった事とは? |
転勤生活を理由に転職した20代男性の転職前・後の仕事内容
ゼネコンとして土木の現場に出ていた頃は、工事における工程管理を行なったり、実際に工事をするにあたっての調査提案や発注者との打ち合わせがメインとなる仕事でした。
転職後の建設コンサルタントは基本的に内勤がメインの仕事になります。
土木のことについては同じですが、工事前の設計を行なったり、簡単な現場確認、またお金の算出などがメインとなっており、定期的に打ち合わせを行なって発注者との確認を行なっています。
全体を見ていけば、真逆の作業を行う仕事に転職しました。
転勤生活を理由に転職した20代男性が転職を考えたきっかけ
建設業のゼネコンという仕事は、期間によって現場が変わっていくため、場合によっては転勤や長期出張が多くなっていました。
その際にはパートナーを自宅に待たせる事もしばしばありました。
仕事内容もハードな場合が多く、技術者不足という事もあって、1人では定時でこなせない量の仕事を抱えていた事もあり、遅い時間まで仕事をするという事もよくありました。
もともと結婚していたという事もあって、なかなかプライベートの時間を取ることができず、仕事の影響でパートナーとの関係に溝ができてしまっていました。
このままでは生活が崩壊してしまうと思い、今働いている仕事よりも転勤が少なく、自分の知識や技術を活かせる場所を見つけるために、すぐに転職を決断しました。
転勤生活を理由に転職した20代男性が選んだ転職方法
転職活動では転職サイトをメインに活用していきました。
土木業界の転職に関する広告は、ゼネコンで働いているときから目についていたため、転職サイト利用は自然な流れでした。
少し検索するだけでもたくさんの求人が見つかり、今よりも好条件の求人も指では数えられないほどあったため、これをメインに利用いていこうと考えました。
また、会社の情報も詳しく載っっており、従事者の話が掲載されていたりと役立つ情報が数多く見つけられたのも理由の1つです。
転勤生活を理由に転職した20代男性が転職活動で悩んだ事
転職活動を行うにあたって、本当にうまく転職を成功できるのか不安を抱えてました。
もしも長期間転職がうまくいかなければ、家族に大きな負担を与えてしまいますし、仕事をしながらの活動だったため、身体的な負担にも不安を感じていました。
インターネットの転職情報には成功できるなどと書かれてはいますが、実際に成功させるためには自分の努力と運も必要だと思っていたため、それが自分へのプレッシャーとなっていました。
特に仕事場所が変わる仕事でしたので、転職の面接に行けるタイミングはとても少なく、土曜日の仕事も多くあったため、応募先との時間調整を行うことも難しかったです。
数を上げていけば数え切れないほどの不安材料が見つかりますが、一番大きな悩み事としては、初めての転職ということで、確実性が掴めないという部分にあったと感じています。
経験がないため雲をつかむような気持ちでしたし、一度失敗してしまえば再度頑張る気力が失われてしまうかもしれない。
そのような気持ちが溢れて、一人でひどく落ち込んでいました。
考えないように意識してしまうと逆に不安材料がたくさん思い浮かんでいましたので、転職を始める前段階は本当に辛い気持ちがありました。
転勤生活を理由に転職した20代男性が転職成功の為にやった事
建設コンサルタントという業種をメインに求人を探してましたが、それには自分の技術や知識を活かせるという理由があったためです。
建設・土木業というのは技術がモノを言わせる仕事のため、今までの経験を活かしていけば、転職を成功できる可能性も高いのではないかと考えました。
また、土木にの資格も複数取得していましたが、建設コンサルタントに必要な資格を自分が持っていることも、転職活動を通して確認することができました。
面接時にはそのことを前面に出してアピールすることを意識していましたし、最初の面接時に聞かれた質問を参考にすると、どのような質問がされやすいのか予想できるようになったため、自分で質問の答えを用意できるようになりました。
今まで自分がどのような能力を持っているのか言葉にすることはなかったため、事前に紙に書き出して伝えたいことをまとめて見たことも効果があり、面接官に対しスラスラと言葉で伝えられたと感じています。
準備をしていたこともあり、最初の面接でも最終面接まで進むことができました。
残念ながら最初の企業では不採用になりましたが、2社目・3社目からは採用を頂くことができ、無事良い条件の会社に勤められるようになりました。
転勤生活を理由に転職を考えている20代男性へアドバイス
転職活動は自分の気持ちと戦いだと考えています。
自分に自信を持って頑張っていけば、多くの人たちが耳を傾けてくれますし、好印象を与えることもできます。
不安を抱えて落ち込むこともあるかと思われますが、そこはスイッチを切り替えて頑張っていくしかないと思います。
また、自分を少し追い詰めてプレッシャーをかけていけば、すぐにたくさんの行動を起こせるようになると感じています。
さらにしっかりと準備を行なっておけば、面接時にスラスラと伝えたいことが言えるようになりますし、急な質問に対しても問題なく答えることもできるでしょう。
要は何かしら行動を起こしていけば、努力は報われることが多いと言えますので、悩んでいる時間を行動に当てていけば、きっと転職を成功させられると思います。
私は転職をしたことでパートナとの時間も確保できるようになり、一緒に映画を観に行ったりショッピングに行けるようになりました。
本当に些細なことかもしれませんが、最近ではそんな時間を過ごせることに幸せを感じるようになっています。
転職は実際にしてみなければ分からないことも多くありますが、最後まで諦めずに頑張ってください。
まとめ
M.Nさん、体験談を寄せて頂きありがとうございました。
20代男性の中にはM.Nさんと同じように、転勤を繰り返す生活を変えるために転職を考えている人もいるかもしれません。
M.Nさんが言われているように、転職することで生活環境が大きく変わり、今までの生活では見えなかったものが見えてくることもあります。
しかし、転職活動には求人探しから面接対策までやるべきことが多くあり、M.Nさんのように転勤生活をしながらの転職活動では、転職活動の時間を確保することが難しい人も少なくありません。
このような人は、転職エージェントを利用した転職活動をおすすめします。
転職エージェントは、転職者のあなたと企業の間に入って、転職活動のサポートをしてくれる転職サービスになります。
転職エージェントの具体的な転職サポートには、次のようなものがあります。
転職エージェントの転職サポート |
|
これらの転職サポートを全て無料で利用することがきます。
転勤生活から転職活動が難しい人におすすめの転職エージェントは、リクルートエージェントになります。
リクルートエージェントは業界最王手の転職エージェントで、他の転職エージェントに比べて求人数が圧倒的に多くなっています。
また、リクルートエージェントは求人全体の約80%が非公開求人となっています。
非公開求人はその名の通り一般には公開されていない求人で、企業が求人を非公開にする理由には次のようなものがあります。
- 急な退職者など、すぐに人材が必要な場合
- 専門的なスキルや経験など、ピンポイントの人材が欲しい場合
- 大量の応募者による採用手続きの手間を避けたい場合
- 在籍している従業員より募集者の給与が高い場合
- 他企業に採用活動を知られたくない場合
非公開で求人を募集することでピンポイントの人材募集や採用活動の効率化など、企業側には様々なメリットがあるため、非公開求人には条件のいい求人も数多く存在します。
さらに、非公開求人はリクルートエージェントに登録しなければ見ることができないため、誰もが見られる公開求人と比べてライバルの少ない求人の中から、自分に合った求人を紹介してもうらことができます。
リクルートエージェントを利用することで豊富な求人の中からライバルの少ない好条件の求人を紹介してもらうことができます。
また、リクルートエージェントの面談拠点は全国にあるため、転勤の多い人も無理なく面談をすることができます。
転職することが全て正しい選択ではありませんが、今の状況が続いた1年後、3年後の自分の姿を想像しながら、これからの行動を考えてみて下さい。
実際に転職するかどうかはともかく、あなたが今より自分らしく働けるようになることを願っています。