転職活動の体験談を寄せて頂いたのは残業の多さをきっかけに転職した30代男性のH.Dさん。
連日深夜まで続く残業や今の仕事を続けた先に幸せな自分の姿を想像できないことをきっかけに転職を決意を決意したH.Dさん。
この記事では残業の多さをきっかけに転職した30代男性のH.Dさんが仕事とプライベートが両立できる仕事へ転職した時の体験談を紹介しています。
H.Dさんと同じように残業の多さから転職を考えている30代の男性は、ぜひこの記事を読んでみて下さい。
- 名前:H.Dさん
- 年齢:30代前半
- 家族構成:独身
- 転職活動のタイミング:在職中
- 転職方法:
転職サイト(工場ワークス) - 転職決定までの応募社数:3社
- 転職活動期間:1ヶ月
- 転職理由:残業時間の多さ
- 転職前の勤務地:岐阜
- 転職後の勤務地:愛知
- 転職前の職業:設計・開発
- 転職後の職業:工場
残業の多さから転職した30代男性の転職前の仕事内容
転職前の仕事は、工業機械の設計や開発をしていました。
社内で企画が通過した後は具体的な設計に入りますが、図面書きや必要な部品の決定、コストの削減など、色々なことを考える必要があります。
また、どの企画も期限が決まっているため、常に時間を逆算しながら仕事を行うことになります。
工業機械の設計や開発は、物が売れる売れないを左右する起点となる仕事のため、製品の仕様や、どのような使い方にしたら販売台数が伸びるのかなど、様々なことを意識しながら仕事をしていました。
残業の多さから転職した30代男性が転職する前に悩んだ事
工業製品ができるまでには様々な工程作業があります。
- 試作とフィードバック
- 部品や設備の手配
- 量産化の支援
- 製品規格の提示
そのため、製品が完成するまでには多くの時間が必要となりますが、完成までの期間が短い場合には、それぞれの工程を短期間で終わらせる必要があり、自然と残業も増えていきます。
毎日23時過ぎまで残業をしなければ納期に間に合わず、家に帰っても仕事の納期が気になってしまうため、寝ようとしても眠れない状態になっていきました。(後日、睡眠障害と診断されました)
また、休日も仕事のことが頭から離れことがないため気が休ることがなく、ON・OFFの切り替えができないことから、精神的にも辛い状況になっていきました。
残業の多さから転職した30代男性が転職を決意したきっかけ
転職を決意した一番の理由は、生活が全て仕事だけになってしまう残業の多さです。
月の残業時間は100時間超えが当たり前となり、職場の同僚には会社に寝袋を持参して仕事をする人もいましたが、多くの人はそんな仕事に嫌気がさし辞めていきました。
離職率も高く、同期で30人ほど入社しましたが、5年ほどで残り5人という状況で、私もいつ辞めようかと考えるようになっていました。
また、結婚率も10%程度で、設計開発部門の殆どは独身という状況で、これから仕事を続けていくことに大きな不安を感じた事も転職を決意したきっかけの1つです。
40歳ぐらいの人に「合コンとかしないんですか?」と聞くと、決まって「そんな暇があるなら家でゆっくり休みたい」という答えが返ってくる状況でした。
また、辞めて行った人たちの中には、精神的におかしくなったり、胃潰瘍などで入院する人もいたので、いつ自分もそうなるかと、内心ビクビクしながら仕事をしていました。
残業の多さから転職した30代男性が転職を決意した後にやった事
今の仕事だけの生活を変えようと転職活動を始めましたが、自分が本当にやりたい仕事やどういう生活をしたいのかについて悩みました。
設計がやりたくて学校へ行き、その後就職した現在の仕事ですが、現実は夢を追いかけるという事からは遠くかけ離れ、ただ単に会社の部品のように働いている状況でした。
そこで、次の仕事を考えていく中で次の2点に絞って求人を探していきました。
- 設計以外の仕事
- 精神的に楽な仕事
求人を探す方法は、主に転職サイトを利用しながらこまめに求人をチェックしました。
また、転職活動していることを会社にバレたくなかったので、求人探しは家で行い、社内では転職活動していることは一切話しませんでした。
正直、設計の仕事はトラウマになりかけていたので違う職種を探していましたが、未経験の職種へ転職することは難しく、なかなか転職先が決まりませんでした。
また、やはり紙の上で探すのは効率が悪いと感じ、直接会社の担当者と話が出来る企業説明会に参加することにしました。
そこでも、他の会社と同じように、経験はありますか?どのような資格をお持ちですか?と聞かれましたが、今の現状を素直に話すことで、理解してもらい転職することが出来ました。
30代男性が転職した「仕事トプライベートを両立できる仕事」とは?
私が仕事とプライベートを両立できる仕事として選んだのが、工場の仕事です。
工場の仕事に転職して一番劇的に変わったのが、気の張り方でした。
転職後は一日中仕事のことばかり考えている必要が無くなり、精神的な部分でかなり気が楽になりました。
そのため、睡眠障害も自然となくなり、今までのことが嘘のように、夜もぐっすり眠れるようになりました。
シフトも事前に決まっており、残業時間も毎月ほぼ変わらないので、プライベートの計画も立てやすくなりました。
また、年収も前職に比べて40万円ほど上がり、寮もあるため家賃も節約でき、経済的にも余裕が出てきました。
精神的な余裕と経済的な余裕によって自分の将来のことについても考えられるようになり、現在お付き合いしている女性との結婚も考えています。
残業の多さから転職を考えている30代男性へアドバイス
最近でも過労死や精神的に追い詰められて自殺する人をニュースで見かけますが、自分もあのまま働いていたらどうなっていたかと思うと、本当に転職して良かったと思います。
私以上に残業の多い状況の中で頑張っている人もいると思いますが、現在私がやっている工場の仕事などは、未経験でも始めやすく、給料も一般的なサラリーマンに比べて悪くありません。
まずは自分が置かれている今の状況について考え、おかしいと思った時には転職することを考えて下さい。
世の中にはたくさんの仕事があり、仕事だけの人生をいつでも止めることができます。
自分のこれからの将来についてしっかりと考え、自分らしく働くる仕事を見つけて下さい。
まとめ
H.Dさん、転職体験談を寄せて頂きありがとうございました。
H.Dさんと同じように残業の多さから転職を考えている20代の男性もいるかもしれません。
H.Dさんも言われているように世の中には沢山の仕事があり仕事とプライベートを無理なく両立できる仕事もあります。
H.Dさんのように残業が少なく仕事とプライベートの両立ができる仕事として工場へ転職を考えている人は工場ワークスを利用しながら転職活動を進めてみて下さい。
工場ワークスは工場の転職に特化した転職サイトで、他の大手転職サイトに比べて、工場の求人数が圧倒的に多くなっています。
また、求人数だけでなく、作業内容はもちろん、寮の有無や座り作業かどうかなど、
工場独特の細かな項目で求人を探すこともできます。
工場ワークスを利用することで、豊富な工場求人の中から、自分に合ったピンポイントの工場求人を探すことができます。
転職することが全て正しい選択ではありませんが、今の状況が続いた1年後、3年後の自分の姿を想像しながら、これからの行動を考えてみて下さい。
実際に転職するかどうかはともかく、あなたが今より自分らしく働けるようになることを願っています。
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