今回、転職活動の体験談を寄せて頂いたのは、長期間の転勤をきっかけに転職を決意した30代男性のH.Oさん。
10年間務めた土木作業員の仕事を退職し、転職活動を始めたものの、思うように転職先が決まらずに悩み続けたH.Oさん。
この記事では、転職先が決まらずに悩み続けた30代男性のH.Oさんが、転職成功のためにやったことを紹介しています。
H.Oさんと同じように、転職活動を始めたものの、思うように転職先が決まらずに悩んでいる30代の男性は、ぜひこの記事を読んでみて下さい。
転職者情報
- 名前:H.Oさん
- 年齢:20代後半
- 性別:男性
- 家族構成:独身
- 転職活動のタイミング:退職後
- 転職方法:求人誌、転職サイト
- 転職決定までの応募社数:10社以上
- 転職活動期間:3ヶ月以内
- 転職活動中の悩み:面接が苦手
- 転職前の勤務地:新潟
- 転職後の勤務地:新潟
- 転職前の職業:土木作業員
- 転職後の職業:配送業
転職先が決まらない30代男性の転職前・後の仕事内容
私は高校卒業と同時に就職して働き始めたのですが、転職前は地元の小さな土木会社に就職しました。
土木会社には作業員として勤務していたのですが、主な仕事内容は道路工事や宅地の造成などでした。
転職後は食品宅配サービスを行っている会社に配送ドライバーとして勤務するようになり、主な仕事内容は担当するエリア内の各家庭に注文に応じた商品を配送する仕事です。
あとは担当エリア内でチラシの配布をしたり、季節限定の商品や新商品があればそれを勧めるといったちょっとした営業もあります。
転職先が決まらない30代男性が転職を考えたきっかけ
前職の土木会社から転職しようと思ったきっかけは、一言で言えば長期出張が連続したことに嫌気が差して辞めたいと思ったからです。
私が土木会社に勤務していたのは高校を卒業してから約10年ほどだったのですが、9年目に会社がある新潟から隣県の富山に1年間の長期出張に行くように言われました。
元々あまり好きな仕事というわけではなく就職活動が上手くいかず消去法で選んだだけなので、そもそも仕事に対するモチベーションが低く、それもあってその時点で仕事を辞めたい気持ちになりました。
ただ新潟から富山ということで週末になれば自宅に戻れる距離だったので、我慢して金曜の仕事終わりに自宅に帰り、日曜日の夜に富山の宿舎に行くという生活を続けました。
そんな生活が11ヶ月ほど続き、あと1ヶ月で出張が終わるというタイミングで会社に呼ばれ、富山の出張が終わったら群馬に3年行けと言われました。
新潟から群馬だと距離があるので気軽に帰れず、1年の長期出張が終わってすぐに別の場所に3年行けというのはさすがに嫌でした。
元々あまり給料が高くなくて出張手当込でもそんなに高くなかったことや、今後も長期出張が連続する可能性を考えると将来性が無いと感じ、退職してなるべく若いうちに転職しようと思いました。
転職先が決まらない30代男性が選択した転職方法
仕事を辞めてからしばらくはやる気が起きず、退職後3ヶ月くらいは何もしませんでした。
それではいけないと思い転職活動を始めましたが、最初は無料求人誌で転職先を探しました。
しかし、利用した無料求人誌はバイトがメインだったので良い求人が全く見つからず、その後は転職サイトを利用して求人探しを始めました。
転職サイトは家にいながら全国の求人が簡単に探せるので、スムーズに求人探しを進めることができました。
最終的には転職サイトだけで転職活動を行い、現在の仕事に転職することができました。
転職先が決まらない30代男性が転職活動で悩んだ事
私が転職活動で悩んだこといくつかありますが、最も悩んだことは不採用が続いてなかなか転職先が見つからなかったことです。
不採用が続いた要因はいくつかあると思うのですが、特に大きいのは面接がとにかく苦手だったことではないかと思います。
私は昔から人見知りな性格で学生の頃も親しい友人以外と話すのは苦手で、クラス替えで親しい友人とバラバラになった時は本当に困りました。
転職してからもそれは全く変わっていなかったので、面接の時には毎回必ず緊張してしまい、質問に上手く対応できないことが多かったです。
特に予想してない質問があった時には焦ってしまうことが多かったのですが、それ以上に正直に話すべきか迷うような質問があった時は困りました。
面接に苦手意識があって必要以上に頑張って空回りしてしまうことも多く、そういったこともあって不採用を繰り返していました。
不採用になる度に何がいけなかったのかしっかりと考えて次の面接に臨むのですが、上手くやろうとすればするほど逆効果になってしまい、結局上手くいきませんでした。
そんな感じで面接が苦手なせいで転職先が決まらないことが続いていたので、ちゃんと転職できるか心配でずっと悩んでいました。
転職先が決まらない30代男性が転職成功のためにやった事
私は完璧主義なところがあって、どんなことでもしっかりとやろうとする傾向がありました。
何度も不採用になっているうちに、私のそのような性格が、面接が上手くいかない要因の1つではないかと思うようになりました。
そのことに気付いてからは「失敗しても次がある」と自分に言い聞かせ、気負い過ぎないように常に意識していました。
また、面接を受ける前にはこういう質問に対して答えを用意していましたが、そのせいで予想外の質問が来た時には焦ってしまうことが多々ありました。
私の場合は事前に予測するのは逆効果になると考えたので、事前に面接のことは一切考えないで、最低限の準備しかしないように意識しました。
あとは緊張するとどうしても表情が固くなってしまい、相手に良くない印象を与えてしまうと思ったので、転職活動中は笑顔を心掛けて、少しでも相手からの印象が良くなるように意識してやっていました。
私は基本的に声が小さく、転職活動を始めた最初の頃は面接時に聞き返されることが多々あったので、普段よりも3割増しくらいのボリュームで声を出すことも意識していました。
転職先が決まらない30代男性へアドバイス
転職活動が思うように上手くいかない状況が続くと、本当に転職できるのか不安になってしまい、どうにかしようと様々な試行錯誤を繰り返すようになると思います。
それ自体は決して悪いことでは無いと思うのですが、それが行き過ぎると空回りしてしまい、逆に転職活動が上手くいかなくなる要因になるので注意して下さい。
あまり気負い過ぎると本来の自分の人柄や魅力が相手に伝わらなくなってしまうので、上手くいかない時ほど「不採用になっても次がある」と自分に言い聞かせ、焦ったり頑張り過ぎないようにした方がいいと思います。
あとは面接時には大きな声で受け答えをすることや、笑顔を心掛けて相手からの印象が良くなるようにするなど、上手くいかないときほど基本的なことを大切にするといいと思います。
まとめ
H.Oさん、転職体験談を寄せて頂きありがとうございました。
H.Oさんと同じように、転職活動を始めたものの、思うように転職先が決まらないことに悩んでいる30代の男性もいるかもしれません。
H.Oさんも言われているように、転職活動がうまくいかない時ほど、大きな声や笑顔での受け答えなど、基本を大切にする事が転職成功のポイントになります。
H.Oさんも利用していたように、転職サイトは自宅に居ながら気軽に求人を探すことができますが、転職活動では自分が希望する求人に出会うだけでなく、実際に転職することが大切になります。
そのため、転職成功の可能性を少しでも高めたい人は、転職サイトのリクナビネクストを利用しながら転職活動を進めてみて下さい。
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転職先が決まらない30代男性がリクナビネクストを利用することで、ライバルの少ない求人をチェックしながら、転職活動で実際に結果を出していく事ができます。
転職することが全て正しい選択ではありませんが、今の状況が続いた1年後、3年後の自分の姿を想像しながら、これからの行動を考えてみて下さい。
実際に転職するかどうかはともかく、あなたが今より自分らしく働けるようになることを願っています。