仕事量の多さによる連日の残業や、相談しても状況を改善してくれない会社側の態度をきっかけに、転職を決意したC.Tさん。
この記事では、20代のシステムエンジニアであるC.Tさんが、転職成功のためにやったことを紹介しています。
C.Tさんと同じように、職場環境を理由に転職を考えている20代のシステムエンジニアの方は、ぜひこの記事を読んでみて下さい。
転職者情報
- 名前:C.Tさん
- 年齢:20代前半
- 性別:男性
- 家族構成:独身
- 転職活動のタイミング:在職中
- 転職方法:転職サイト、転職エージェント
- 転職決定までの応募社数:5社
- 転職活動期間:1ヶ月
- 転職理由:職場の人間関係、職場環境
- 転職前の勤務地:東京
- 転職後の勤務地:東京
- 転職前の職業:システムエンジニア
- 転職後の職業:システムエンジニア
職場環境から転職した20代システムエンジニアの仕事内容
2003年に初めて就いた仕事として、システムエンジニアをしておりました。
仕事の内容は汎用機の保守業務と新規機能の開発を行っており、全国の市町村から仕事を受注していました。
開発にはCOBOLとJAVAを使用し、簡単にVisualBasicも使っていました。
当時は働き手も少なく、新規機能の開発をクライアントから受注して数度の打ち合わせをした後は、予算の取り決めから仕様書の提出、開発までを全て自分1人でこなしていました。
それと同時に、会社が運営する宿泊施設を含む、レクリエーション施設の運営も行っていました。
職場環境から転職した20代システムエンジニアが転職前に悩んだ事
この仕事をやっていて何よりも辛かったことは、人間関係をはじめとした職場環境です。
仕事量に対して人手が少なかったこともあり、新人という立場はほとんどあってないようなものでした。
そのため、連日深夜までの残業を繰り返す中で疲れが溜まっていき、日常の仕事にも悪影響が出るようになっていきました。
その結果、会社内での評価も下がることになり、仕事にいく事自体が辛くなっていきました。
あまりの仕事量の多さに仕事を減らしてもらえないかと相談したこともありましたが「みんなそうやってきた」と根性論で一蹴され、聞く耳を持ってもらえませんでした。
仕事をこなしていくためには自分の努力が足りないと悪戦苦闘していましたが、ことあるごとに呼び出され、説教をされることが続きました。
最初のうちは愛の鞭とも捉えていましたが、その時間が1時間から2時間、酷い時には4時間以上も続き、一体何が仕事の遅延する原因なのか分からなくなってしまいました。
そうしたことを繰り返していたので、仕事の要領は一向に良くならず、フラストレーションも溜まる一方でした。
職場環境から転職した20代システムエンジニアが転職を決意したきっかけ
ただでさえ惜しい時間を説教で削られてしまい、心身ともにボロボロの毎日を送っていました。
職場で散々無駄と思える時間を使ってもクライアントが待ってくれるわけでもありませんし、業務は期日までに終わらせなければなりません。
ある日、期日が残り一週間となり、作業工程が40%にも満たないことを相談すると、実力不足のことを指摘され、その案件を外されることになりました。
実力不足は自分でも認めていましたが、それを補おうと必死にあがいていたつもりです。
長すぎる説教の時間に言及もしましたが、まるで聞く耳を持たれませんでした。
このままでは問題を解決できないと管理職の上司に直接相談しましたが、「がんばるしかない」と具体的な解決法は提示されず、このまま働き続けることは難しと感じ、転職することを決意しました。
職場環境から転職した20代システムエンジニアが転職成功のためにやった事
転職を決意した後は退職届を提出して、1ヶ月後に退職することで話がまとまりました。
そのため、なるべく早く転職先を決める必要があり、様々な方法で求人を探しました。
ハローワークは施設に行く時間がもったいなかったので、転職サイトを利用して求人を探しました。
転職サイトは自分で細かく条件を設定して求人を探すことができ、スマホがあればどこでも利用できるので、通勤途中や会社の昼休みなどの隙間時間を見つけては、とにかく求人を探していました。
また、求人が更新される曜日は特に気をつけてチェックし、気になる求人があれば、すぐに応募するようにしていました。
転職活動の最後の方は少しでも多くの求人をチェックしようと、転職エージェントも利用して転職希望に合った求人を紹介してもらうこともしました。
職場環境から転職を考えている20代システムエンジニアの方へアドバイス
未だに根性論だけでその場を乗り切ろうという話をよく聞きます。
しかし、具体的な解決策を見出せない時点で、そこはもう泥舟でしょう。
頑張ってどうにかなるのは、頑張れるだけの土台がしっかりしている会社だけです。
仕事量や人間関係など、職場環境に悩まれているシステムエンジニアの方は、会社から根性論を持ち出された時点で見切りをつけるべきだと思います。
井の中の蛙、大海を知らず、と言う言葉があるように、世の中には今の会社以外にたくさんの会社があります。
新しい世界を見つけることで、今よりもずっと良い環境が手に入る可能性は十分にありますし、私も実際に手に入れることができました。
石の上にも三年と言われていた時代とは違い、自分に合わないと思ったら無理をせずに、転職することも選択肢の1つとして考えてみて下さい。
行動を起こす時に指標となることは「会社側が自分の悩みを聞いてくれるか」だと、個人的には思っています。
どんなに書面上の条件が良くても、人間関係をはじめとした職場環境が悪ければ、仕事を続けることは難しくなります。
同じような悩みを持つシステムエンジニアの人が、この記事を参考にしてもらえれば幸いです。
まとめ
C.Tさんと同じように、職場環境を理由に転職を考えている20代のシステムエンジニアの人もいるかもしれません。
C.Tさんも言われているように、自分が勤めている会社以外にも様々な会社があり、世の中には約17,000もの職業と420万社を超える企業があるとされています。
転職活動で膨大な数の企業の中から自分に合った会社を見つけることは簡単なことではありませんが、少しでも多くの求人をチェックしたい人は、C.Tさんも利用した転職エージェントを利用してみて下さい。
転職エージェントは、転職者のあなたと企業の間に入って、転職活動のサポートをしてくれる転職サービスになります。
転職エージェントの具体的な転職サポートには、次のようなものがあります。
転職エージェントの転職サポート |
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これらの転職サポートを全て無料で利用することがきます。
転職エージェントを利用することで、転職希望を伝えた後は担当者から条件に合った求人の紹介してくれるため、自分では気づかない求人に出会うこともできます。
また、第三者の立場である転職エージェントが転職先の本当の残業時間や職場の人間関係といった「リアルな転職先」を転職前に教えてくれるため、転職前後のギャップによる転職の後悔や失敗を防ぐことができます。
全国には約18,000もの転職エージェントがありますが、20代のシステムエンジニアにおすすめの転職エージェントはレバテックキャリアになります。
レバテックキャリアはIT・Web業界のエンジニアやクリエイターの転職サポートに特化した転職エージェントで、2005年の会社設立以降、現在までに78,000人以上の転職者をサポートしてきた実績のある転職エージェントになります。
レバテックキャリアではキャリアアドバイザーとの面談を通して、事前に転職先企業の職場の人間関係や本当の残業時間といった「企業のリアルな内情」を教えてもらうことができます。
また、キャリアアドバイザーの中には元ITエンジニアや300万円以上の年収アップを実現させたアドバイザー、今までに4,000人を超えるエンジニアと面談してきたアドバイザーなど、IT・Web業界の専門知識を持ったアドバイザーから、質の高い転職サポートを受けることができます。
転職することが全て正しい選択ではありませんが、今の状況が続いた1年後、3年後の自分の姿を想像しながら、これからの行動を考えてみて下さい。
実際に転職するかどうかはともかく、あなたが今のより働きやすい環境の中で仕事ができるようになることを願っています。