働き方が大きく変化する現在、会社や組織に属さずフリーランスとして働く人が増えています。
この記事ではフリーランスエンジニアにおすすめのエージェントをランキング形式で紹介しています。
より好条件の案件を見つけたいフリーランスエンジニアの人や正社員からフリーランスエンジニアを目指す人は、ぜひ参考にしてみて下さい。
- レバテックフリーランス
運営母体のレバレジーズ株式会社は15年以上人材紹介業を行っている業界王手のエージェント。フリーランスエンジニアのサポートに特化し王手エージェントによる圧倒的な案件数とサポートノウハウから利用者の平均年収は800万円を超え90%以上の契約更新率を実現。安定的に働きたい現役フリーランスエンジニアやこれからフリーランスを目指す初心者フリーランスまでフリーランスエンジニアがまず利用すべきエージェント。 - FREE-DA
サポート重視のフリーランスエンジニア向けエージェント。資金繰りをサポートする請求書の買取りサービスや仕事上のトラブル補償、健康診断や勉強会の福利厚生など、会社員に比べて不安定なフリーランスの生活・仕事の両面を手厚くサポート。充実したサポートを受けつつ会社員からフリーランスエンジニアを目指す人におすすめのエージェント。 - ビルドキャリア
複数のエージェントから案件を一括検索できるフリーランスエンジニア専門の求人サイト。1つ1つのエージェントに登録する手間を省きながら効率的に希望の案件を検索できるため、1件でも多くの案件を効率的にチェックしたいフリーランスエンジニアにおすすめの求人サイト。
徹底比較|フリーランスエンジニアにおすすめのエージェントとは?
フリーランスエンジニアって何か自由なイメージで憧れちゃいます。
満員電車とは無縁でお洒落なカフェで仕事したり。
自分のエンジニアとしてのスキルを生かしながらフリーランスとして働けるって素敵ですよね。
そうですね。
一昔前は多くの人が企業以外で働く選択肢がありませんでしたが、現在は独立開業の敷居が下がったことやネット環境の整備などからフリーランスとして働く人も増えています。
特に案件ベースで仕事を進めるエンジニアはフリーランスの働き方に向いており、複数の企業と案件をかけ持ちしながら働くフリーランスエンジニアも増えています。
フリーランスエンジニアとして働く人が増えているんですね。
でも実際にフリーランスとして働くことを考えると継続的な仕事の確保や経済的な問題など色々な不安があるかも…
そうですね。
カレンさんのようにこれからフリーランスエンジニアとして働く人の中には様々な不安を感じている人も多くいますが、現在はエンジニアの人がフリーランスとして働きやすい状況になっています。
どういうことですか?
現在はIT需要の高まりによる市場規模の拡大やエンジニア不足の状況が続いており、今後も多くのエンジニアが求めらる状況が続くことが予想されます。
フリーランスエンジニアの人に多くの仕事があるんですね。
そそたらフリーランスだけじゃなくて正社員のエンジニアとして働く選択肢もありですね。
カレンさんの言う通りエンジニアの絶対数が不足しているため企業に所属しながら正社員のエンジニアとして働くチャンスも多くあります。
業種別に見た有効求人倍率を見てもIT業界の有効求人倍率が他の業種に比べて圧倒的に高くなっています。
月別に細かく見るとコロナウィルスの影響で全ての業種で減少傾向にありますが、2020年のIT業界の平均有効求人倍率が6.3倍(1人の転職者に対して求人が6件以上の求人がある)と「売り手市場」が続いています。
売り手市場ならエンジニアの人は転職しやすいですね。
その通りです。
このエンジニアの売り手市場についてもう少し掘り下げてみましょう。
売り手市場はエンジニアにとっていい状況ですが、企業にとってはどうでしょうか?
企業にとっては?
転職しやすい売り手市場では転職者であるエンジニアは少しでもいい条件の企業に転職することを考えます。
少しでもいい人材を確保したい企業側も給与や福利厚生などより良い待遇条件を提示しますが、売り手市場では中小企業を中心に思うように人材確保ができない企業も出てきます。
なるほど。
人材を確保できない企業は人手不足で困りますね。
そういう時はもっといい条件で人を募集するんですか?
大手企業ではその方法もできますが、経営体力のない中小企業では限界もあります。
そこで企業にとって大きな助けになるのがフリーランスの存在です。
企業はやってもらいたい仕事をフリーランスに依頼することで人材不足の問題を解決することができます。
フリーランスの多くは仕事を処理できる能力が既に身についているため、仕事を一から教える手間やコストも必要なく即戦力として働いてくれるメリットもあります。
フリーランスは企業にとってなくてはならない存在なんですね。
特に案件ベースで仕事が進むエンジニアの仕事は案件ごとに契約することが多いフリーランスに仕事を依頼しやすく、フリーランスエンジニアの役割は年々高まっています。
現在はエンジニアの人が正社員やフリーランスなど自分に合わせた働き方がしやすい時代なんですね。
そうですね。
先ほど見たデータを見ても全ての分野・業界に関わるエンジニアの需要は今後もますます大きくなっていくため、フリーランスエンジニアの活躍できるフィールドはますます広がっていきます。
フリーランスエンジニアとして働きやすい時代になっていることはよく分かりましたが、やっぱりフリーランスで働くことを考えた時は継続的な仕事の確保や全てを自分一人でやることなど色々な不安も感じます…
そうですね。
これからフリーランスエンジニアとして働くことを考える人はエレンさんのような不安を感じる人も多くいますが、その時は専門家のアドバイザーからサポートを受けられるエージェントの力を借りてみて下さい。
エージェントを利用すると具体的にどういうことをしてもらえるんですか?
エージェントを利用することで案件の紹介から案件先企業との調整、確定申告時のサポートなどフリーランスエンジニアとして働く上で必要なサポートを無料で受けることができます。
基本的に全てのことを一人でやるフリーランスエンジアにとっては頼もしい存在ですね。
正社員からフリーランスとして働くことを考えているエンジニアの人はもちろん、現在フリーランスエンジニアとして働いている人もエージェントを利用することで個人では出会うことが難しい好条件の案件紹介や勉強会のサポートなど、年収アップやスキルアップの可能性を高めることができます。
これからフリーランスエンジニアを目指す人や現在フリーランスエンジニアとして働いている人にエージェントがおすすめなのは分かりましたが、フリーランスエンジニアの人はどのようなエージェントを選べばいいんですか?
エージェントにはあらゆる職種の求人を扱う総合型エージェントと特定の職種や年齢などに特化した特化型エージェントの2つがありますが、フリーランスエンジニアの人はフリーランスの案件に特化した特化型エージェントの利用をおすすめします。
フリーランスエンジニアに特化した特化型エージェントを利用するとどんなメリットがあるんですか?
フリーランスエンジニアに特化した特化型エージェントを利用することで次のようなメリットがあります。
- フリーランスエンジニアの案件だけを効率的にチェックできる
- 総合型エージェントには掲載されていない非公開の案件をチェックできる
- 現役エンジニアなど専門知識を持ったアドバイザーから質の高いサポートを受けられる
フリーランスエンジニアに特化したエージェントを利用することで、より自分に合ったサポートを受けられるんですね。
実際にエージェントを選ぶ時はどのようなポイントに気をつければいいんですか?
フリーランスエンジニアの人は次の3つのポイントを元に利用するエージェントを選ぶようにして下さい。
- 実績:
何となく良いという「イメージ」ではなく「案件紹介実績」や「サポート実績」など実際に結果を出しているエージェントを利用する。 - 案件数:
1件でも多い案件をチェックすることが希望の案件に出会うことに繋がるため案件数の多いエージェントを利用する。 - サポート体制:
一方的な案件紹介ではなく面接対策や取引先の情報提供などフリーランスエンジニア目線のサポートをしてくれるエージェントを利用する。
フリーランスにおすすめのエージェントランキング
3つのポイントを元にフリーランスエンジニアにおすすめのエージェントは次の3つになります。
フリーランスエンジニアにおすすめのエージェント | ||||
実績 | 求人数 | サポート体制 | 総合評価 | |
1.レバテックフリーランス | 4.6 |
4.5 |
4.6 |
4.5 |
2.FREE-DA | 4.5 |
4.4 |
4.3 |
4.4 |
3.ビルドキャリア | 4.4 |
4.1 |
4.6 |
4.3 |
4.1on1 Freelance | 4.3 |
4.2 |
4.2 |
4.2 |
5.DYMテック | 4.4 |
4.0 |
4.0 |
4.1 |
総合評価:(4.5)
レバテックフリーランスはフリーランスエンジニアのサポートに特化したエージェントで、運営母体であるレバレジーズ株式会社は15年以上人材紹介業を行っている業界王手のエージェントになります。
希望条件に合った案件紹介に始まり企業との条件交渉や契約手続きの仲介まで、フリーランスエンジニアとして働く時に必要な全てのサポートを無料で受けることができます。
長年の運営実績から他のエージェントでは紹介されていない大手企業の好条件案件も多くあり、利用者の平均年収も800万円を超えています。
紹介案件やサポートの質が高いことから案件の契約更新率も90%以上と高く、これからフリーランスエンジニアとして安定的に働きたい人から現在フリーランスエンジニアとして働いている人まで全てのフリーランスエンジニアがまず利用すべきエージェントになります。
- レバテックフリーランス公式サイト:
https://freelance.levtech.jp/
総合評価:(4.4)
FREE-DAはフリーランスエンジニアに特化したサポート面重視のエージェントになります。
フリーランスとして働く時には欠かせない資金繰り面では請求書の買取りサポートがあり、取引先企業に知られることなく最短即日には売掛債権を現金化することができます。
また、会社員に比べて不安定な面も多いフリーランスに対して仕事上のトラブル補償や健康診断・勉強会をはじめとした各種福利厚生のサポート整備も進んでおり、FREE-DAを利用することでフリーランスの仕事面・生活面の充実したサポートを受けることができます。
これら全てのサポートを専属担当者から受けられるため、何かあった時もすぐに相談・対応してもらうことができます。
FREE-DAは充実したサポートを受けつつ会社員からフリーランスエンジニアを目指す人におすすめのエージェントになります。
- FREE-DA公式サイト:
https://hiwell.jp/lp/ses/freelancestyle/
総合評価:(4.3)
ビルドキャリアは複数のエージェントに掲載されている案件を一括検索できるフリーランスエンジニア専門の求人サイトになります。
案件ベースで求人を探せるので1つ1つのエージェントに登録する手間がなく効率的な案件チェックができ、同じ案件があった時もより条件の良いエージェントから案件を紹介してもらうことができます。
案件の検索画面では細かい言語や業界・職種の設定、リモート対応の勤務形態なども絞り込めるので、自分が希望する案件をピンポイントで探すことができます。
ビルドキャリアは1件でも多くのフリーランスエンジニア案件を効率的にチェックしたい人におすすめのエージェントになります。
- ビルドキャリア公式サイト:
https://build-career.com/
エージェントを利用する時の5つのポイント
フリーランスエンジニアにおすすめのエージェントは分かりましたが、エージェントを利用する時に気をつけるポイントはありますか?
はい。
エージェントを利用する時には最低限気をつけておくべき5つのポイントがあります。
このポイントを頭の片隅に入れながらエージェントを利用することで、転職成功の可能性を高めることができます。
- 転職サイト、転職エージェントの仕組みを理解しておく
- 転職の意思があることをしっかり伝える
- 担当者が合わない時は変更する
- 複数の転職エージェントを利用する
- 評判・口コミは参考までに
ポイント1:転職サイト、エージェントの仕組みを理解しておく
転職サイトには転職者が自分で求人を探しながら企業と直接やり取りをする「検索型転職サイト」と、希望条件に合った求人を紹介してもらう「転職エージェント」があります。
先ほどおすすめした3つのエージェントを利用することで様々な転職サポートを受けながら転職活動を進めていくことができます。
エージェントを利用することで案件紹介や企業との仲介など色々なサポートを受けられるんですね。
でも、サポートを受けるのにお金はかからないんですか?
上のイラストにもあるようにエージェントは企業からもらう紹介料によって運営されているため、全てのサポートを無料で利用することができます。
企業から支払われる紹介料は一般的に転職者の年収の30%前後となるため、転職の成立件数を増やし転職者の年収が高ければ高いほど受け取る紹介料も多くなります。
そのためエージェントの中には転職者の希望を十分に聞かず無理に転職をさせようとする「ブラック転職エージェント」も存在するので、エージェントを選ぶ時には注意が必要です。
このように転職サイトや転職エージェントの仕組みを理解した上で利用することで、一方的に転職サポートを受けるだけではない「主体的な転職活動」をすることができます。
ポイント2:転職の意思があることをしっかり伝える
先ほど紹介したように転職エージェントは転職を成立させることで紹介料が入るため、少しでも多くの転職を成立させようと考えます。
次のような2人の転職者がいた場合、キャリアアドバイザーは、どちらの転職者に積極的な転職サポートをするでしょうか?
- 転職者A:いい求人があった時に転職できればいいです
- 転職者B:何としても1ヶ月以内に転職したいです!
転職者Bの方が転職活動に積極的な感じがしますね。
そうですね。
2人の転職者が同じ条件で転職を希望している場合、転職者Bのように転職する意思がより強い人に対して、より積極的な転職サポートが行われます。
もしあなたが転職者Aのような気持ちで転職エージェントを利用する場合でも、転職者Bのように1ヶ月とは言わないまでも、転職したい意思があることをしっかりとキャリアアドバイザーに伝えるようにして下さい。
2週間に1回程度キャリアアドバイザーにコンタクトをとるなど、転職の意思があることを伝えることでより多くの求人を紹介してもらえるようになり、転職成功の可能性を高めることができます。
ポイント3:担当者が合わない時は変更する
あなたを転職サポートしてくれるキャリアアドバイザーの中には強引に求人をすすめてくる担当者や、どうしても自分と合わない担当者がいる可能性もあります。
そのような時は自分が気に入らない求人へ無理に申し込む必要はなく、キャリアアドバイザーに無理に合わせる必要もありません。
転職するのはあなた自身です。
万が一、あなたの担当になったキャリアアドバイザーが強引に求人をすすめてきたり、どうしても自分と合わないキャリアアドバイザーが担当者になった時には遠慮せずに担当者を変更するようにして下さい。
担当者の変更はメールや電話連絡で簡単にできるので、担当者本人に伝えて気まずい思いをすることもありません。
担当者の変更をお願いする時は、ただ変更をお願いするだけでなく、今まで転職サポートをしてもらったお礼もしっかりと伝えるようにして下さい。
下の「担当者変更依頼フォーマット」のように「別の担当者の視点でも求人を探したい」と伝えることで、スムーズに担当者の変更をすることができます。
〇〇〇〇(←利用した転職エージェント名)
担当×××様
いつもお世話になっております。
先日、転職相談をさせていただいた△△△△と申します。
誠に勝手ではございますが、別の担当者の視点からも求人を探したく連絡をさせて頂きました。
お忙しい中とは思いますが、よろしくお願い致します。
ポイント4:複数の転職エージェントを利用する
全国には約18,000もの転職エージェントがあり、利用する転職エージェントによって紹介される求人や受けられる転職サポートも大きく異なります。
自分の転職目的に合った求人紹介や転職サポートを受けるためにも、複数の転職エージェントを利用することをおすすめします。
複数の転職エージェントを利用することで様々なメリットがあります。
複数の転職エージェントを利用するメリット |
|
先ほど紹介したフリーランスエンジニアにおすすめの3つの転職エージェントをうまく活用しながら転職活動を進めるようにして下さい。
- レバテックフリーランス
運営母体のレバレジーズ株式会社は15年以上人材紹介業を行っている業界王手のエージェント。フリーランスエンジニアのサポートに特化し王手エージェントによる圧倒的な案件数とサポートノウハウから利用者の平均年収は800万円を超え90%以上の契約更新率を実現。安定的に働きたい現役フリーランスエンジニアやこれからフリーランスを目指す初心者フリーランスまでフリーランスエンジニアがまず利用すべきエージェント。 - FREE-DA
サポート重視のフリーランスエンジニア向けエージェント。資金繰りをサポートする請求書の買取りサービスや仕事上のトラブル補償、健康診断や勉強会の福利厚生など、会社員に比べて不安定なフリーランスの生活・仕事の両面を手厚くサポート。充実したサポートを受けつつ会社員からフリーランスエンジニアを目指す人におすすめのエージェント。 - ビルドキャリア
複数のエージェントから案件を一括検索できるフリーランスエンジニア専門の求人サイト。1つ1つのエージェントに登録する手間を省きながら効率的に希望の案件を検索できるため、1件でも多くの案件を効率的にチェックしたいフリーランスエンジニアにおすすめの求人サイト。
ここがポイント
複数の転職エージェントを利用した時は各転職エージェントの担当者にも伝えるようにしましょう。
先ほども紹介したように転職エージェントは企業の紹介料によって運営されているため、1件でも多く転職を成立させることを常に考えています。
そのため、複数の転職エージェントを利用していると伝えることで、何とかして自分のところで転職をしてもらおうと、それぞれの転職エージェントからより丁寧な転職サポートを受けることができます。
ポイント5.評判・口コミは参考までに
転職エージェントのネット上における評判や口コミは、利用する時の参考程度にすることをおすすめします。
ネット上には本当にたくさんの転職エージェントに関する評判や口コミが書かれたサイトがあるため、様々なサイトを見ていると目移りしてしまい、結局どの転職エージェントを利用すべきかどうか分からなくなってしまう人も少なくありません。
先ほど転職エージェントの仕組みでも紹介したように、転職エージェントは無料で利用することができるため、転職者には何のリスクもありません。
ネット上に出ている転職サイトの評判や口コミは参考にしつつも、最後は実際に自分で利用しながら自分自身で判断することが大切です。
まとめ
フリーランスエンジニアにおすすめの転職エージェントをランキング形式で紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
利用するエージェントによって求人内容や転職サポートも異なり、転職結果にも大きく影響します。
自分に合ったエージェントをうまく活用しながら、あなたが希望する仕事に出会えることを願っています。
- レバテックフリーランス公式サイト:
https://freelance.levtech.jp/ - FREE-DA公式サイト:
https://hiwell.jp/lp/ses/freelancestyle/ - ビルドキャリア公式サイト:
https://build-career.com/
転職目的やケース別に転職サイトを探したい人は、こちらの記事も参考にして下さい。