[chat face=”812536.jpg” name=”ウーマンコンシェルジュ” align=”left” style=”type1″]今回、転職活動の体験談を寄せて頂いたのは、転職活動の中で自分のやりたい仕事を見つけた20代女性のA.Yさん。
長年勤めた飲食店で正社員として働き続けることに悩む中、自分のやりたい仕事を見つけて転職を決意したA.Yさん。
この記事では、自分のやりたい仕事に出会った20代女性のA.Yさんが、転職成功のためにやったことを紹介しています。
A.Yさんと同じように、自分のやりたい仕事に挑戦したいと考えている20代の女性は、ぜひこの記事を読んでみて下さい。[/chat]
転職者情報
- 名前:A.Yさん
- 年齢:20代前半
- 性別:女性
- 家族構成:独身
- 転職活動のタイミング:退職後
- 転職方法:転職サイト
- 転職決定までの応募社数:7社
- 転職活動期間:3ヶ月
- 転職理由:仕事内容、人間関係
- 転職前の勤務地:神奈川
- 転職後の勤務地:神奈川
- 転職前の職業:接客業(飲食店)
- 転職後の職業:接客業(アパレルショップ)
自分のやりたい仕事に転職した20代女性の転職前・後の仕事内容
転職前は飲食店のホールスタッフをしていました。
来店されるお客様の対応が主な仕事で、途中からは店舗オーナーのサポートとして、シフト管理などにも関わるようになりました。
転職後は子供向けのアパレルショップで販売員の仕事をしています。
主な仕事内容は、お子様が着る洋服選びのお手伝いをすることで、出産祝いや誕生日プレゼント、入学祝いのプレゼント選びのアドバイスなどもします。
手が空いている時はパソコンで顧客リストの入力や商品の予約リストまとめ、商品の仕分けなども行なっています。
また、ディスプレイの変更やネット予約のお客様に対して発送の準備や手書きのお手紙を書くなど、接客から事務処理まで様々な業務を行なっています。
20代女性が自分のやりたい仕事へ転職する前に悩んだこと
私はかなりの人見知りでおとなしい性格ですが、前職の飲食店には10代の後半から勤務しており、仕事にもだいぶ慣れていました。
専門学校を卒業する時点で就職先が決まっておらず、卒業後に何をしようか悩み続けていました。
勤めていた飲食店のオーナーからは、「このまま正社員になって勤務してもいいよ」と声をかけてもらいましたが、そこの飲食店に勤務しているリーダーの男性スタッフからパワハラまがいのいじめを受けていたので、正社員として働くことに悩んでいた時期でもありました。
私がオーナーのシフト管理のサポートなど、責任のある仕事を任されたことがリーダーの男性には面白くなかったようです。
そのリーダーの男性とは挨拶しても無視するような状態となり、次第に陰で悪口を言われるようになりました。
将来のことも考えると、正社員として働けることには大きな魅力を感じましたが、職場の人間関係を考えると、どうしてもこのまま働き続けることに抵抗を感じました。
20代女性が自分のやりたい仕事へ転職を決意したきっかけ
このまま飲食店で働く決意もできず、かといって自分のやりたいことも分からず、これからどうすればいいのか悩んでいる時に、小さい時から仲の良かった姉の友人(K.Kさん)に偶然街で出会い、仕事の悩みを相談しました。
K.Kさんはデパートでアパレルショップの店員をしており、その時も素敵な服を着ていました。
私も服は好きでしたが、仕事にすることは全く考えたこともなく、アパレルの仕事に転職することは全然考えていませんでした。
K.Kさんからは「A.Yちゃん、小さい時から子供が好きで、将来は保育士さんになりたいって言ってたよね」と言われました。
自分ではそんなことを言った記憶は全くなく、K.Kさんに言われて驚きましたが、確かに昔から子供の面倒をみたりすることが好きで、母親からも近所の小さい子供の面倒をみてよく褒められていました。
今思うと、自分の単純さがとても恥ずかしいのですが、K.Kさんの素敵な姿と自分の子供好きが重なり、子供服に関わる仕事を探して見ようと思いました。
先ほども言ったように、私は人見知りでおとなしい性格だったため、華やかなイメージのあるアパレルショップ店員のようになって、今までのおとなしい自分を変えたい気持ちも、転職に踏み切ったきっかけになりました。
20代女性が自分のやりたい仕事へ転職を決意した後にやった事
転職を決意した後は、転職サイトで子供服のショップ店員に関する求人を全て探し出し、転職活動を進めていきました。
しかし、転職活動を進めていく中で、気持ちのどこかで踏ん切りがつかない不満も残っていました。
人見知りで地味な私が、派手でかわいいショップ店員さんになれるのか不安になり、面接に行くのが急に怖くなりました。
案の定、応募した会社からは不採用の通知が次々に届き、ショップ店員になれない不安がさらに大きくなっていきました。
そんな時、応募した1社から面接をしてもらえる連絡を頂き、落ちる覚悟で連絡を頂いた2日後に面接へ行きました。
面接では社長さんや店長さんが直接面接をしてくれましたが、社長さんは金髪で派手目な方。
緊張し過ぎて何を話せばいいのか分からなくなり、気づいた時には自分が転職を決意したきっかけや今の自分を変えたいことなどを、無意識のうちに話していました。
社長さんや店長さんに引かれると思いましたが、反応は自分が思っていたものとは違い、思わぬ言葉をかけられました。
「自分が変わりたいと思うなら、その手伝いをする。知らない世界に飛び込むことは誰でも不安なこと。とりあえず最初の3ヶ月間は研修期間だから、アルバイトとして頑張って下さい。その後は、自分が本当にやりたい仕事と思たら、正社員として一緒に頑張っていきましょう」
その言葉を聞いた時には、その場で思わず泣いてしまいました。
ずっと仕事をしてきた飲食店で働き続ける選択もありましたが、勇気を出して自分のやりたい仕事に挑戦してみて本当に良かったと思いました。
20代女性が自分のやりたい仕事へ転職した後に意識した事
せっかく自分を変えるチャンスをくれた社長さんや店長さんに感謝をしながら、日々の仕事に取り組んでいきました。
当たり前のことですが、次のことは特に意識していました。
- 遅刻は絶対しない
- 挨拶は自分からする
- 一番最初に出勤し、掃除や開店準備をやっておく
勤務していたショップ店員は子育て中のママさんが中心で、独身のスタッフは私と副店長だけでした。
そのため、シフト希望を店長から聞かれても、ママさんスタッフを優先してもらうために、自分の希望は言いませんでした。
シフトには早番と遅番があり、独身の私は遅番メインでシフトを組んでもらい、次の朝勤務するママさんスタッフが楽なように掃除や発送準備なども夜のうちに行なっておくことも心がけていました。
また、初めてやる仕事で分からないことばかりだったので、教えられたことは全てノートにメモし、忘れないために家に帰ってから復習するようにしていました。
自分のやりたい仕事へ転職を考えている20代女性へアドバイス
自分のやりたい仕事に挑戦する人の中には、私のように未経験の仕事へ挑戦する人もいると思います。
今まで経験したことのない世界へ飛び込む時には勇気がいりますが、最初の一歩を踏み出せば、転職が成功するかどうかは別にして、その後の世界が大きく開けると思います。
新しい世界に飛び込んだ後は、とにかく誠実に仕事へ取り組むことが大切だと思います。
お洒落で派手な世界に、根暗で地味であがり症の私が転職しましたが、見てくれている方はきちんと自分の仕事ぶりを見てくれています。
コツコツ日々の仕事に取り組めば、きっとその職場で必要とされる人になれると思います。
また、面接の時には変に気取った言葉を伝えるより、自分の気持ちをしっかり伝えることが大切だと思います。
面接をしてくれる人は、今までたくさんの人を面接で見てきているので、上辺だけの言葉はすぐに分かると思います。
私のように面接が苦手な人は、履歴書や職務経歴書の自己PR欄などに、自分の熱意をしっかり書き込むことも有効だど思います。
私がアパレル関係の求人を探すときに痛感したのが「経験者優先」という言葉です。
未経験の自分が応募しても受かる可能性が全くないような気もしますが、逆に未経験の人は、自分がその会社に転職したい熱意を伝えるチャンスになると思います。
経験者優先の求人にも未経験者は応募できますし、採用された後はしっかり仕事を教えてもらえるので、いい求人があったら積極的に応募して下さい。
最後まで諦めずに頑張って下さい。
まとめ
[chat face=”812536.jpg” name=”ウーマンコンシェルジュ” align=”left” style=”type1″]A.Yさん、転職体験談を寄せて頂きありがとうございました。[/chat]A.Yさんと同じように、自分のやりたい仕事に挑戦したいと考えている20代の女性もいるかもしれません。
A.Yさんも言われているように、自分のやりたい仕事が未経験の仕事でも、自分の仕事にかける熱意や想いを素直に伝えることで、転職成功の可能性を高めることができます。
しかし、未経験の仕事へ転職する時には、書類選考が大きな関門となります。
いくら未経験の仕事に挑戦する熱意を持っていても、書類選考で落とされてしまうと、その熱意を面接で伝えることもできません。
このようなリスクを防ぎたい人は、就職Shopを利用しながら転職活動を進めてみて下さい。
就職Shopは業界最王手のリクルートが運営する転職エージェントで、今まで経験したことのない未経験の仕事へ転職する20代のサポートを専門に行う転職エージェントになります。
そのため、就職Shop利用者の4人に3人は正社員未経験となり、未経験の仕事に転職する時でも、安定した働き方のできる「正社員」として転職することができます。
また、未経験の仕事へ転職する時には大きな関門となる書類選考も就職Shopでは免除され、応募後はいきなり面接に進むことができます。
書類選考が免除される理由として、就職Shopで紹介している求人先の企業が、転職者の人柄や仕事への意欲を大切にしている企業となっていることがあります。
そのため、応募者の今までの経歴を元にした書類選考は行わず、未経験の仕事へ挑戦する熱意や想いを、応募者から直接聞くようになっています。
もちろん、面接をしたからといって必ず採用されるわけではありません。
しかし、今まで書類選考の段階で落とされてしまい、面接で自分の気持ちを伝えるチャンスがなかった人も、就職Shopを利用することで、自分の気持ちを面接で確実に伝えられる機会を得ることができます。
転職することが全て正しい選択ではありませんが、今の状況が続いた1年後、3年後の自分の姿を想像しながら、これからの行動を考えてみて下さい。
実際に転職するかどうかはともかく、あなたが今より自分らしく働けるようになることを願っています。