社内での自分のポジションや将来の事を考え、転職することを決意したT.Iさん。
この記事では、営業一筋に働いてきた40代男性のT.Iさんが、転職を成功させた方法について紹介しています。
T.Iさんと同じように、現在の社内における自分のポジションに不安を感じている40代の男性は、ぜひこの記事を読んでみて下さい。
転職者情報
- 名前:T.Iさん
- 年齢:40代後半
- 性別:男性
- 家族構成:既婚(子供2人)
- 転職活動のタイミング:在職中
- 転職方法:転職サイト、転職エージェント
- 転職決定までの応募社数:1社
- 転職活動期間:3ヶ月以内
- 転職中の悩み:転職活動をする時間がない
- 転職前の勤務地:愛知
- 転職後の勤務地:愛知
- 転職前の職業:法人営業
- 転職後の職業:法人営業
営業一筋の40代男性の転職前後の仕事内容
転職前は某大手家電メーカーで自動車関連会社への電子部品、電子デバイスの法人営業をしておりました。
具体的には自動車内の電装系部品を使ってもらうための技術提案が主な仕事で、開発予算の交渉や部品納入単価の交渉、納入部品のクレーム対応などを行なっていました。
現在は調査コンサルタント会社で、産業分野のM&Aや技術向上のアイデア出しなどを行なっています。
調査そのものはコンサルタントやアナリストが実施しますが、私はプロジェクト案件を企業から獲得し、その案件をコンサルタントに渡す開発営業をしております。
営業一筋の40代男性が転職を考えたきっかけ
入社した最初の1ヶ月は電子デバイス工場で生産管理、営業企画、事業企画を行い、その後は営業へ異動しました。
営業ではアメリカ駐在もさせて頂き、様々な経験を積ませて頂きましたが、アメリカから帰国した時に転職を考えるようになりました。
理由としては、40代になると出世街道で自分が既に取り残されており、それ以上の役職には昇進できない事に気づいたことです。
昇進出来なければ好きな仕事や意思決定を持たないため、年齢経過とともに職場で疎外される可能性が高くなります。
責任のない部署で定年を迎えることを考えた時に、もう一度自分のやりたい事を他の会社でチャレンジしたい気持ちが強くなり、転職を考え始めました。
また、上司をはじめとした職場の人間関係を精算したい気持ちもありました。
特に後輩が役職者になり、私に気を遣いながら仕事をしていることもあり、そのような状況から逃れたかったことも心のどこかにあったと思います。
営業一筋の40代男性が選択した転職方法
転職活動は、転職サイトを利用しながら進めていきました。
日中は営業活動で外勤が多いため、移動時間などを利用して求人を探せる転職サイトがとても便利でした。
また、内勤の時には社内の目もあるため、思うように転職活動を進めることができなかったので、転職希望を伝えた後に条件に合った求人を紹介してもらえる転職エージェントも利用しました。
転職エージェントを利用する前は、本格的な転職活動は会社が終わってから行う事になるため、思うように転職活動が進められないことによるストレスが溜まっていきました。
しかし、転職エージェントを利用してからは、自分が仕事をしている間も自分に代わって転職エージェントが求人探しを進めてくれるので、転職活動の時間を確保できないことによるストレスから解放されました。
営業一筋の40代男性が転職活動で悩んだ事
転職活動中は、転職サイトから十分な情報を得られないことに苦労しました。
具体的には、転職サイトでは次のような情報を十分に得られなかったので、応募する時に躊躇してしまいました。
- 職場の雰囲気、人間関係
- 勤務地や転勤の頻度
- 営業活動の自由度
- 営業ノルマ達成の報酬
- ノルマ未達の場合の処遇
- 賞与の支払基準
そのため、転職サイト以外にネットなどを利用して自ら情報を集めましたが、自分が知りたい情報を得られずに苦労しました。
営業一筋の40代男性が転職成功の為にやった事
転職活動では、転職先の文化や風習、どんな生産活動をしているのかといった情報収集に力を入れていました。
情報収取は転職サイトだけでなく、転職エージェントの担当者や文献雑誌などからも行い、転職先を決める時の判断材料を少しでも多く集めることを心がけておりました。
面接対策としては、自分が前職でやってきた具体的な仕事内容や成功事例の整理、自分自身の強み・弱みを紙にまとめ、面接の時に答えられるようにしておきました。
また、転職エージェントの模擬面接を利用して、本番の面接に少しでも慣れるように心がけていました。
労働条件や労働環境に関しては想定出来ない部分も多いので、面接機会を増やしてもらいながら、通常1.2回の面接が通常だと思いますが、私は4.5回面接を行い、転職決断に至っております。
転職を考えている営業一筋の40代男性へアドバイス
私は44歳という年齢で営業職から外資系の調査コンサルタント会社に転職しましたが、転職は人生の大きな分岐点となるので、悩むだけ悩んだ方が良いと思われます。
転職を多くされている方もおりますが、転職は経験値を積むチャンスの反面、あまり繰り返すとリスクと捉えられる可能性もあります。
例えば、転職を繰り返すと忍耐力や忠誠心が欠落している様に取られるケースもありますが、逆にキャリアの面で評価してくれる会社もあります。
そのため、転職する際はできるだけ転職先の会社について情報を集め、その会社が転職に対してどのような考えを持っているのか知ることも大切だと思います。
このような情報を集めることは自分1人では難しい部分もあるので、転職エージェントを活用することをおすすめします。
次に生活、労働、退職までのシュミレーションをしっかりしていただく事が重要です。
特に転職先から何を求められているのかを理解して、本当にその期待に応えられるのかをよく考える必要があると思います。
それに少しでもギャップがあれば転職は失敗となりますので、必ず自分の頭の中で整理して、どんな姿で転職先で活躍しているのかイメージしながら転職活動することをお薦めします。
疑問は必ずわきますので、悩むだけ悩み、わからないことをとことん転職先と会話をすることが重要です。
その会話を嫌がる、煙たがれるような会社であれば、思い切ってそこには行かない判断も大切です。
人生が掛かった転職ですのでこちらも真剣に転職先を知りたい誠意があれば必ず対応してもらえますので、妥協せずに実施することをお薦め致します
まとめ
T.Iさんも言われているように、自分が納得のいく転職をするためには転職先企業の情報収集が大切なポイントとなりますが、個人が転職先について調べられることには限界があります。
転職先企業について十分調べた上で転職したい人は、T.Iさんも使った転職エージェントを利用しながら転職活動を進めてみて下さい。
転職エージェントは、転職者のあなたと企業の間に入って、転職活動のサポートをしてくれる転職サービスになります。
転職エージェントの具体的な転職サポートには、次のようなものがあります。
転職エージェントの転職サポート |
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これらの転職サポートを全て無料で利用することがきます。
転職エージェントを利用することで、転職希望を伝えた後は担当者から条件に合った求人の紹介してくれるため、在職中の転職活動も無理なく進めることができます。
また、自分一人で転職活動をする時に難しい給与交渉や面接の日程調整をしてくれるだけでなく、転職先の職場の雰囲気や人間関係といった「リアルな転職先」を転職前に教えてくれるため、転職前後のギャップによる転職の後悔や失敗を防ぐことができます。
全国には約18,000もの転職エージェントがありますが、営業一筋の40代男性におすすめの転職エージェントはパソナキャリアになります。
パソナキャリアは「社会の問題点を解決する」という企業理念を元に、障害者雇用や社会貢献活動に積極的なパソナグループの一員で、丁寧な転職サポートが特徴の転職エージェントになります。
丁寧な転職サポートは、オリコンが実施する「転職エージェントのランキング・比較」の中にある「担当者の対応 満足度ランキング」で、他の大手転職エージェントを抑えて1位にランキングされていることからも証明されています。
また、パソナキャリアは利用者の8割が40代以上となっているため、自分の年齢を気にすることなく、営業一筋にやってこられた40代男性も利用することができます。
パソナキャリア利用者の年代
営業一筋の40代男性がパソナキャリアを利用することで、40代に合った丁寧な転職サポートを受けることができ、転職成功の可能性を高めることができます。
転職することが全て正しい選択ではありませんが、今の状況が続いた1年後、3年後の自分の姿を想像しながら、これからの行動を考えてみて下さい。
実際に転職するかどうかはともかく、あなたが今より自分らしく働けるようになることを願っています。