人見知りな性格から営業の仕事でお客様とうまく接することができず、事務職の仕事に転職することを決意したA.Mさん。
この記事では、人見知りの20代男性のA.Mさんが、営業から事務職の仕事へ転職したことで手に入れたものについて紹介しています。
A.Mさんと同じように、人見知りの性格から事務職の仕事へ転職を考えている営業の20代男性は、ぜひこの記事を読んでみて下さい。
転職者情報
- 氏名:A.Mさん
- 性別:男性
- 年齢:28歳
- 家族構成:独身
- 転職活動のタイミング:在職中
- 転職方法:転職エージェント
- 転職決定までの応募社数:4社
- 転職活動期間:2ヶ月以内
- 転職理由:仕事内容
- 転職前の勤務地:茨城
- 転職後の勤務地:東京
- 転職前の職業:営業
- 転職後の職業:営業
人見知りの20代男性が転職前に苦しんだ営業の仕事とは?
私は小さい時から人見知りの性格で、多くの人と話をしなければいけない営業の仕事が苦痛でした。
本来は違う部署に配属予定でしたが、営業メンバーの人手不足から営業部に配属されてしまい、会社都合で自分の苦手な仕事をすることが苦痛でした。
1日に回るべき訪問先が決められているため悩んでる暇もなく、とにかく結果に追われる日々でした。
一番苦しかったのは、商品を紹介することもできずに一方的に断られ日々が毎日のように続き、自分の存在が否定されているではないかとマイナス思考になりました。
仕事をしてる最中はお客さんの時間に遅れてはならず、時間に追われるので余計なことは考えずに済みますが、ふとした瞬間や帰りの電車の中で「何で自分はこんなことをやっているんだろう?」とやるせない気持ちになりました。
帰社後はその日の営業成果を上司に報告することになりますが、営業成果が出ていない時は上司からみんなの前で怒鳴られることになるため、営業成果が出ていない時は会社に戻るのが本当に苦痛でした。
どこの会社も同じようなものだと思いますが、営業成績が壁に張り出されているので、営業成績のいい人と比較されるのも辛かったです。
怒られる時も、「自分が好きではない仕事なのに、なぜ怒られなければならないのか」と、仕事内容の部分に不満がいってしまい、余計にストレスを感じることになりました。
このようなストレスの溜まる生活を続けていくうちに精神的に追い詰められるようになり、次第に転職することを考えるようになりました。
人見知りの20代男性が営業の仕事を転職する前にやった事
精神的に追い詰められ、転職も考え始めた営業の仕事ですが、悩みを解決する方法として、いきなり転職というのは考えませんでした。
転職をすれば、必ずしも良い結果になるわけではないからです。
そのため、転職前にできることを自分なりに考え、1つ1つ実行していきました。
- ストレス解消のために運動を始める
- 自己啓発本を読む
- 先輩営業マンから話を聞く
- 人見知り克服のセミナーに参加する
しかし、これらのにわか対処法では当然限界があり、次第に会社へ行くこと自体が大きな苦痛となりました。
自分なりに人見知りを克服しようと頑張り、営業の仕事を続けていこうともがいてみましたが、やはり人とはなるべく関わらない仕事の方が自分には合っていると確信するようになりました。
このように考え方が切り替わると気持ちも楽になり、今まで躊躇していた転職活動を始めることにしました。
人見知りの20代男性が営業の転職を決意した後にやった事
転職を決意した後は、自分がどういう仕事をしたいのか考えるようにしました。
人見知りの性格から営業の仕事を続けるのが難しかったので、今度の仕事はできるだけ人と会わず、マイペースにできる仕事を探していきました。
また、営業はこれといった資格がなく、自分の代わりになる人がいくらでもいるように感じたので、今度の仕事は資格の取得などを通して手に職をつけられる仕事を探すようにしました。
このような条件を絞り込んでいく中で、事務職の仕事に転職することを決め、転職サイトで求人を探し始めました。
途中からはもっと効率的に求人をチェックしようと思い、転職エージェントに登録して求人を紹介してもらうようにしました。
事務職の実務は未経験でしたが、高校時代に取得した簿記資格などをアピール材料にしながら、転職活動を進めていきました。
また、面接が苦手だったので、転職エージェントの方に模擬面接をしてもらいながら面接対策をしました。
人見知りの20代男性が営業から事務職に転職して手に入れたもの
現在の事務職の仕事は転職エージェントに紹介してもらった仕事ですが、とても快適に毎日働けています。
具体的な仕事内容は、特許に関係した書類作成が主な仕事になります。
会社や上司から指定された方法に従って書類を作成していき、とにかくスピードと正確さが求められる仕事になります。
作成する書類が多くあるため、仕事中は常に集中しながら取り組む必要がありますが、人にほとんど会わずに(ほぼ会話もない)仕事を進められ、締め切りさえ守れば自分のペースで仕事を進められるので、私にとってはストレスを感じることがない快適な職場です。
営業時代に苦しんでいた頃の職場と比べると、大げさではなく、本当に天国のような職場だと感じています。
営業の仕事から転職を考えている人見知りの20代男性へアドバイス
仕事の内容というのは、結局実際にやってみないと分からないことが多いです。
仕事の内容によってはオープンになっていないものもあるので、期待と違っていたということも珍しいことではありません。
しかし、私のように自分と合わない仕事をやっていることに悩んでいる人は多くいると思います。
最近では、インターネットの普及で人と会わないことが当たり前のようになりました。
そのせいなのか分かりませんが、私のように人と上手く接することができない人もいると思いますが、学生時代を考えてみれば仲が良かった友達は、クラスの中で大体数人ではなかったでしょうか。
クラスには多くの生徒がいますが、実際に自分と合う人はそれほどいないのが当たり前だったと思います。
それは社会に出てからも同じで、自分と合わない人がたくさんいることが自然なことで、またそのように考えた方が非常に楽だと思います。
私は、あまり人と会わない仕事に転職しましたが、そのような考えに至ったのも自分なりに一生懸命もがいた結果です。
私と同じように人見知りから営業の仕事を続けていくことに悩んでいる人は、とりあえず今の状況を変える方法を自分なりに試していき、それでもダメなら転職するのもありだと思います。
世の中には今の会社以外にたくさんの会社があるので。
まとめ
A.Mさんが言われているように、世の中には沢山の仕事や会社があり、人と接することが苦手な人でも働きやすい仕事がたくさんあります。
A.Mさんのように、あまり人と接することなく働ける事務職の仕事へ転職を考えている人は、MS-Japanを利用してみて下さい。
MS-Japanは経理や人事といった管理部門の転職サポートに特化した転職エージェントで、事務職の求人が数多くあります。
転職者の8割が利用する「リクナビネクスト」の求人数と比較すると、MS-Japanの管理部門の求人数の多さが分かります。
また、MS-Japanは求人数が多いだけでなく、全求人の9割が非公開求人となっています。
非公開求人はその名の通り一般には公開されていない求人で、企業が求人を非公開にする理由には次のようなものがあります。
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- 専門的なスキルや経験など、ピンポイントの人材が欲しい場合
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- 在籍している従業員より募集者の給与が高い場合
- 他企業に採用活動を知られたくない場合
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さらに、非公開求人はMS-Japanに登録しなければ見ることができないため、誰もが見られる公開求人と比べてライバルの少ない求人を紹介してもらうことができます。
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転職することが全て正しい選択ではありませんが、今の状況が続いた1年後、3年後の自分の姿を想像しながら、これからの行動を考えてみて下さい。
実際に転職するかどうかはともかく、あなたが今より自分らしく働けるようになることを願っています。