会社の将来性や数ヶ月家に帰れない状態で仕事をする環境を変えるために、転職することを決意したN.Sさん。
この記事では、プログラマーからパソコンのインストラクターに転職した40代男性のN.Sさんが、転職を成功させた方法について紹介しています。
N.Sさんと同じように、プログラマーの仕事から転職を考えている40代の男性は、ぜひこの記事を読んでみて下さい。
転職者情報
- 名前:N.Sさん
- 年齢:40代前半
- 性別:男性
- 家族構成:独身
- 転職活動のタイミング:在職中
- 転職方法:ハローワーク、転職サイト、転職エージェント
- 転職決定までの応募社数:4社
- 転職活動期間:2ヶ月年以内
- 転職活動中の悩み:希望の転職先が見つからない
- 転職前の勤務地:大阪
- 転職後の勤務地:兵庫
- 転職前の職業:ゲーム会社のプログラマー兼アドバイザー
- 転職後の職業:商工事業所のパソコンインストラクター
プログラマーからインストラクターに転職した40代男性の仕事内容
転職前の仕事は、ゲーム会社のプログラマーとアドバイザーの仕事をしておりました。
業務内容はシュミレーションゲームを開発しており、バランスのアドバイスを周囲にした後、プランナーとともに打ち合わせをして、ゲームのプログラミングをしていました。
転職後は、商工事業所でパソコンインストラクターの仕事をしています。
主な業務はエクセル、アクセス、ワードなどの使い方を、マイクロソフトのオフィス検定試験に基づき指導しています。
プログラマーからインストラクターに転職した40代男性が転職を考えたきっかけ
会社の業績について事務員さんと話している時、会社の赤字がものすごく高いらしく、事務員さんも来月に転職するとのことでした。
薄々感じてはいましたが、会社としてうまく機能しておらず、経営面でかなり不安定な状況にあることは社内で噂されていました。
事務員さん以外にも、社内の従業員が毎月複数人退職しており、このまま働き続けることに将来の不安を感じたことをきっかけに、転職活動を始めました。
プログラマーからインストラクターに転職した40代男性が選択した転職方法
今までのパソコンスキルを生かせる仕事をしたいと思い、最初にハローワークで求人を探しました。
ハローワークの求人には事業所関連や公務員に近い求人が多いと聞いていたので利用しましたが、思うような求人はありませんでした。
次に転職サイトを利用しましたが、求人数が多すぎて選ぶことができず、最終的には転職希望に合った求人を紹介してもらえる転職エージェントを利用しました。
転職エージェントは担当者の方が良い方で、こちらの転職希望や悩みもしっかり聞いてくれました。
また、私の40代という年齢も踏まえた上で求人を紹介してくれたので、担当者の方を全面的に信頼しながら転職活動を進めることができました。
プログラマーからインストラクターに転職した40代男性が転職活動で悩んだ事
転職活動中は、希望の求人が見つからずに悩みました。
パソコンスキルを生かせる仕事を探すと、プログラミングの仕事やホームページ制作の仕事が多く、前の仕事と変わらないと思ったのでやめました。
人に教えることが好きだったので、以前にやっていたパソコンのインストラクター関連の求人も探しましたが、募集事項に年齢が書かれていたり、女性を募集していることが多く、思うような求人が見つかりませんでした。
ハローワークや転職サイトでは思うような求人が見つからず、転職エージェントに相談した後は今まで見たことがない求人を紹介してくれて、最終的には転職エージェントから紹介してもらった求人に転職することができました。
プログラマーからインストラクターに転職した40代男性が転職成功のためにやった事
前職の仕事がプログラマーだったので、どういったものを制作したのかをアピールすることが難しかったです。
そのため、ゲーム会社に転職する前にやっていたパソコンのインストラクターの仕事もアピールしましたが、当時から4年のブランクがあり、思うようにアピールすることができませんでした。
しかし、面接を受けていく中でどのOSが使えるのか聞かれることが多かったので、自分が利用してきたOSをアピールするようにしました。(windows me、windows7、10など)
企業や事業所では古いOSを利用しているところも多くあり、そのバージョンのOSを問題なく使えるかどうかが重要なポイントになりました。
そのため、どのOSを使えるかは面接で大きなアピールポイントになり、面接を受けた企業の中にはソフトウェアやオフィスソフトのバージョンなどを細かく聞いてくる企業の方もいました。
プログラマーからインストラクターに転職した40代男性が転職して良かったこと、後悔したこと
転職して良かったことは、自由な時間が増えたことです。
以前の職場はゲーム制作をひたすらするので、3ヶ月家に帰れないことも当たり前のようにありました。
特にシミュレーションゲームを制作する場合はほぼ確実に家に帰ることができず、会社に寝袋を置いておき、1日中仕事をしている状態になります。
転職した事業所のインストラクターは残業もほとんどなく、毎日ほぼ定時に帰れるので、自分の時間が大幅に増えました。
プログラマーからインストラクターに転職を考えている40代男性へアドバイス
プログラマーからインストラクターになることは可能だと思います。
ただ、大企業に転職するのは難しいと思うので、中小企業の小さな会社や事業所みたいな部署を狙うと、何らかの資格があれば十分転職できると思います。
面接では自分が使えるソフトウェアをアピールすることが大切なので、自分のスキルをしっかり棚卸ししておくことが大切です。
大企業はともかく、IT系に苦手意識を持っている中小企業はまだまだ多いので、転職のチャンスはたくさんあります。
諦めずに頑張って下さい。
まとめ
N.Sさんも言われているように、IT関係に苦手意識を持っている中小企業は多く、プログラマーの知識を生かすことで転職先の幅を拡げることができます。
しかし、年齢を重ねるにつれて転職活動は難しくなり、40代という年齢から思うように転職活動が進まない人も少なくありません。
そのような人は、N.Sさんも利用した転職エージェントを利用しながら転職活動を進めてみて下さい。
転職エージェントは、転職者のあなたと企業の間に入って、転職活動のサポートをしてくれる転職サービスになります。
転職エージェントの具体的な転職サポートには、次のようなものがあります。
転職エージェントの転職サポート |
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これらの転職サポートを全て無料で利用することがきます。
転職エージェントを利用することで、転職希望を伝えた後は担当者から条件に合った求人の紹介してくれるため、自分では気づかない求人に出会うこともできます。
また、第三者の立場である転職エージェントが転職先の職場の雰囲気や人間関係といった「リアルな転職先」を転職前に教えてくれるため、転職前後のギャップによる転職の後悔や失敗を防ぐことができます。
全国には約18,000もの転職エージェントがありますが、プログラマーからパソコンのインストラクターに転職を考えている40代の男性におすすめの転職エージェントはパソナキャリアになります。
パソナキャリアは「社会の問題点を解決する」という企業理念を元に、障害者雇用や社会貢献活動に積極的なパソナグループの一員で、丁寧な転職サポートが特徴の転職エージェントになります。
丁寧な転職サポートは、オリコンが実施する「転職エージェントのランキング・比較」の中にある「担当者の対応 満足度ランキング」で、他の大手転職エージェントを抑えて1位にランキングされていることからも証明されています。
また、パソナキャリアは利用者の8割が40代以上となっているため、自分の年齢を気にすることなく、40代の人も利用することができます。
パソナキャリア利用者の年代
プログラマーからパソコンのインストラクターに転職を考えている40代の男性がパソナキャリアを利用することで、40代に合った丁寧な転職サポートを受けることができ、転職成功の可能性を高めることができます。
転職することが全て正しい選択ではありませんが、今の状況が続いた1年後、3年後の自分の姿を想像しながら、これからの行動を考えてみて下さい。
実際に転職するかどうかはともかく、あなたが今より自分らしく働けるようになることを願っています。