今回、転職活動の体験談を寄せて頂いたのは、職場の人間関係を理由に転職することになった20代女性のN.Kさん。
ホテルマンとして働いていましたが、支配人が変わったことで職場環境が大きく変わり、職場の人間関係をきっかけに異業種の仕事へ転職することを決意したN.Kさん。
この記事では、職場の人間関係をきっかけに転職したN.Kさんが、異業種の仕事へ転職成功させた方法について紹介しています。
N.Kさんと同じように、職場の人間関係を理由に異業種の仕事へ転職を考えている20代の女性は、ぜひこの記事を読んでみて下さい。
転職者情報
- 名前:N.Kさん
- 年齢:20代後半
- 性別:女性
- 家族構成:独身
- 転職活動のタイミング:在職中
- 転職方法:転職エージェント
- 転職決定までの応募社数:10社以上
- 転職活動期間:半年以内
- 転職活動中の悩み:転職活動をする時間がない
- 転職前の勤務地:東京
- 転職後の勤務地:東京
- 転職前の職業:ホテルマン
- 転職後の職業:電気設備会社営業
職場の人間関係から異業種に転職した20代女性の転職前・後の仕事
転職前の仕事は、ホテルマンをしていました。
ホテルマンは皆さんが思っているように、チェックイン対応や電話応対、クレーム対応等がメインの仕事でした。
事務方の作業としては宿泊プランの立案、管理業務、料金調整等の業務があります。
また、後輩指導の人材教育にも携わっていました。
朝食も提供するので、食品管理、温度監理、発注なども行っていました。
清掃自体は外部委託ですが、清掃に関する指示はフロントから出しているので、指示書も夜勤で作成します。
転職後の仕事は電気設備会社で営業をしています。
太陽光発電所の現場視察や定期報告業務、その他の工事打合せ、現場管理(作業員や工程管理)がメインになります。
また入社したころは第2種電気工事士の資格取得を目指し、講習にも参加していました。
職場の人間関係から異業種に転職した20代女性が転職を考えたきっかけ
ホテルでは夜勤主体だったこともあり、体力的に辛くなってきたのが転職を考えた大きな理由です。
他にもホテルに対する不満や、オリンピック前(とても忙しくなるので)には退職したいと、かなり前から考えていました。
また、将来のことを考えると手に職を持てる仕事がいいと考えるようになりました。
転職については考える程度でなんとなくホテルの仕事を継続していましたが、実際に転職活動を始めたきっかけは、職場の人間関係が悪化したことです。
支配人が変わり、スタッフもベテランが退職する中、私自身がミスを連発しスタッフにも悪影響を与えてしまいました。
甘いかもしれませんが、仕事に対するモチベーションが下がってしまい、どうしても仕事を続けることが難しくなり、最終的には仕事に行くこと自体が嫌になりました。
自分がホテルの仕事にしがみつく必要があるのかを改めて考えた結果、その理由がどうしても見つからなかったので転職活動を始めることにしました。
職場の人間関係から異業種に転職した20代女性が選択した転職方法
有名な転職エージェントや転職サイトはありますが、溜まりに溜まったストレスで転職活動をする気力がなくなり、帰りの電車で目に付いたdodaの転職説明会の広告を見て、dodaを利用することにしました。
dodaのホームページでも説明会の開催、2人体制でのマンツーマンサポート(履歴書添削、面接対策等)、面接日程の調整などがあり、サポート面がとても充実していると思いました。
大手のリクルートも考えましたが、dodaほどサポート内容に魅力を感じなかったです。
職場の人間関係から異業種に転職した20代女性が転職活動で悩んだ事
転職活動中に一番悩んだことは、内定もらったあとの退職交渉です。
内定自体は転職活動してから1ヶ月半程で運よく頂けたのですが、退職交渉に約4ヶ月~5ヶ月かかり、トータルの転職活動は半年になりました。
理由を説明しても納得してくれず、「現実から逃げている、嫌だから逃げている」とばかり言われ続けました。
でも辞めたい気持ちは変わらないし、何度も何度も粘り続けました。
転職先に正式に内定の返事を待ってもらい、先方の担当者にも励まされながら、最終的には期限を決めて粘りました。
もう少し将来の具体的な話ややりたいことを説明して説得できたらよかったのでしょう。
しかし本心は逃げたい気持ちもあったし、もうホテルを続けていく気持ちもなかったので、強引にでも許可をもらわないといけない気持ちでした。
面接などよりも退職交渉が一番悩み、とても辛かった時期だと思います。
その他にも、今の地位を捨てて一からのスタートになるので、金銭面でも不安を感じ、本当に転職していいのか悩みました。
10社以上断られていたのでメンタル的にも弱っていましたが、dodaの担当者が次の面接対策や応募の手続きをサポートしてくれたので、メンタル的にも支えられて助かりました。
職場の人間関係から異業種に転職した20代女性が転職成功のためにやった事
転職活動中はホテルマンの仕事をしっかりやることを意識しました。
また、転職活動をしていることは誰にも言わず、バレないように気をつけていました。(退職交渉で長引きましたが、、、)
転職活動中は転職ノートをつくり、決意が揺らがないようにしました。
私が流されやすかったり、優柔不断な性格なので、常に転職ノートを見直しながら転職活動を進めていました。
また面接対策についても、隙間時間を利用して、次にようなことを意識しながら練習していました。
- かまないように言えること
- ポイントを簡潔に伝えられること
- 答えがつまってしまった時の返答の仕方
何度も練習を繰り返し、本番の面接に臨むという流れです。
dodaの担当者からも、面接に関するアドバイスや情報をもらいました。(dodaは面接する企業の面接官や面接方法も説明してくれます)
20代後半の面接は就活時代にやった面接とは違い、どのように業務改善や社内で活躍するのかを聞かれ、リーダーシップについても質問されることが多かったです。
その辺の質問に対する考え方が少し甘かったと思います。
職場の人間関係から異業種に転職した20代女性が転職して良かったこと、後悔したこと
転職したことで、ホテルでは一番のストレスだった人間関係がとても良好になりました。
同僚の方もとても優しいしですし、仕事もきちんと教えてくれます。
たまに口下手な人もいますが、質問するととても丁寧に教えてくれます。
また、夜勤がなくなったことで、規則正しい生活になったことも良かったです。
休日はしっかりと体を休めることができ、夜も夜更かしせずに寝ているので、健康的になりました。
目指していた資格も取得できたので、レベルアップとして第1種電気工事士を目指そうと思います。
お給料については、、、まあこれから頑張ります(笑)
職場の人間関係から異業種に転職したい20代女性へアドバイス
女子で電気関係の仕事に就きたい人はなかなかいないと思いますので、同年代の方に向けてアドバイスを、、、
転職することはとても大きな決断だと思います。
無職になったらどうしようとか、不安だらけです。
でも、今のままでいいのか。3年後、5年後、10年後、後悔しませんか?
20代後半は中堅になり、会社からも戦力になることを期待される年齢でもあります。
自分も納得してるなら、それでいいと思います。
でも、今の自分に違和感を感じているのであれば、転職エージェントに登録して自己分析してみたり、説明会に参加してみるのもいいと思います。
この歳での決断は、今後の人生にも大きく影響してくると思います。
目先のことだけでなく、人生全体を考えて決断してみることも必要だと思います。
まとめ
N.Kさん、転職体験談を寄せて頂きありがとうございました。
N.Kさんと同じように、職場の人間関係を理由に異業種の仕事へ転職を考えている20代の女性もいるかもしれません。
N.Kさんも言われているように、転職するには大きな勇気が必要ですが、目先のことだけではなく、3年後、5年後、10年後の自分の姿についても想像しながら転職するかどうかの決断をしてみて下さい。
N.Kさんは今まで全く経験したことのない異業種の仕事へ転職しましたが、未経験の仕事に挑戦する時は、今までの経歴から思うように転職先が決まらない人も少なくありません。
特に、最初の選考となる「書類選考」が大きな関門となり、思うように転職活動が進まない人もいます。
いくら仕事に対するやる気や熱意を持っていても、書類選考で落とされてしまうと、その熱意を面接で伝えることもできません。
このようなリスクを防ぐためにも、転職エージェントの就職Shopを利用しながら転職活動を進めてみて下さい。
就職Shopは業界最王手のリクルートが運営する転職エージェントで、異業種の仕事に挑戦する人など、未経験の仕事に挑戦する20代を専門に転職サポートを行なっています。
就職Shopでは異業種の仕事に転職する人の大きな関門となる書類選考が免除され、応募後はいきなり面接に進むことができます。
書類選考が免除される理由として、就職Shopで紹介している求人先の企業が、転職者の人柄や仕事への意欲を大切にしている企業となっていることがあります。
そのため、応募者の今までの経歴を元にした書類選考は行わず、新しい仕事へ挑戦する熱意や想いを、応募者から直接聞くようになっています。
もちろん、面接をしたからといって必ず採用されるわけではありません。
しかし、今まで書類選考の段階で落とされてしまい、面接で自分の気持ちを伝えるチャンスがなかった人も、就職Shopを利用することで、自分の気持ちを面接で確実に伝えられる機会を得ることができます。
転職することが全て正しい選択ではありませんが、今の状況が続いた1年後、3年後の自分の姿を想像しながら、これからの行動を考えてみて下さい。
実際に転職するかどうかはともかく、あなたが今より自分らしく働けるようになることを願っています。