この記事では介護職の転職におすすめの転職サイト・エージェントをランキング形式で紹介しています。
介護職の仕事で転職を考えている人は、ぜひこの記事を読んでみて下さい。
徹底比較|介護職の転職におすすめの転職サイト・エージェントとは?
これから転職を考えている介護業界ですが、現在はどういう状況なんですか?
介護業界は今後迎える超高齢化社会に伴い、介護を必要とする要介護認定者が増加することで介護職員数も急激な伸びを示しています。
今後は介護業界で働く人がますます必要とされるんですね。
はい。
多くの働き手が必要なことから介護業界の有効求人倍率は全職業(1.36倍)に比べて2倍以上高い3.02倍となり、1人の求職者に対して3件以上の求人がある「売り手市場」が続いています。
介護業界で働く人にとっては良い状況ですね。
ところが良いことばかりではなく、介護職の仕事は体への負担や待遇面から短期間で離職する人も多く、他産業に比べて離職率も高くなっています。
退職理由には「業務に関連する心身の不調」を中心に「事業所の理念に共感できない」「職場の人間関係」「収入の少なさ」などが続いています。
介護業界で働くのも良いことばかりではないんですね。
はい。
このような介護業界の状況を踏まえ、介護職に転職する人は転職先についてしっかりとリサーチを行い、転職前後のギャップを小さくすることが後悔しない転職に繋がります。
介護業界の状況については分かりましたが、介護職に転職する時はどのような転職サイトや転職エージェントを利用すればいいんですか?
介護職へ転職する人は転職前後のギャップを少しでも小さくしながら納得のいく転職をするために、次の3つのポイントを元に転職サイトや転職エージェントを選ぶようにして下さい。
- 転職実績→
何となく良いという「イメージ」ではなく、今までの転職実績から「実際に結果を出してきた転職サイト・エージェント」を利用する。 - 求人数→
1件でも多く求人をチェックすることが希望の求人に出会うことに繋がるため、求人数の多い転職サイト・エージェントを利用する。 - サポート体制→
一方的な求人紹介ではなく、面接対策や転職先の情報提供など転職者目線のサポートをしてくれる転職サイト・エージェントを利用する。
介護職の転職におすすめの転職サイト・エージェントランキング
3つのポイントから介護職におすすめの転職サイト・エージェントは次の3つになります。
介護職の転職におすすめの転職サイト・エージェント | ||||
転職実績 | 求人数 | サポート体制 | 総合評価 | |
1.マイナビ介護職 | 4.4 |
4.5 |
4.6 |
4.5 |
2.かいご畑 | 4.3 |
4.0 |
4.7 |
4.3 |
3.きらケア | 4.6 |
4.0 |
4.0 |
4.2 |
4.クリックジョブ介護 | 3.7 |
3.7 |
4.0 |
3.8 |
5.カイゴジョブエージェント | 3.7 |
3.6 |
3.8 |
3.7 |
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きらケアは介護職の求人に特化した転職エージェントで、全国各地域にいる専任のキャリアアドバイザーから地域密着の転職サポートを受けることができます。
きらケアでは事業所ごとにいる担当者が年間700回以上の事業所訪問を行っているので、上司になる人の人柄や本当の残業時間などリアルな職場情報を転職前に知ることができます。
また、他の転職エージェントに比べて介護求人が多いため、きらケアを利用することで求人の取りこぼしも防ぐことができます。
きらケアは転職前後のギャップを少しでも小さくしたい人や介護求人を1件でも多くチェックしたい人におすすめの転職エージェントになります。
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かいご畑は無資格・未経験から介護職を始める人のサポートを積極的に行っている転職エージェントで、キャリアアップ応援制度を利用することで働きながら介護職の資格を無料で取得することができます(※テキスト代はかかります)
また、かいご畑で紹介される求人には20代から50代までの幅広い求人があるため、今までの経験や年齢を気にすることなく利用することができます。
一方、きらケアで紹介したグラフからも分かるようにかいご畑は他の転職エージェントに比べて求人数が少ないため、他の転職エージェントとの併用が必要になります。
かいご畑は無資格・未経験から介護職に挑戦したい人がまず利用すべき転職エージェントになります。
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マイナビ介護職は業界最王手のネットワークを生かし、他の転職エージェントでは紹介してもらえない好条件の非公開求人が数多くあります。
非公開求人はその名の通り一般には公開されていない求人で、企業が求人を非公開にする理由には次のようなものがあります。
- 急な退職者など、すぐに人材が必要な場合
- 専門的なスキル・経験など、ピンポイントの人材が欲しい場合
- 大量の応募者による採用手続きの手間を避ける場合
- 在籍している従業員より募集者の給与が高い場合
- 他企業に採用活動を知られたくない場合
求人を非公開で募集することでピンポイントの人材募集や採用活動の効率化など企業側に様々なメリットがあるため、非公開求人には条件のいい求人が数多く存在します。
また、非公開求人はマイナビ介護職に登録しなければ見ることができないため、公開求人に比べてライバルの少ない求人を紹介してもらうことができます。
マイナビ介護職は年収アップをはじめ少しでも好条件の介護職求人をチェックしたい人におすすめの転職エージェントになります。
介護職の転職サイトを利用する時の5つのポイント
介護職の転職におすすめの転職サイトは分かりましたが、転職サイトを利用する時に気をつけるポイントはありますか?
はい。
転職サイトを利用する時には最低限気をつけておくべき5つのポイントがあります。
このポイントを頭の片隅に入れながら転職サイトを利用することで、転職成功の可能性を高めることができます。
- 転職サイト、転職エージェントの仕組みを理解しておく
- 転職の意思があることをしっかり伝える
- 担当者が合わない時は変更する
- 複数の転職エージェントを利用する
- 評判・口コミは参考までに
ポイント1:転職サイト、転職エージェントの仕組みを理解しておく
転職サイトには転職者が自分で求人を探しながら企業と直接やり取りをする「検索型転職サイト」と、希望条件に合った求人を紹介してもらう「転職エージェント」があります。
先ほどおすすめした3つの転職エージェントを利用することで、様々な転職サポートを受けながら転職活動を進めていくことができます。
転職エージェントを利用することで求人紹介をはじめ、色々な転職サポートを受けられるんですね。
でも、転職サポートを受けるのにお金はかからないんですか?
上のイラストにもあるように、転職エージェントは企業からもらう紹介料によって運営されているため、全ての転職サポートを無料で利用することができます。
企業から支払われる紹介料は一般的に転職者の年収の30%前後となるため、転職の成立件数を増やし、転職者の年収が高ければ高いほど受け取る紹介料も多くなります。
そのため、転職エージェントの中には転職者の転職希望を十分に聞かず無理に転職をさせようとする「ブラック転職エージェント」も存在するので、転職エージェントを選ぶ時には注意が必要です。
このように転職サイトや転職エージェントの仕組みを理解した上で利用することで、一方的に転職サポートを受けるだけではない「主体的な転職活動」をすることができます。
ポイント2:転職の意思があることをしっかり伝える
先ほど紹介したように転職エージェントは転職を成立させることで紹介料が入るため、少しでも多くの転職を成立させようと考えます。
次のような2人の転職者がいた場合、キャリアアドバイザーは、どちらの転職者に積極的な転職サポートをするでしょうか?
- 転職者A:いい求人があった時に転職できればいいです
- 転職者B:何としても1ヶ月以内に転職したいです!
転職者Bの方が転職活動に積極的な感じがしますね。
そうですね。
2人の転職者が同じ条件で転職を希望している場合、転職者Bのように転職する意思がより強い人に対して、より積極的な転職サポートが行われます。
もしあなたが転職者Aのような気持ちで転職エージェントを利用する場合でも、転職者Bのように1ヶ月とは言わないまでも、転職したい意思があることをしっかりとキャリアアドバイザーに伝えるようにして下さい。
2週間に1回程度キャリアアドバイザーにコンタクトをとるなど、転職の意思があることを伝えることでより多くの求人を紹介してもらえるようになり、転職成功の可能性を高めることができます。
ポイント3:担当者が合わない時は変更する
あなたを転職サポートしてくれるキャリアアドバイザーの中には強引に求人をすすめてくる担当者や、どうしても自分と合わない担当者がいる可能性もあります。
そのような時は自分が気に入らない求人へ無理に申し込む必要はなく、キャリアアドバイザーに無理に合わせる必要もありません。
転職するのはあなた自身です。
万が一、あなたの担当になったキャリアアドバイザーが強引に求人をすすめてきたり、どうしても自分と合わないキャリアアドバイザーが担当者になった時には、遠慮せずに担当者を変更するようにして下さい。
担当者の変更はメールや電話連絡で簡単にできるので、担当者本人に伝えて気まずい思いをすることもありません。
担当者の変更をお願いする時は、ただ変更をお願いするだけでなく、今まで転職サポートをしてもらったお礼もしっかりと伝えるようにして下さい。
下の「担当者変更依頼フォーマット」のように「別の担当者の視点でも求人を探したい」と伝えることで、スムーズに担当者の変更をすることができます。
〇〇〇〇(←利用した転職エージェント名)
担当×××様
いつもお世話になっております。
先日、転職相談をさせていただいた△△△△と申します。
誠に勝手ではございますが、別の担当者の視点からも求人を探したく連絡をさせて頂きました。
お忙しい中とは思いますが、よろしくお願い致します。
ポイント4:複数の転職エージェントを利用する
全国には約18,000もの転職エージェントがあり、利用する転職エージェントによって紹介される求人や受けられる転職サポートも大きく異なります。
自分の転職目的に合った求人紹介や転職サポートを受けるためにも、複数の転職エージェントを利用することをおすすめします。
複数の転職エージェントを利用することで様々なメリットがあります。
複数の転職エージェントを利用するメリット |
|
先ほど紹介した介護職におすすめの3つの転職エージェントをうまく活用しながら転職活動を進めるようにして下さい。
複数の転職エージェントを利用した時は各転職エージェントの担当者にも伝えるようにしましょう。
先ほども紹介したように転職エージェントは企業の紹介料によって運営されているため、1件でも多く転職を成立させることを常に考えています。
そのため、複数の転職エージェントを利用していると伝えることで、何とかして自分のところで転職をしてもらおうと、それぞれの転職エージェントからより丁寧な転職サポートを受けることができます。
ポイント5.評判・口コミは参考までに
転職サイトや転職エージェントのネット上における評判や口コミは、利用する時の参考程度にすることをおすすめします。
ネット上には本当にたくさんの転職サイトに関する評判や口コミが書かれたサイトがあるため、様々なサイトを見ていると目移りしてしまい、結局どの転職サイトを利用すべきかどうか分からなくなってしまう人も少なくありません。
先ほど転職エージェントの仕組みでも紹介したように、転職エージェントは無料で利用することができるため、転職者には何のリスクもありません。
ネット上に出ている転職サイトの評判や口コミは参考にしつつも、最後は実際に自分で利用しながら自分自身で判断することが大切です。
まとめ
介護職の転職におすすめの転職サイトを紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
利用する転職サイトによって求人内容や転職サポートも異なり、転職結果にも大きく影響します。
自分に合った転職サイトをうまく活用しながら、あなたが希望する仕事に出会えることを願っています。
- 【きらケア公式サイト】
https://job.kiracare.jp/ - 【かいご畑公式サイト】
https://kaigobatake.jp - 【マイナビ介護職公式サイト】
https://kaigoshoku.mynavi.jp/
転職目的やケース別に転職サイトを探したい人は、こちらの記事も参考にして下さい。