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職場の人間関係から転職した医療事務の20代男性が転職から学んだ3つの事

今回、転職活動の体験談を寄せて頂いたのは、職場の人間関係をきっかけに転職を決意した医療事務で働く20代男性のK.Rさん。

ちょっとした注意をきっかけに職場の人間関係が悪化し、転職を余儀なくされたK.Rさん。

この記事では、医療事務をしている20代男性のK.Rさんが、転職を通して学んだ3つの事を紹介しています。

K.Rさんと同じように、職場の人間関係から転職を考えている医療事務の20代男性は、ぜひこの記事を読んでみて下さい。

転職者情報

  • 名前:K.Rさん
  • 年齢:20代後半
  • 性別:男性
  • 家族構成:既婚
  • 転職活動のタイミング:在職中
  • 転職方法:転職サイト
  • 転職決定までの応募社数:6
  • 転職活動期間:2ヶ月
  • 転職理由:職場の人間関係
  • 転職前の勤務地:東京
  • 転職後の勤務地:埼玉
  • 転職前の職業:医療事務
  • 転職後の職業:医療事務
目次

医療事務から転職した20代男性の転職前の仕事内容

転職前も現在と同じ医療事務の仕事をしていました。

その中でも、レセプトなどの医療保険に関する請求業務ではなく、いわゆる連携室と呼ばれる部署になります。

連携室では、外部の医療機関との連携が主な業務となっており、外部への受診予約、または受診希望者の予約が業務内容でした。

患者さんとのやり取りも含まれており、医療機関の印象にもつながる職種でした。

紹介状の確認業務もあり、紹介元への返事や紹介状の依頼など、文章や電話での業務が多い仕事でした。

医療事務から転職した20代男性が転職前に悩んだこと

連携室の中では、医療機関側が委託し、派遣として勤務している職員と、医療機関自体が雇用し、業務を担っている職員に分かれていました。

医療機関ではよくあることで、このこと自体には特に不満はなかったのですが、仕事に関する悩みが生じたのはこの雇用形態にありました。

私自身は、派遣されている側の職員として仕事をしていました。

医療機関に限らずあることだと思いますが、派遣と正規雇用の格差があることは、否定しきれません。

業務内容は分かれているため、基本的には正規雇用の職員が派遣の業務に口を出すことはありませんでした。

しかし、ある日派遣だった上司(仮にAさん)が正規雇用に切り替わり、派遣の業務を理解している正規雇用職員となりました。

そこから派遣が行う業務に対し、Aさんは逐一小言のような言いがかりを言ってくるようになりました。

本来、派遣の業務に口を出すのは、派遣として配属されている上司の役割のため、私を含め、別の職員にも不満が広がっていきました。

元々、人の悪口を言うことの多いAさんは、タイミングやターゲットを変えては、悪い部分をAさんの上司に報告するようなタイプの人間でした。

こちらには、Aさんへの「不満」と同時にターゲットにされたくないという「不安」もあり、ストレスを抱える毎日でした。

医療事務から転職した20代男性が転職を決意したきっかけ

転職を決意したきっかけは、やはりAさんのターゲットにされてしまったことにありました。

また、派遣ということもあり、元々給料が高くなかったことに加え、最低賃金の更新に伴い給料は上がっていくものの、この雇用形態では未来がないことも転職を決意したきっかけになりました。

Aさんの派遣業務に対する言いがかりも頻繁に続いており、Aさんのことを上司に報告することになりました。

その報告にAさんの嫌がらせに火が付き、自分への悪口がエスカレートしていきました。

Aさんのターゲットにされたくないと考える職員も多かったため、次第に空気が悪くなっていき、居づらい雰囲気になってきました。

Aさんは、口がうまく、とりつくのがうまい人であったため、Aさん自体の周囲からの評価は高く、非常にやりづらい点でした。

結果的には、Aさんが私の悪い口を広め、仕事ができない印象を周りに植え付けられたことにより、周りからの評価も下がっていきました。

当初は、派遣から正規雇用に切り替わることも目標に入れていましたが、現状を打破する労力を割くことは現実的ではないと考え転職を決意しました。

医療事務から転職した20代男性が転職を決意した後にやった事

転職を決意した後は、周りの人へまず相談しました。

別の部署の職員は関係が保てている職員も多くいましたので、Aさんとの関係性を伝えつつ、給料の問題が大きいことを相談しました。

辞める理由が給料となると止める人はほとんどおらず、具体的なアドバイスも頂くことができました。

また、背中を押してもらうということが一番大きい目的でした。

もちろん、相談した妻も転職には肯定的で、様々な人に転職を考えていることが広く伝わることになりました。

中には親身になっていただき、友達の会社が募集しているといった情報や様々なつながりで、良い企業の情報と募集している企業の情報を頂ける機会が増えていきました。

もちろん、自分でも職を探し、やりたい仕事を明確にし、勤めたい企業を絞っていきました。

募集はしていないが、電話をかけて働きたいと依頼することも行いました。

また、会社を辞める日を具体的に決め、職場に伝えることも並行して行いました。

職場内で意識したことは、自分がいなくなった後の自分への印象操作です。

企業が人材を選定するときに前の職場へ仕事の姿勢を確認するために連絡することがあります。

悪い印象を与えないように、しっかりと挨拶やお礼を伝えるなど、常識的なことを意識しました。

医療事務から転職した20代男性が転職から学んだ3つの事

今回の転職を通して様々な事を学びましたが、具体的には次の3つの事を学びました。

無理な対立は生まない

自分が会社に居づらくなった原因はAさんの態度について報告したことがきっかけでした。

間違ったことはしていなかったとしても、それを面白く思わない人がたくさんいます。

そのような人と戦うことで結果的に自分を苦しめ、労力を使うことになり、会社を辞めるという選択肢を取らなければいけない状況になりました。

受け流すことも重要な社会スキルだと思います。

具体的な行動をおこす

転職したいと考えた時には、悩んでいるだけでなく、具体的に行動を起こすことが大切です。

人生、働いていると良いことがあり、同時に悪いことも多くあります。

人間は悪いことを忘れる生き物で、良いところもあったなと考えると、申し訳ない気持ちが働く人もいるでしょう。

また、会社を辞めることを「逃げている」と感じる人もいるのではないでしょうか。

しかし、決して逃げではなく、「進歩」と考えれば良いと思います。

一人で悩むのであれば相談するなど、まずは行動に移していきましょう。

悩んでいるだけでは、何も解決はしません。

常識的な人間でいる

挨拶やお礼など、会社で当たり前の事をしっかりやることが大切です。

常識的な行動をしっかりやっていれば、人間関係の多くの問題が防げるような気もします。

たとえ、相手が常識の通じない人でも、自分が仕事に対してまじめな姿勢で取り組み常識的な行動をとっていれば、多くの人が自分のことを理解してくれるはずです。

常識的な行動が通じない職場なら、転職する事をおすすめします。

まとめ

K.Rさん、転職体験談を寄せて頂きありがとうございました。

K.Rさんと同じように、職場の人間関係から転職を考えている医療事務の20代男性もいるかもしれません。

K.Rさんも言われているように、職場で良好な人間関係を維持していくためには、様々な社会スキルも必要になります。

しかし、人間には好き嫌いがあるように、自分とどうしても合わない人が職場にいることも自然なことになります。

職場の人間関係を我慢して働き続けることも大切ですが、K.Rさんのように自分が無理なく働ける職場へ転職する方法もあります。

職場の人間関係を理由に転職した時は転職先の人間関係について調べる必要がありますが、一人で転職活動をしている時は、転職先について調べることには限界があります。

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