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ワークライフバランスを求めて転職した30代女性が退職できなかった時の体験談

ウーマンコンシェルジュ

今回、退職できなかった時の体験談を寄せて頂いたのは、仕事と子育てのワークライフバランスを求めて退職することを決意した30代女性のM.Uさん。

チームとして仕事に取り組む設計事務所のハードな勤務体制では子育てとの両立が難しく、退職を伝えたものの、チーム内の役割から退職の引き止めにあい、なかなか退職できなかったM.Uさん。

この記事ではワークライフバンランを求めて転職した30代女性のM.Uさんが社内における自分の役割から退職できなかった時の体験談を紹介しています。

M.Uさんと同じように社内における自分の役割から退職できずに悩んでいる30代の女性は、ぜひこの記事を読んでみて下さい。

転職者情報

  • 名前:M.Uさん
  • 年齢:30代前半
  • 家族構成:既婚(子供1人)
  • 転職前の勤務地:東京
  • 転職後の勤務地:栃木
  • 転職前の職業:建築設計事務所
  • 転職後の職業:地方公務員

目次

退職できない30代女性の退職前・後の仕事内容

退職前は、建築設計事務所に勤務していました。

国内でもそれなりに名の知れた中堅の設計事務所です。

意匠設計を担当しており、業務内容はかなりハードでした。

終電や休日出勤は当たり前で、月に4、5回会社に泊まり込むこともありました。

退職後の職場は、生まれ故郷の地方公務員です。

仕事内容は建築技師として、発注者の立場から建築関連の業務に携わっています。

業務内容は前職に比べて時間的にもかなり楽になり、精神的にもゆとりを持てる職場です。

退職できない30代女性が退職を考えたきっかけ

退職を考えた一番のきっかけは、子供が生まれたことです。

自分の実家が東京都内から電車で2時間くらいかかる距離にあり、実家の親に子育てを頼ることができませんでした。

退職前の職場は常にハードワークで予定を立てられず、子供に何かあった時にもすぐに対応することができませんでした。

それに加えて、国内外の出張も頻繁かつ、緊急的に行くことがあったので、仕事と子育てを両立できる環境ではありませんでした。

極め付けは、業務が常にチームで動いているところです。

チームの中には当然独身の方や子育てから解放された方もおり、子育てのために自分だけ職場を離れることはできませんでした。

なにより、設計業務という創作現場でチームのモチベーションを下げてしまうことを、私自身が恐れていました。

退職できない30代女性が会社を退職できなかった時の状況

退職するために、半年程前から動き始めました。

設計業務は担当になると一つの業務に携わる期間が長くなり、1〜2ヶ月前に退職することを伝えると、周りの人に迷惑をかける恐れがありました。

また、業務の終わるタイミングも見計らう必要がありました。

一旦そのタイミングを逃すと、半年単位で業務から抜け出せなくなるためです。

最初に声をかけたのは、チーム内の直属の上司です。

入社時からお世話になっていた先輩で、誰よりも迷惑をかけたくないと思った人だからです。

当然引き止められましたが、打ち明けた時点で判断は揺るがないことを悟られ、室長に伝えなさいと言われました。

そこから退職までが非常に苦心しました。

退職を伝えた時は入社9年目のタイミングで、社員としてはまさに油の乗り始めた時でした。

自分だけで仕事をまわせるようになり、会社側からすればこれからの活躍を期待していた時期だったと思いますし、私自身もここまで育ててもらったことに大きな恩を感じていました。

室長に退職の意を伝えたところ、すぐに副所長に伝えに行きました。

そこで提案されたのは、時短での勤務です。

しかし、設計業務という特異な業務において、時短で携わることに私自身が納得できませんでした。

やるからには、やる気のある人間が没頭してやるべきだと思ったからです。

そこで時短勤務を断り、次に給料アップや役職アップ、さらには育休も提案されましたが、同じ理由で断り続け退職に到りました。

退職できない30代女性が会社を退職するためにやったこと

退職するためにまずやったことは、家族に打ち明け、自分のビジョンを伝えることです。

  • 今の職場環境がハードなこと
  • 子育てには実家の両親のサポートが必要なこと
  • 違う場所で持続可能な職場環境を見つけたいこと

すると、逆に家族からは「見ていて辛そうだった。決断してくれて嬉しい」と言われ、今まで自分自身を追い込みながら働き、家族にも迷惑をかけていたことに気づかされました。

家族に打ち明けた後は、新しい職場を探し始めました。

  • 将来的に建築関連の仕事を続けたいこと
  • 仕事と子育てのバランスを保ちたいこと
  • で建築の仕事に妥協なく携われること

などを考慮に入れつつ、最終的には故郷の地方公務員に就職することを目標に決めました。

地方公務員の中途採用募集を調べていくと、建築技師の倍率が他の一般事務職に比べて倍率が低いことが分かり、俄然やる気がわいてきました。

試験にあたっては論文と面接であったため、自分の履歴書や携わった業務を振り返り、そこから何を聞かれても専門家の目線から受け答えすることを意識しました。

合格発表があっあてからは、そのことは一切転職する前の職場には伝えず、一身上の都合で押し通しました。

退職できない30代女性が会社を退職して良かった事、後悔した事

会社を退職して良かった一番のことは、ワークライフバランスです。

これまで建築の職しかしてこなかったため、離れてみて改めてそのハードさを実感しました。

子育てのために優先したワークライフバランスですが、結果的に自分自身の精神的なゆとりにつながり、建築に対していろいろな角度から見直すことができ、改めて自分は建築が好きなんだと実感することができました。

逆に後悔したのは、設計のプロとして第一線から降りたことです。

現在は設計者の業務を監督する立場であり、物作りの張本人にはなれません。

その事実を受け止め、気持ちを整理するのに時間がかかりました。

しかし、現在は設計だけでなく建物を建てる事業を担当できることの魅力に気づき始め、高いモチベーションを維持しながら仕事に取り組めています。

会社を退職できずに苦しんでいる30代女性へアドバイス

退職が正解だったかどうかは、未だに自分自身でも分かりません。

たぶん正解や不正解はないと思います。

ただ転職にあたり、背中を押した先輩からの言葉があります。

「自分にはその決断ができなかった。しかし、君はできた。だからこれからその先の未来がある」という言葉です。

転職はあくまで、自分の将来のビジョンに対する決断の結果でしかありません。

他人や会社の事由ではなく、自分自身の決断として、決めたら突き進んでみてください。

失敗しても「不正解」ではないと思います。

まとめ

ウーマンコンシェルジュ

M.Uさん、退職できなかった時の体験談を寄せて頂きありがとうございました。

M.Uさんと同じように、社内における自分の役割から退職できずに悩んでいる30代の女性もいるかもしれません。

M.Uさんも言われているように、退職することが正解かどうかは誰にも分からず、退職後に自分が納得できる働き方ができるかどうかが大切になります。

会社の引き止めによって退職できなかったM.Uさんですが、M.Uさんのように職場と良好な関係の中で退職手続きを進められる人は問題ありません。

しかし、退職できない人の中には、会社側と話し合うことが難しい状況になるまで、会社との関係が悪化してしまっている人もいます。

そのような自分1人の力で退職することが難しい人は、第三者の退職代行サービスを利用しながら退職手続きを進めてみて下さい。

退職代行サービスは、会社を退職したい人が会社からの引き止めなどによって退職できない時に、本人に代わって退職までの連絡を代行してくれるサービスになります。

イラスト 退職代行 仕組み

退職代行サービスを利用することで、勤務先企業と退職に関するやり取りを自分でやる必要がなくなり、退職できないことによるストレスから解放されます。

退職できない問題は全て退職代行会社に任せる事ができるので、自分は新たな勤務先を見つける転職活動に集中できるため、現在の停滞した状況を打破することができます。

現在は深刻な人手不足から、1人の求職者に対して1.6件前後の求人がある「売り手市場」になっています。

「厚生労働省 一般職業紹介状況」より

転職者にとっては有利な売り手市場ですが、採用する側の企業にとっては人材を確保することが難しく、退職による人材流出がより深刻な問題となっています。

そのため、退職できずに悩んでいる人が増加していることから退職代行サービスを行う会社も増えており、どの退職代行会社を利用すればいいのか迷ってしまう人も少なくありません。

数ある退職代行会社の中から、おすすめの退職代行会社はSARABAになります。

SARABAは2015年から退職代行サービスを行なっている会社で、月に300件の退職代行を行なっている実績のある会社となります。

この数多い退職代行実績の中で退職成功率が100%となっており、過去の実績から「利用すれば必ず退職できる状況」になっています。

他の退職代行会社では料金体系が不明瞭な会社も多く、利用していく中で思わぬ出費が発生することもあります。

  • 全てのサービスが3万円で利用できると思ったのに、折り返し電話対応に別途1万円請求された
  • 営業時間外に対応してもらったら、基本料金の他に2万円請求された
  • 基本料金が1万円だと思ったら、様々なサービスを利用する中で支払い金額の合計が10万円になった

SARABAでは相談回数や電話回数に関係なく、全ての退職代行サービスを24,000円(税込)で利用できるので、追加料金を気にする事なく利用することができます。

SARABA 料金体系 24,000円

引用:SARABA HP

本来、無料で出来る退職に24,000円を払うことに抵抗を感じる人もいますが、様々なオプション費用などがかかる他社の退職代行会社に比べるとコストパフォーマンスも高くなっています。

SARABA 料金比較 24,000円

引用:SARABA HP

SARABAでは万が一退職できなかった時も全額返金保証があるため、SARABAを利用する時のリスクがありません。

SARABA 全額返金保証

引用:SARABA HP

SARABAを利用する時はLINEや電話から24時間いつでも問い合わせることができ、相談後に退職代行料金の24,000円を支払った後はSARABがあなたに代わって勤務先企業に退職に必要な連絡を代行してくれます。

SARABA 利用の流れ

引用:SARABA HP

社内における自分の役割から退職できずに悩んでいる30代の女性がSARABAを利用することで、次のようなメリットがあります。

  • 自分で勤務先企業と直接退職に関するやり取りをする必要がなくなる
  • 退職できないことによるストレスやプレッシャーから解放される
  • 自分は新たな職場を見つけるための転職活動に集中することができる

実際に退職代行サービスを利用するかどうかはともかく、今の苦しい状況が少しでも改善され、自分らしく働けるようになることを願っています。

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