- 「転職サイトがあり過ぎて、どれを利用すればいいのか分からない」
- 「保育士におすすめの転職サイトは結局どれなの?」
このような疑問を持っている保育士の人はいないでしょうか?
この記事では転職を考えている保育士に向けておすすめの転職サイトをランキング形式で紹介しています。
自分の転職目的に合った転職サイトを探している保育士の方は、ぜひ参考にしてみて下さい。
保育士におすすめの転職サイト
- 保育士BOOK
求人紹介だけでなく全国約560校の保育士養成校にフリー求人情報誌「保育士BOOK」を設置する保育情報メディア。
取材で訪れた保育園の雰囲気や人間関係など現場のリアルな情報収集が強み。
事前に職場のリアルな情報を知り転職前後のギャップを少しでも小さくしたい保育士におすすめの転職エージェント。 - 保育士バンク
登録者24万人を超える業界最王手の転職エージェント。
求人紹介を受けるだけでなく勤務地や土日祝日休みなど自分の細かい転職希望から求人を探すことも可能。
必要な転職サポートは受けつつ求人探しはマイペースに進めるなど、自分のスタイルで転職活動を進めたい保育士におすすめの転職エージェント。 - ジョブデポ保育士
業界最大規模となる10万件を超える求人数。
求人の80%がジョブデポ保育士だけで紹介される非公開求人となり、1件でも多くの好条件求人をチェックしたい保育士におすすめの転職エージェント。
徹底比較|保育士におすすめの転職サイト・エージェントとは?

転職を考えている保育士の人もたくさんいますが、保育士の人にとって今は転職するのにいい時なんですか?
保育士不足の状況が続いている現在は転職市場においても保育士の需要は高く、全職種の有効求人倍率が1.5%前後なのに対して、保育士の有効求人倍率は季節変動や地域差はあるものの2%を超える1人の保育士に対して2件以上の求人がある「売り手市場」が続いています。

今は保育士の人が転職しやすい時なんですね!
そうですね。
ただし保育士にとって良いことばかりではなく、保育士不足によるサービス残業の増加や他の職種に比べて40万円程安い平均年収も大きな問題になっています。

保育士は大変な仕事なのに随分給料が安いんですね…
そうなんです。
このような給料の安さから多くの保育士が「給与・賞与等の改善」を望んでおり、年収アップを目的に転職を考える保育士も少なくありません。

- 保育士は売り手市場で転職するチャンス
- 残業をはじめとした働き方の問題
- 給料が安い問題
保育士の方が置かれている状況は分かりましたが、保育士の人が転職する時にはどのような転職サイトを利用すればいいんですか?
先ほど紹介したように保育士不足から残業の多い人も多く、働きながら転職活動を進めることが難しい保育士の方も少なくありません。
また、給料の安さから十分な貯金をすることも難しく、退職後に転職活動を始めるには転職先が決まるまでの経済的な不安も大きくなるリスクもあります。
そのため、様々なサポートを受けながら在職中に転職活動を進められる転職エージェントの利用をおすすめします。
転職エージェントって名前はよく聞くけど、具体的に何をしてくれるかはよく分からないんですけど…
転職エージェントは転職者と企業の間に入り様々な転職サポートをしてくれる無料の転職サービスになります。

転職エージェントを利用することで様々な転職サポートを受けることができます。
転職エージェントの転職サポート |
|
希望の求人も紹介してくれるから在職中に仕事をしながらの転職活動も無理なくできますね。
求人の紹介だけでなく自分1人では知ることが難しい「職場の人間関係」「職場の雰囲気」「本当の残業時間」といった転職先のリアルな情報が転職前に分かるため、転職エージェントを利用することで転職前後のギャップによる転職の後悔や失敗を防ぐことができます。
保育士の転職に転職エージェントがおすすめなのは分かりましたが、保育士の人はどんな転職エージェントを利用すればいいんですか?
全国には大小合わせて約18,000もの転職エージェントがあるため利用する転職エージェントによって受けられる転職サポートの質や紹介される求人も大きく異なります。
保育士の人は全ての転職者を対象にしている「総合型転職エージェント」ではなく、特定の転職者を対象にしている「特化型転職エージェント」の利用をおすすめします。

特化型転職エージェントを利用すると何が良いんですか?
特化型転職エージェントの中には保育士の転職サポートに特化した転職エージェントがあり、そのような特化型転職エージェントを利用することで3つのメリットがあります。
- 保育士求人だけを効率的にチェックできる
- 総合型転職エージェントには掲載されていない非公開の保育士求人をチェックできる
- 元保育士や保育業界経験者による質の高い転職サポートを受けられる
総合型転職エージェントには掲載されていない非公開求人も紹介してもらえるんですね!
でも、保育士の人はどのようなポイントを基準に特化型転職エージェントを選べばいいんですか?
保育士の人は次の3つのポイントを元に転職エージェントを選ぶようにして下さい。
- 転職実績→
何となく良いという「イメージ」ではなく、今までの転職実績から「実際に結果を出してきた転職エージェント」を利用する。 - 求人数→
1件でも多く求人をチェックすることが希望の求人に出会うことに繋がるため、求人数の多い転職エージェントを利用する。 - サポート体制→
一方的な求人紹介ではなく、面接対策や転職先の情報提供など転職者目線のサポートをしてくれる転職エージェントを利用する。
保育士の転職におすすめの転職サイト・エージェントランキング

3つのポイントから保育士におすすめの転職エージェントは次の3つになります。
保育士におすすめの転職サイト・エージェント | ||||
転職実績 | 求人数 | サポート体制 | 総合評価 | |
1.保育士BOOK | 4.5![]() |
4.6![]() |
4.5![]() |
4.5![]() |
2.保育士バンク | 4.4![]() |
4.4![]() |
4.4![]() |
4.4![]() |
3.ジョブデポ保育士 | 4.0![]() |
4.8![]() |
4.0![]() |
4.3![]() |
4.保育士求人ジョブメドレー | 3.7![]() |
3.7![]() |
4.0![]() |
3.8![]() |
5.マイナビ保育士 | 3.7![]() |
3.6![]() |
3.8![]() |
3.7![]() |


総合評価:(4.5)
保育士BOOKは保育士の転職サポートに加えて保育士向けに有益な情報を発信し続けている保育情報メディアになります。
O.Mさんも学生時代に見ていた紙媒体の求人情報誌「保育士BOOK」や現役保育士へのインタビュー記事などを発信している「保育士BOOKジャーナル」など、一時的な転職活動のサポートだけでなく転職後に保育士が仕事を続けることまで考えたサポートを提供しています。

保育士BOOKは保育情報メディアを運営する上で様々な保育現場を取材で訪れることから、現場で働く保育士の様子や園のリアルな雰囲気を実際の目で確認しています。
そのため、紹介される求人は給与や休日数など求人票に書かれている募集条件だけでなく、実際に働かなければ分からない保育園の雰囲気や本当の残業時間など現場のリアルな情報を転職前に確認することができます。

保育士BOOKは給与額や休日数などの条件面だけでなく、保育園の雰囲気や人間関係など数字では見えにくいソフト面も大事にしたい保育士におすすめの転職エージェントになります。
- 保育士BOOK公式サイト
https://hoikushibook.com/


総合評価:(4.4)
保育士バンクは登録者が24万人を超える業界最王手の転職エージェントになります。
他の転職エージェントでは希望条件に合った求人を紹介されることが一般的ですが、保育士バンクでは市区町村の細かいエリアや施設形態、土日祝日休みなど自分の細かい転職希望から求人を探すことができます。

他の転職エージェントと同じように求人紹介や面接対策などの転職サポートも受けられるため、自分に合ったスタイルで転職活動を進めることができます。
また、多くの転職エージェントが求人の多い都市部の転職サポートに特化している中、保育士バンクは地方を含めた全国の保育士求人に対応しているため転職地域を気にすることなく利用することができます。

保育士バンクは「自分のペースで転職活動を進めたい」「必要な時だけ転職サポートを受けたい」「しつこい求人紹介は嫌だ」「地方で転職したい」など、自分のスタイルに合った方法で転職活動を進めたい全国の保育士におすすめの転職エージェントになります。
- 保育士バンク公式サイト
https://www.hoikushibank.com/


総合評価:(4.3)
ジョブデポ保育士は保育士の転職サポートに特化した転職エージェントで、保育士の転職サポートに特化した他の転職エージェントに比べて求人数が圧倒的に多くなっています。

業界最大規模の求人数から小規模保育園や認可保育園、時短勤務やママさん保育士歓迎など、それぞれの保育士に合った希望の求人に出会うことができます。
また、ジョブデポ保育士の求人は80%が非公開求人となります。

非公開求人はその名の通り一般には公開されていない求人で、企業が求人を非公開にする理由には次のようなものがあります。
- 急な退職者など、すぐに人材が必要な場合
- 専門的なスキル・経験など、ピンポイントの人材が欲しい場合
- 大量の応募者による採用手続きの手間を避ける場合
- 在籍している従業員より募集者の給与が高い場合
- 他企業に採用活動を知られたくない場合
求人を非公開で募集することでピンポイントの人材募集や採用活動の効率化など企業側に様々なメリットがあるため、非公開求人には条件の良い求人が数多く存在します。
また、非公開求人はジョブデポ保育士に登録しなければ見ることができないため、公開求人に比べてライバルの少ない求人を紹介してもらうことができます。
ジョブデポ保育士は好条件の求人を1件でも多くチェックしたい保育士や年収アップを考えている保育士におすすめの転職エージェントになります。
- ジョブデポ保育士公式サイト
https://j-depo.com/hoiku
保育士が転職エージェントを利用する時の5つのポイント

保育士の転職におすすめの転職エージェントは分かりましたが、転職エージェントを利用する時に気をつけるポイントはありますか?
はい。
転職エージェントを利用する時には最低限気をつけておくべき5つのポイントがあります。
このポイントを頭の片隅に入れながら転職エージェントを利用することで、転職成功の可能性を高めることができます。
- 転職サイト、転職エージェントの仕組みを理解しておく
- 転職の意思があることをしっかり伝える
- 担当者が合わない時は変更する
- 複数の転職エージェントを利用する
- 評判・口コミは参考までに
ポイント1:転職サイト、転職エージェントの仕組みを理解しておく
転職サイトには転職者が自分で求人を探しながら企業と直接やり取りをする「検索型転職サイト」と、希望条件に合った求人を紹介してもらう「転職エージェント」があります。

先ほどおすすめした3つの転職エージェントを利用することで、様々な転職サポートを受けながら転職活動を進めていくことができます。

転職エージェントを利用することで求人紹介をはじめ、色々な転職サポートを受けられるんですね。
でも、転職サポートを受けるのにお金はかからないんですか?
上のイラストにもあるように、転職エージェントは企業からもらう紹介料によって運営されているため、全ての転職サポートを無料で利用することができます。
企業から支払われる紹介料は一般的に転職者の年収の30%前後となるため、転職の成立件数を増やし、転職者の年収が高ければ高いほど受け取る紹介料も多くなります。
そのため、転職エージェントの中には転職者の転職希望を十分に聞かず無理に転職をさせようとする「ブラック転職エージェント」も存在するので、転職エージェントを選ぶ時には注意が必要です。
このように転職サイトや転職エージェントの仕組みを理解した上で利用することで、一方的に転職サポートを受けるだけではない「主体的な転職活動」をすることができます。

ポイント2:転職の意思があることをしっかり伝える
先ほど紹介したように転職エージェントは転職を成立させることで紹介料が入るため、少しでも多くの転職を成立させようと考えます。
次のような2人の転職者がいた場合、キャリアアドバイザーは、どちらの転職者に積極的な転職サポートをするでしょうか?
- 転職者A:いい求人があった時に転職できればいいです
- 転職者B:何としても1ヶ月以内に転職したいです!
転職者Bの方が転職活動に積極的な感じがしますね。
そうですね。
2人の転職者が同じ条件で転職を希望している場合、転職者Bのように転職する意思がより強い人に対して、より積極的な転職サポートが行われます。
もしあなたが転職者Aのような気持ちで転職エージェントを利用する場合でも、転職者Bのように1ヶ月とは言わないまでも、転職したい意思があることをしっかりとキャリアアドバイザーに伝えるようにして下さい。
2週間に1回程度キャリアアドバイザーにコンタクトをとるなど、転職の意思があることを伝えることでより多くの求人を紹介してもらえるようになり、転職成功の可能性を高めることができます。

ポイント3:担当者が合わない時は変更する
あなたを転職サポートしてくれるキャリアアドバイザーの中には強引に求人をすすめてくる担当者や、どうしても自分と合わない担当者がいる可能性もあります。
そのような時は自分が気に入らない求人へ無理に申し込む必要はなく、キャリアアドバイザーに無理に合わせる必要もありません。
転職するのはあなた自身です。
万が一、あなたの担当になったキャリアアドバイザーが強引に求人をすすめてきたり、どうしても自分と合わないキャリアアドバイザーが担当者になった時には、遠慮せずに担当者を変更するようにして下さい。
担当者の変更はメールや電話連絡で簡単にできるので、担当者本人に伝えて気まずい思いをすることもありません。
担当者の変更をお願いする時は、ただ変更をお願いするだけでなく、今まで転職サポートをしてもらったお礼もしっかりと伝えるようにして下さい。
下の「担当者変更依頼フォーマット」のように「別の担当者の視点でも求人を探したい」と伝えることで、スムーズに担当者の変更をすることができます。
〇〇〇〇(←利用した転職エージェント名)
担当×××様
いつもお世話になっております。
先日、転職相談をさせていただいた△△△△と申します。
誠に勝手ではございますが、別の担当者の視点からも求人を探したく連絡をさせて頂きました。
お忙しい中とは思いますが、よろしくお願い致します。

ポイント4:複数の転職エージェントを利用する
全国には約18,000もの転職エージェントがあり、利用する転職エージェントによって紹介される求人や受けられる転職サポートも大きく異なります。
自分の転職目的に合った求人紹介や転職サポートを受けるためにも、複数の転職エージェントを利用することをおすすめします。
複数の転職エージェントを利用することで様々なメリットがあります。
複数の転職エージェントを利用するメリット |
|
先ほど紹介した保育士におすすめの3つの転職エージェントをうまく活用しながら転職活動を進めるようにして下さい。
- 保育士BOOK
求人紹介だけでなく全国約560校の保育士養成校にフリー求人情報誌「保育士BOOK」を設置する保育情報メディア。
取材で訪れた保育園の雰囲気や人間関係など現場のリアルな情報収集が強み。
事前に現場のリアルな情報を知り転職前後のギャップを少しでも小さくしたい保育士におすすめの転職エージェント。 - 保育士バンク
登録者24万人を超える業界最王手の転職エージェント。
求人紹介を受けるだけでなく勤務地や土日祝日休みなど自分の細かい転職希望から求人を探すことも可能。
必要な転職サポートは受けつつ求人探しはマイペースに進めるなど、自分のスタイルで転職活動を進めたい保育士におすすめの転職エージェント。 - ジョブデポ保育士
業界最大規模となる10万件を超える求人数。
求人の80%がジョブデポ保育士だけで紹介される非公開求人となり、1件でも多くの好条件求人をチェックしたい保育士におすすめの転職エージェント。
ここがポイント
複数の転職エージェントを利用した時は各転職エージェントの担当者にも伝えるようにしましょう。
先ほども紹介したように転職エージェントは企業の紹介料によって運営されているため、1件でも多く転職を成立させることを常に考えています。
そのため、複数の転職エージェントを利用していると伝えることで、何とかして自分のところで転職をしてもらおうと、それぞれの転職エージェントからより丁寧な転職サポートを受けることができます。
ポイント5.評判・口コミは参考までに
転職エージェントのネット上における評判や口コミは、利用する時の参考程度にすることをおすすめします。
ネット上には本当にたくさんの転職エージェントに関する評判や口コミが書かれたサイトがあるため、様々なサイトを見ていると目移りしてしまい、結局どの転職エージェントを利用すべきかどうか分からなくなってしまう人も少なくありません。
先ほど転職エージェントの仕組みでも紹介したように、転職エージェントは無料で利用することができるため、転職者には何のリスクもありません。
ネット上に出ている転職サイトの評判や口コミは参考にしつつも、最後は実際に自分で利用しながら自分自身で判断することが大切です。

まとめ
保育士の転職におすすめの転職サイト・エージェントをランキング形式で紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
利用する転職サイトによって求人内容や転職サポートも異なり、転職結果にも大きく影響します。
自分に合った転職サイトをうまく活用しながら、あなたが希望する仕事に出会えることを願っています。
- 保育士BOOK公式サイト
https://hoikushibook.com/ - 保育士バンク公式サイト
https://www.hoikushibank.com/ - ジョブデポ保育士公式サイト
https://j-depo.com/hoiku
転職目的やケース別に転職サイトを探したい人は、こちらの記事も参考にして下さい。