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年収アップしたい人必見!リクルートエージェントで年収アップの転職は可能?

転職サイトコンシェルジュ

この記事では年収アップを目的にした転職でリクルートエージェントを利用すべきかどうかについて紹介していきます。

今度の転職で年収アップをしたいと考えている人は、ぜひ参考にしてみて下さい。

目次

転職による年収アップの実態

年収アップのために転職をする人は多く、転職理由の上位に「給与の不満」がきています。

「転職理由ランキング< 2017年4月~9月>」より

多くの転職者が転職理由にしている年収アップですが、転職によって実際に年収アップを実現した人は、どれくらいいるのでしょうか?

下のグラフは、厚生労働省が発表した転職前後による賃金の変動を表したものになります。

「厚生労働省 転職入職者の賃金変動に関する状況」のデータを元に作成

このグラフからは、転職によって年収がアップした転職者は約3割に止まり、残りの約4割は転職前後で年収の変化がなく、残りの約3割は転職により年収が減少していることが分かります。

転職によって誰もが希望通りに年収アップできるわけではなく、むしろ年収アップをしている転職者は少数派ということが分かります。

リクルートエージェント利用者の年収アップの実態

転職による年収アップの実現が約3割に止まることが分かりましたが、リクルートエージェント利用者の約6割が年収アップを実現しています。

「リクルートエージェント 転職実績データ」より

このように、一般的な転職の年収アップが3割に止まる中、リクルートエージェントの利用者は、半数以上が転職により年収アップを実現していることが分かります。

リクルートエージェントが年収アップの転職に強い理由

非公開求人が多い

リクルートエージェントが年収アップの転職に強い理由として、非公開求人の多さがあります。

リクルートエージェントは、転職エージェントの中で、最も多くの求人数を抱えています。

※2018.3.13時点

特に、求人内容には一般には公開されていない非公開求人が約8割を占めていています。

非公開求人は、リクルートエージェント登録者以外は見ることができないため、一般に公開されている公開求人に比べて応募者の数が少なくなります。

応募者の数が多くなる公開求人では、採用する側の企業は、多くの応募者の中から採用者を選ぶことができます。

そのため、応募者の中に同じスキルを持つ人が複数いる場合、応募者の人柄や職歴などに加えて、希望年収も選考基準の1つになります。

採用する側の企業としては、毎月固定費として払われる人件費を可能な限り抑えたいと考えるのが本音です。

そのため、公開求人への応募は、多くの応募者が集まる求人へ応募することになり、企業側が有利に年収交渉を進めることができます。

一方、リクルートエージェントでは、応募者の少ない非公開求人へ応募することができるため、採用する人が少ない場合は多少年収が高くても人材の確保を優先することになり、こちらの年収交渉に応じる可能性も高くなります。

このように、非公開求人が多いリクルートエージェントを利用することで、年収交渉を有利に進められることから、転職で年収アップの実現がしやすくなります。

リクルートエージェントが年収アップ転職を歓迎

リクルートエージェントが年収アップの転職に強いもう1つの理由として、リクルートエージェント自身が年収アップ転職を歓迎していることがあります。

リクルートエージェントに限ったことではありませんが、転職エージェントは転職の成立に対して企業から紹介料をもらう「成功報酬型」のビジネスになっています。

企業から受け取る紹介料は転職者の年収の30%前後となっており、転職者の年収が上がれば上がるほど、リクルートエージェントに入る紹介料も多くなります。

そのため、転職を成立させることが前提ですが、年収アップ自体はリクルートエージェントにとってもメリットになり、リクルートエージェントも積極的に年収交渉を行なってくれます。

転職者が企業に直接年収交渉することは難しいですが、リクルートエージェントを通しての年収アップ交渉は、何の遠慮もなくお願いすることができます。

リクルートエージェントで年収アップ転職をする時の注意点

リクルートエージェントは年収アップの転職におすすめの転職エージェントであることを紹介してきましたが、年収アップの転職をする時には、次の点に注意する必要があります。

早めに年収アップの希望を伝える

リクルートエージェントで年収アップの転職を希望する時は、早めに転職目的が年収アップにあることを伝えて下さい。

多くの場合、年収交渉は内定前に行われるため、リクルートエージェントに登録した時や面談の時など、内定前の早い段階で年収アップの希望を伝えることが大切です。

リクルートエージェントへ登録する時の入力フォームには「伝えておきたいこと」という項目があるので、そこに年収アップの希望を書いておくことをおすすめします。

キャリアアドバイザーは年収交渉のタイミングをしっかりと分かっているため、早めに年収アップの希望を伝えておけば、スムーズに年収交渉を行なってくれます。

しかし、内定が出た後に年収交渉を行おうとすると、場合によっては内定自体が取り消しになることもあるので、早めに年収アップの希望を伝えておくことが大切です。

年収アップの希望額を出しておく

年収アップを希望する人の多くが、少しでも高い額の年収アップを希望しますが、実際に内定に結び付けるためには転職者側の妥協も必要になります。

これだけは年収アップしたいという「最低額」と、これくらい上がると嬉しいという「希望額」の2つを用意しておくことで、キャリアアドバイザーと面談を行う時にもスムーズに年収アップの希望を伝えることができます。

年収アップだけの転職に固執しない

リクルートエージェントのHP内に、年収アップを目指した転職で、思うような転職ができなかった事例が紹介されていたので紹介します。

年収アップを追い求め、本当にやりたいことを見失いました

中野さん(33歳) の転職ケース


化学樹脂メーカーの開発研究職 → 化学技術コンサルティング会社のコンサルタント
年収 : 580万円 → 750万円

  • 収入をアップさせたい
  • 技術的な知識を活かしながら人と関わる仕事がしたい

給料が安いことで不満が募り…

大学時代から樹脂材料の研究をしてきた私は、中堅の化学樹脂メーカーに就職、材料開発の研究に従事していました。しかし、長年勤めてもなかなか給料が上がらないことに不満が募り、ついに転職を決意したのです。
研究職としてのキャリアを活かしつつ給料を上げるには、コンサルタント業務に就くのがいいというイメージがあり、その方向に的を絞って転職活動を開始。人と折衝するのが苦でないため、未経験職でもやっていける自信はあったのです。そして、ある転職紹介会社で紹介された、ベンチャーの化学技術コンサルティング会社に転職することになりました。決め手は、待遇の良さと私にも務まりそうな業務内容、研究に携われる環境でした。
予想通り、業務はそう難しくはなく、待遇も大幅に改善され、大満足な転職と言えました。ただ、思っていたよりも研究の場から遠い業務だったのが大きな誤算でした。新しい知識が一切得られないので、これまで蓄えた知識だけで顧客と折衝しなければならないのです。自分の成長が止まる焦りを感じて、私はいつしか研究職が恋しくなっていきました。

一回の失敗の大きさを知る

結局、そのコンサルティング会社は1年足らずで辞めることにしました。年収への未練は少し残りましたが、研究の現場への思いは断ちがたく、再度の転職活動に踏み切ることにしたのです。
今度はリクルートエージェントに相談することにしました。昔の同僚から、研究職の求人にも強いと聞き及んでいたからです。
最初の面談でキャリアアドバイザー(CA)さんからは、しばらく研究職から離れたことと、前職の就業期間が短いことを懸念され、なかなか書類が通らない可能性がある旨を伝えられました。たった一回の失敗で、自分がそんな不利な立場になってしまうなんて夢にも思わなかったので、今さらながら前回の転職を後悔しました。
CAさんに、「不利を払拭するほどの強みがアピールでき、それが先方のニーズにマッチしさえすれば、必ず転職はできるはず」と励まされたこともあり、長期戦を覚悟して、前向きに活動に臨むことにしたのです。

やっとの書類通過に安堵する

数ヵ月活動を続け、書類選考で落とされた数は20社にのぼりました。
ある程度覚悟していたとはいえ、ここまでの苦戦は予想もしておらず、心が折れそうになりました。CAさんからの励ましがなければ、絶対に活動を続けることはできなかったと思います。
やっと書類通過の朗報が届いたのは、5ヵ月目のことでした。その会社は以前勤めていた化学樹脂メーカーのライバル会社。多少複雑な思いは渦巻いたものの、そんな些細なこだわりは、湧き出る喜びの大きさには敵いませんでした。知らせを聞いたときには、思わず声をつまらせてしまいましたね。
面接のほうも概ね上手くいきました。その会社は、材料開発の研究者にコンサルティングの職能も求めているようで、自分が最適な人材として受けとめられたという印象を持ったからです。
結果はまだ出ていませんが、もし内定をいただけることがあれば、今度は事前に勤務内容の詳細を確認してから入社することも忘れてはいません。

「リクルートエージェントHP」より

年収アップの転職に固執することで、思うような転職ができないだけでなく、その後の転職活動にも大きな影響を及ぼすことがあります。

年収アップだけでなく、職務内容や労働条件など、転職後の自分の姿を想像して転職活動を進めていくことが大切になります。

年収アップがプレッシャーになる

リクルートエージェントで年収アップの転職が実現できた場合でも、転職後に年収アップによるプレッシャーを感じることがあります。

誰も口に出して言うことはありませんが、採用活動に参加した上司などから無言のプレッシャーを感じることもあります。

これだけの年収で入社してもらったんだ。それなりの働きをしてもらおうか

転職後、必要以上に意識する必要はありませんが、交渉により年収アップの転職をしたことで、転職後にプレッシャーを感じながら働くことがあります。

まとめ

年収アップの転職をしたい人が、リクルートエージェントを利用すべきかどうかについて紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?

非公開求人の多さやリクルートエージェント自身のメリットから、実際に6割以上の利用者が年収アップを実現しており、リクルートエージェントが年収アップするのにおすすめの転職エージェントと言うことができます。

しかし、年収アップの転職にこだわることで、自分が思うような転職ができないケースなど、年収アップの転職がいいことばかりではないことも紹介しました。

年収アップの実績が多いリクルートエージェントを利用しながら年収アップを実現しつつ、あなたが働きやすい仕事に転職できることを願っています。

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